プラスチックス 2020年10月号 PDF版

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S2010

プラスチックス 2020年10月号 PDF版

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1,628 円(税込)
■特集:プラスチック産業は今
新型コロナウイルス感染症の脅威が世界を覆った2020年。私たちが3年間待ちに待った国際プラスチックフェアも、バーチャル開催への変更を余儀なくされました。そんな中、不織布マスク、パーテーション、外食用容器、医療用ガウンとプラスチック製品が感染拡大防止に大活躍し、改めてプラスチックの優位性に注目が高まった時期にもなりました。本特集では、プラスチック産業の現在と展望を、各分野の識者にまとめて頂きました。

○“超”を極める射出成形を目指して
/YOKOI Labo/横井秀俊
筆者は、「“超”を極める射出成形」特別研究会(Uプロジェクト)を立ち上げ、延べ20年間にわたって継続してきた。当初は超高速・超薄肉・超転写射出成形に注力したが、近年では具体的な研究テーマの提案、共同研究の個別の申し込みや相談なども多数寄せられるようになった。本稿では、Uプロジェクト成果の一端を紹介し、今日的な意義および将来に向けた展望を述べることとする。

○射出成形の現状とこれから
/本間技術士事務所/本間精一
自動車、携帯端末、事務機器、精密機器などにおける高性能・高機能化、小型軽量化、コスト低減、環境安全などの要求に応えるため、射出成形技術の高度化や多様化が図られている。本稿では技術開発の動向と今後に課題について述べる。

○押出成形技術の現状と今後の展開
/西澤技術研究所/西澤 仁
本稿では、長年、電線、ケーブルの押出しおよび押出連続架橋、各種異形品の製造、機能性エンプラ材料、ゴム材料について二軸押出機によるコンパウンディングを実施してきた立場から、押出成形技術の現状とこれからを考察してみたい。

○製品設計者が考える「プラスチック金型のこれから」
/伊藤英樹技術士事務所/伊藤英樹
アフターコロナにおける金型の本質は「人」。「誰のための金型か」「なぜ金型か」との発想が大切。顧客を勝たせて自分も勝つ。そのために何ができるか。金型でなくてはならない根拠が揺らぐ可能性の指摘。金型の価値を提供し続けることが重要である。

○プラスチック材料の現状とこれから
/髙野技術士事務所/髙野菊雄
経済発展と共に歩んできたプラスチックの生産量は、1997年に約1,522万トンの最高生産量を記録し、比重換算で鉄鋼の生産量に匹敵するまでに至った。本稿では、プラスチック材料の現状及び動向をまとめる。

○プラスチックリサイクルの現在とこれから
/産業技術総合研究所/加茂 徹
廃プラスチックのリサイクルは、新たに投入される資源を最小化することが目的である。対象の品質に応じて、マテリアルリサイクル、ケミカルリサイクル、エネルギー回収を選択する。海洋プラスチックや使い捨て容器の問題は、エシカルな視点から考える。

○プラスチック成形加工業界の現状と課題
/全日本プラスチック製品工業連合会/八尋一恭
プラスチック製品製造業の生産高は増加しているものの、小規模企業を中心に事業所は減少を続けている。また、雇用の確保を課題とする企業が多く、新たな取組みが必要となっている。今後は海洋プラスチック問題に真摯に対応し、魅力ある業界づくりに努め、業界の更なる発展を目指していきたい。

○プラスチック関連規格の現状
/日本プラスチック工業連盟/斉藤 良
日本プラスチック工業連盟はISO/TC61(プラスチック)の国内審議団体であり、プラスチックに係わるISO規格およびJISの開発を進めている。TC61の傘下には11個のSCが(サブコミッティー)がある。本稿では、各SCの重要な規格及び最近のトピックスについて説明する。

○製造品質の安定化を実現する成形誤差補正技術
/(株)日立製作所/寺前俊哉・荒井 聡・島田遼太郎
サプライチェーンの変化にフレキシブルに対応可能な生産システムを構築するために、熟練者ノウハウや加工設備などの製造環境に依存せず、どこででも安定品質の製造を実現する成形誤差補正(デジタルレシピ)技術によるものづくりについて紹介する。

○高校生、プラスチック成形を学ぶ
/長野県上田千曲高等学校/鈴木英介
射出成形による樹脂製品の生産性は、使用される金型技術、成形技術、樹脂材料の技術に大きく影響される。こういった射出成形に関わる技術について、生徒が課題研究の中で企業連携を通じて樹脂製品を開発する学習を実施した。生徒の企業連携の実施は、今後の本校のものづくり人材育成のモデルの一つとして位置付け、これからの展望も見据え活動を進めた。本稿ではその成果を紹介する。

■連載
○編集の眼:老舗キャップメーカーの挑戦 睦化工(株)
/編集部

○コロナ禍と熱中症から社会や従業員を守る ALSOK
/編集部

○トヨタ生産方式をプラスチック成形に応用しよう 第1回
/技術オフィス Tech-T/高原忠良

○これ、プラスチックで作りました 第34回
/(株)ノボル電機/猪奥年紀

○助っ人工業デザイナーの独り言 第65回
/(株)H&Adesigners/鈴木英夫

○世界のバイオプラスチックは今 第34回
/ITIコンサルタント事務所/猪股 勲

○大自然を科楽する 第54回
/青野哲士

【特別企画「誌上見本市製品ガイド2020」】

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