光アライアンス 2021年3月号 PDF版

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光アライアンス 2021年3月号 PDF版

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■特集:レーザー加工における最先端技術動向1
○産業界で実用化が進む半導体レーザーによる熱処理技術
/丸文(株)/江嶋 亮
半導体レーザは加工対象物に均質かつ局所的に入熱を加えることから、焼入れや肉盛を行うに最適なレーザである。硬化させたい材料にレーザを当て急速に温度を上昇させた後、急激に冷却されることで焼きが入るレーザ焼入れは、局所的な部分焼入れが可能で入熱量を最小限に抑えることができ、歪の少ない焼入れが可能となる。また、他の焼入れ工法とは違い、材料表面付近のみに強固な焼きが入るため、自己冷却による焼入れができることから冷却水などを使用しない。さらに、従来工法に比べて消費電力の少ない環境配慮型の新工法であり、日々の電気代削減にも貢献することができる。レーザ光の熱により溶融する溶融池に粉末や線材を供給するレーザ肉盛は、基材への熱影響も限定的であることから希釈が少なく、耐摩耗や耐腐食などの目的で肉盛する材料の特性を最大限活かすことができる。近年、200μm程度の膜厚を作る通常のレーザ肉盛よりもさらに薄膜となる20〜30μmの極薄膜のハイスピードレーザ肉盛の関心が高まっており、溶射やメッキの代替工法としての適用が始まろうとしている。

○ハブラニアンプロットを用いた製造現場における溶込み深さの簡易的予測の試み
/大阪産業大学/部谷 学/(株)レーザックス/小澤 健治/(有)アイテックインターナショナル/舟山 博人
製造現場における溶込み深さの簡易的な予測方法としてHablanianplotを使ったデータベース化が有効であることを紹介する。今後、データベース拡充のために、ほかのグループと協力して、さらなる追加実験をする必要がある。

○ICIによるインプロセス溶接モニタの開発
/IPGフォトニクスジャパン(株)/住森 大地
当社は「ファイバーレーザを大量生産における工具(ツール)へ」というミッションをもとに、ツールとして必要な加工状況を可視化するICI(Inline Coherent Imaging)技術を開発している。レーザ溶接中のキーホール深さの基本的な決定方法を紹介する。

○機械学習を応用したフェムト秒レーザーアブレーション加工量の予測
/光産業創成大学院大学/楠本 利行
レーザー加工への機械学習応用が盛んに進んでいる。本稿では、その一つとして、フェムト秒超短パルスレーザー除去加工における、レーザー加工条件および材料物性条件からレーザー加工除去量を予測するモデル作成への機械学習応用の試みについて紹介する。

■特集:医療現場に貢献する光技術3
○転移性脳腫瘍治療における光線力学的治療(photodynamic therapy:PDT)の適応と可能性
/国立がん研究センター中央病院/宮北 康二・大野 誠・高橋 雅道・柳澤 俊介・成田 善孝
転移性脳腫瘍の治療成績の改善は、がん全体の治療成績を改善させることと、転移性脳腫瘍に伴う神経症状を改善させ担癌患者の日常の活動範囲や生活の質を維持するためにも必要である。現在の治療法としては手術療法、放射線療法、薬物療法が挙げられるが、我々は新たな治療として光線力学的治療(PDT)の可能性を期待している。本稿では、転移性脳腫瘍に対するPDTの適応、問題点につき検討し、適応拡大へ向けた臨床試験についても紹介する。

○ざ瘡瘢痕に対するレーザーを用いた複合治療
/むすび葉クリニック渋谷/淺岡 匠子
ざ瘡後瘢痕に対し、minimally ablative resurfacing laserの一つであるEr:YSGGレーザー、および双極式高周波を用いたフラクショナルRFを用いて治療を行い、それぞれ比較的良好な改善を得た。

■製品特集:光学系設計ソフト活用術2
○照明設計・解析における波動光学や熱・流体解析との連携
/サイバネットシステム(株)/笹川 平久
近年、照明設計解析ツールの利用用途が広がってきている。本稿では、照明設計解析ツールLightToolsを用いた化粧品評価、波動光学解析ツール(RSoft)や熱・流体解析ツール(ANSYS)と連携した新しい解析についていくつかの事例を紹介する。

○オプトメカニカルソフトウエア
/(株)ノーツアンドクロス 山本 努
照明系のデザイン・解析・最適化・公差解析ツールであるオプトメカニカルソフトウエアTraceProは、立ち上がりの早いラーニングカーブを実現する洗練されたメニュー構造のCADインタフェースと、インタラクティブオプティマイザ・トラレンサを含む強力なデザイン支援機能をもち、デザインから製品の市場投入までの時間短縮をさらに加速する。本稿では、その機能と役割について紹介する。

○プロジェクションヘッドランプの設計手法
/(株)オクテック/コプフピエール/Breault Research Organization Inc./Kevin Garcia
ASAP RNextGenを用いた、初期設計から標準模擬試験用に至る、LEDヘッドランプのバーチャル設計手法を式、図を用いて紹介する。ASAP RNextGenが、これらのプロセスを効率よく、分かりやすく表示する環境が準備されている点も紹介する。

○汎用光工学解析ソフトウエア
/CBS japan/稲畑 達雄
FREDmpcは、レンズや鏡枠の迷光解析や実画像評価を高精度で行うPCソフト。米国NVIDIA社との協業で、CUDA言語対応により業界初のGPUボード駆動でCPU処理の400〜 1,200倍の高速処理を実現。

■製品技術紹介
○進化する高出力パルスグリーンファイバーレーザーとその機能
/スペクトラ・フィジックス(株)/谷本 浩

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