日工の技術雑誌

画像ラボ 2020年10月号
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Ga2010

画像ラボ 2020年10月号

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■解説
〔検査〕
○異状発生直前・直後のペア画像群を用いた高リアリティ画像生成に基づくキズ検出
/中京大学/橋本 学・小林 大起
本研究では、異状発生の直前・直後に相当する大量の人工的なペア画像群を取得してデータベース化し、これをもとに異状有り画像からリアリティの高い異状無し画像を生成した上で、シンプルな画像間差分によって異状検出を行う手法を提案した。実画像実験の結果、素地にも依存するが、キズ検出に関して一定の有効性が示された。

○熱画像の時系列変化を用いた果実検出法の基礎的検討
/高知工科大学/栗原 徹・久保田 雄斗・竹原 慎・窪田 伊織・岡 宏一/高知県安芸農業振興センター/猪野 亜矢/高知県農業技術センター/高橋 昭彦
熱容量に着目し、サーモグラフィカメラによって得られる温度の時系列変化からハウス内で栽培される果菜類の検出を試みた。ヒータによる加温や夕方の気温が低下する時間において葉と果実の区別ができる可能性を示した。

○ワンショット光学検査技術
/(株)東芝/大野 博司
散乱光を利用し、マイクロメートルオーダほどの微小な欠陥を光学検査する技術を開発した。本技術は、ワンショットで散乱光の偏向角を全画素に渡り色情報として取得する。これにより、欠陥を周囲と異なる色で撮像し、欠陥の検知や識別が非接触で効率的に実施できるようになった。

〔農林水産業〕
○水産業支援のための画像センシング技術
/熊本大学/戸田 真志
「海をみる」ことは、水産業における多様で幅広い活動を下支えする基礎的な情報の獲得行為である。筆者らは、カメラで獲得可能な水産現場の視覚情報を利用し、画像解析技術を駆使することで、ホタテガイ等の水産資源種の計測の他、漁場の環境情報の抽出と可視化を通じて、水産業を支援する取り組みを続けている。本稿では、これらの取り組みの背景や研究開発の詳細を紹介する。

〔認識・抽出〕
○深層学習を用いた画像認識と空き家の発生予測
/早稲田大学/森本 章倫/アクセンチュア(株)/北島 紗恵/Bloomberg L.P./六本木 延浩/(一財)計量計画研究所 冨岡 秀虎
空き家の発生は周辺環境にも関係している。ここでは空間属性が空き家発生に及ぼす影響を、深層学習の一種である画像認識技術を用いて推計した。分析の結果、公共交通網分布、用途地域分類、住居分布による画像表現が、空き家予測の精度を向上させることを示した。

○CAPTCHAは画像認識AIに勝つことができるか?
/北九州市立大学/原 亨・佐藤 敬
機械学習を用いた画像認識技術の飛躍的な発展により、CAPTCHAへの脅威が現実的なものとなりつつある。本稿では、そうした脅威に対抗するために開発された、画像認識AIを騙す画像の生成方法とそのCAPTCHAへの応用について紹介する。

〔解析・計測〕
○美容分野における顔画像処理の応用
/慶應義塾大学/田中 敏幸・森 勇人/(株)シーボン/嶽釜 那月
近年、画像解析技術を美容の分野で利用する取り組みが始まっている。顧客の肌状態の経時・経年変化を全顔画像から判定する場合、常に同じ顔位置の肌画像を撮影する必要がある。本稿では、全顔画像から解析領域の位置を特定するための前処理として、基準特徴点を求める手法について説明する。

〔画像処理〕
○Multiscale Normalized Cutsを用いた画像の二値領域分割
/鳥取大学/三柴 数
画像領域分割の一手法であるNormalized Cutsを拡張したMultiscale Normalized Cutsを用いた画像の二値領域分割について紹介する。この手法は、複数のスーパーピクセル群を用いて領域分割することで、領域分割結果がスーパーピクセルの形状に大きく依存してしまうことを避けられる。

■話題の製品と技術
○車載グレード 125ビーム ソリッド型LiDAR
/(株)ZMP/安田 武
RS-LiDAR-M1は、量産車両向けに設計された世界最小の車載グレード ソリッド型LiDARである。車両の安全運転のために信頼性の高い三次元環境認識を提供する。

■特集:ラインセンサカメラと自動外観検査の進化
○FPGAを用いたタオルに付着した毛髪検出システム
/東京理科大学/相川 直幸
本稿では、FPGA(Field-Programmable Gate Array)を用いてリアルタイムにタオルに付着した毛髪を自動で検出するシステムを紹介する。このシステムでは、400〜500mmの長さのタオルを毎時1800枚処理することが可能である。

○赤外線サーモグラフィカメラによる舗装下RC床版内部欠陥検出システム
/NEXCO西日本イノベーションズ(株)/内田 勇治/西日本高速道路エンジニアリング関西(株)/松井 俊吾/神戸大学/塩澤 大輝・阪上 隆英
走行車両搭載の赤外線サーモグラフィカメラによる温度計測により橋梁舗装面下のコンクリート床版におけるクラックなどを検出する撮影システムを製作した。また、合わせて撮影データを走行方向に自動合成し、重複部分のスタッキング処理により画質を向上させる方式を開発した。

○ハイパースペクトルカメラによる膜厚計測システム
/大塚電子(株)/田口 都一
フィルム製造工程において全面膜厚検査を可能にする当社製品「ラインスキャン膜厚計」を紹介し、従来の膜厚検査システムとの違いや本製品の特長を解説する。

○25GigE技術およびEVT社製25GigEラインスキャンカメラ
/(株)アド・サイエンス/西村 健・岸 祐輔
最新の通信インターフェイスである10GigE/25GigE」および「PTPによる複数台カメラの同期の解説し、世界で初めて10GigE/25GigEのカメラを製造・販売したEmergent Vision Technologies(以下EVT)社の8Kラインスキャンカメラの紹介をする。

○ラインスキャンカメラの基礎とソリューション、最先端技術について
/(株)エーディーエステック/石井 省伍
ラインスキャンカメラでなければ撮像ができないアプリケーションもあり、生産現場では非常に有益な技術となっている。本稿では、ラインスキャンカメラの基礎から最新技術まで紹介し、ラインスキャンカメラが重宝される理由について述べる。

○高速・高画質なカラーラインセンサカメラ
/(株)リンクス/宮崎 祐樹
高画質かつ高速なカラーラインセンサカメラ「allPIXAシリーズ」の特長と、高さ画像とカラー画像を同時に取得するステレオビジョン方式のカラーラインスキャンカメラ「3DPIXAシリーズ」について紹介を行い、他のカメラとの違いやその高機能性に触れながら、FAでの有用性に着目して解説する。

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