クリーンテクノロジー 2021年4月号 PDF版

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クリーンテクノロジー 2021年4月号 PDF版

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■特集:微生物評価技術
○紫外線ランプ222 nmの細菌と真菌に対する殺菌効果
/新日本空調(株)/高塚 威・清水一功・磯 佑輔・梅原啓輔
水銀不使用の紫外線222 nmが細菌や真菌を99.9%殺菌するために必要な照射量を従来型の殺菌紫外線254 nmと比較した。波長特性による違いから殺菌必要量に従来型と差が生じる可能性が示唆された。

○タクシー車内空間におけるインフルエンザ等感染症対策の課題と環境制御手法の検討
/名古屋工業大学/須藤美音・松田崇志
タクシードライバーは感染症等を発症した患者を乗車させる機会も多く、ドライバーへの感染リスクが極めて高い。本稿では、タクシー会社を対象にアンケート調査を行い、ドライバーの特性や車内環境制御方法を明らかにする。タクシー車内において感染乗客者の咳呼出によるウイルス拡散防止を目的とした空調制御手法の検討を行うため、車内の気流性状および咳気流に伴って呼出された非定常状態での唾液粒子の拡散を解析した。本稿では、タクシー車内空間におけるインフルエンザ等感染症対策の課題と環境制御手法の検討について紹介する。

○行動シミュレーションによる感染リスク評価事例
/東京都市大学/北島芳基・永野秀明
建物の廊下幅が感染リスクに及ぼす影響をシミュレーションによって分析した事例を紹介する。その結果、廊下幅が広がるほど、感染リスクが減少し、特に廊下幅2mと3mの間で感染リスクに大きな差が生じた。

■特集:微粒子可視化システムと微粒子測定機
○クリーン化の持続的成功
/(株)インテクノス・ジャパン 門井剛史・高木 篤
2021年2月、国際規格ISO 14644「クリーンルーム及び関連制御環境」に新しくPart17が追加された。本稿では、Part17の要旨を含め、粒子堆積率「PDR」と表面清浄度「SCP」を活用した、「汚染リスクマネージメント」について紹介する。

○微粒子可視化システムと応用技術
/新日本空調(株)/稲毛亮太
当社では、従来の散乱光を用いた可視化技術の高感度化により、微粒子可視化システムの開発を進めてきた。本稿では、最新の微粒子可視化技術と、その技術を応用した製品について紹介する。

○3 nm計測の走査型液中ナノパーティクルカウンター
/(株)カノマックスコーポレーション/大竹哲哉
走査型液中ナノパーティクルカウンター(STPC3)は、最先端の半導体製造分野での超純水(UPW)や希釈した化学薬品中の微粒子計測として、従来の10 nmの感度を3 nmまで高めた新製品である。

○たかがパーティクルカウンタ、されどパーティクルカウンタ
/(株)パーティクルプラス/水野眞人
クリーンルームなど高清浄度空間中の粒子個数/径/分布を提供するパーティクルカウンタ。しかし、それは生産者のための限られた用途に過ぎない。今、生活空間など一般的な環境での新しい使われ方が模索されつつある。

■解説
○海外向け流量計測制御機能付電動二方弁
/アズビル(株)/新谷知紀・松村剛宏・野間口謙雄
空調システムの省エネルギーを実現する製品として、流量計測制御機能付電動二方弁「ACTIVAL+TM」を販売している。今回、小型軽量を実現しつつ流量計測精度を向上させる技術をもとに大口径モデルを開発した。

○手指衛生遵守率上昇に向けた小規模施設での実際の関わりと今後の展望
/洛和会丸太町病院/小野寺隆記
手指衛生は全ての感染対策の基本である。手指衛生遵守率上昇は重要な課題であり、様々なアプローチが試みられている。本稿では、小規模施設における取り組み内容とその結果について紹介し、今後の展望を検討する。

○新型コロナウイルス感染症の現状と対策
/聖路加国際病院/坂本史衣
新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19)が発生してから約1年が経過した。本稿では、COVID-19の五つの疫学的・臨床的特徴を踏まえた感染対策を紹介する。

○中国におけるLiB事業環境の変化と今後の課題
/森田化学工業(株)/堀尾博英
リチウムイオン2次電池は2000年頃から民生用の分野で順調に事業を拡大し、車載用電池としても注目されている。日系企業以外に韓国や中国の企業が新規参入し、中国では600社以上になった。しかし、電気自動車の普及は思惑とは異なり事業拡大の速度が先行し、供給過多で事業存続の危機に追い込まれる。2016年に中国政府が大規模な補助金政策を打ち出して市場は回復し、供給過多から供給不足へと反転した。しかし、各社の事業拡大で再び供給過多になり、国策として進めてきた電気自動車の普及はバスやタクシーなど公共車まで及んだが、小型車を含む乗用車の普及は進まず補助金は減額した。2020年新型コロナウイルス感染拡大による生活環境の変化が一般消費者の電気自動車への関心を高め、中国電気自動車市場は再び高騰の動きを見せる。

○人体局所で放射線を計測するウエアラブルデバイスの開発
/群馬大学/加田 渉
近年、人体眼部、水晶体における局所的な放射線影響の安全管理が注目を集めている。本稿では、簡便なウエアラブル型デバイスとしての放射線線量計の試作とその放射線測定評価例について紹介する。

○医療機関における病室と医療器具の日常清掃
/箕面市立病院/四宮 聡
医療機関における病室や医療器具の感染リスクと最近の知見について紹介する。また、感染制御の観点から明らかになっているリスク要因とそれに対する取り組みの一例として当院の活動を紹介する。

○ICTを利用した高機能性野菜の栽培
/秋田県立大学/小川敦史
植物工場においてICTを利用し、通常の野外での農業ではなく植物工場でしか栽培できない作物の栽培が期待されている。本稿では、栽培環境を厳密に制御することで可能になる高機能性野菜の研究例を紹介する。

○気中粒子計測技術の現状と今後の展望
/日本カノマックス(株)/髙橋基容
ハウスダストやPM2.5など、生活環境における粒子濃度が注目されつつある。また、クリーンルームの清浄度管理についても室単位の管理から、個々の領域における粒子濃度の確認が重要視されつつある。本稿では、これらを支える粒子計測技術について紹介し、今後の展望についても紹介する。

■製品紹介
○紫外線殺菌コンベア(上下照射)装置
/岩崎電気(株)/大宮健一

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