日工の技術雑誌

クリーンエネルギー 2020年10月号
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E2010

クリーンエネルギー 2020年10月号

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■テクニカルレポート
○発電効率65%の固体酸化物形燃料電池システムの開発
/東京ガス(株)/藤木広志・中島達哉・波多江徹
当社は、SOFCセルスタックの2段化とH2O除去による燃料再生の技術を組み合わせた燃料電池システムの開発を行い、AC出力5kW、AC発電効率65%LHVの性能を確認した。今後、フィールド実証を経て、早期の商品化を目指していく。

○需要者の意志を反映する小売電力市場メカニズムの開発
/早稲田大学/和佐泰明・飯野 穣・内田健康
本稿では、著者らが開発した、需要者の意志を反映しながら配電系統上の適切な価格提示を行う、包括的な小売電力市場メカニズムを紹介する。また、提案技術を発展させ、スマートシティ実現に向けたシステム思考型イノベーションに関する学術的視座を示す。

○機械学習による高性能磁気冷凍材料の発見
/(国研)物質・材料研究機構/寺嶋健成・Pedro Baptista de Castro・高野義彦
水素社会構築の主要技術と期待される磁気冷凍では、低温で顕著な磁気熱量効果を示す材料開発が急務である。我々は既存材料の機械学習を探索指針とすることで、HoB2において水素液化温度の近傍ではバルクで世界最高の巨大磁気熱量効果を発見した。

○水素を用いた省エネルギーCO2回収技術
/名古屋大学/町田 洋・柳瀬慶一・チャン クウィン・山口 毅・則永行庸
本稿では、燃焼排ガスからCO2を分離回収し、利用する技術CCUに対して、回収と利用を統合したH2ストリッピングプロセスを提案し、その省エネルギー効果を紹介する。

○荷電処理が一切不要なエレクトレット型振動発電素子の開発
/千葉大学/先進科学センター/田中有弥
エレクトレット型の振動発電素子(VEG)は身の周りの振動を利用して発電ができるが、作製が困難であった。本研究では自発的に配向する有機発光ダイオード用の極性分子を利用し、荷電処理を一切必要としないVEGを実現した。

■エネルギー事業
○電気エネルギー貯蔵システム(BESS)の安全性に関する国際規格
/(独)製品評価技術基盤機構(NITE)/中田 忍
2020年4月、国際電気標準会議(IEC)から、日本提案による電気エネルギー貯蔵システム(BESS)の安全性規格IEC 62933-5-2が発行された。BESSの安全性に関する世界初の国際規格発行により、国内外で安全性を評価する環境が整備され、将来の再生可能エネルギー利用の一層の拡大が期待される。本稿では、これまでの背景とともにIEC 629335-2について紹介する。

○海洋資源を活用した温暖化対策プロジェクト「横浜ブルーカーボン」
/横浜市役所/岡崎修司
海洋資源を活用した温暖化対策プロジェクト「横浜ブルーカーボン」では、海草・海藻等を利用したクレジットを認証し、独自のオフセット制度を運用してきた。認証するクレジットの種類を増やす、自治体ブルーカーボン推進連絡会議を開催する等、新たな取り組みも始めており、今後も制度利用者の拡大を進めていく。

○宇都宮スマートシティモデル推進計画の策定
/Uスマート推進協議会/小室 崇
当会では、「だれもが自由に移動でき,便利で楽しく過ごせる、クリーンなまち「地域共生型スマートシティ」の実現を目指し、「ルネッサンス大谷」「スマート・モビリティサービス」「スマート・ホスピタリティ」「スマート・エネルギーマネジメント」の分野を中心としたスマートシティの実現に向けた取組を推進するための「宇都宮スマートシティモデル推進計画」を策定し、実証実験に取り組むこととしている。

○LNG貿易に関する4大要素の動向(中)
/早稲田大学/吉武惇二
LNGが日本に導入されて50年以上を経過した現在、いかにLNGを売りさばくことができるか否かが、LNGプロジェクトの成否の鍵を握っていると言っても過言ではないだろう。

■フィールドレポート
○スマートホーム実証実験
/大阪ガスマーケティング(株)/秋岡尚克
大阪ガスでは、省エネルギーとより快適な暮らしの両立を目指し、2011年4月から戸建て住宅にて居住実証実験を実施。本稿では、スマートホームでの燃料電池を活用したこれまでの取り組みとその結果、今後の取り組みについて紹介する。

○苫小牧におけるCCS大規模実証試験
/日本CCS調査(株)/庄司一夫
苫小牧CCS大規模実証試験は、CCS技術を実証し、CCSが安全かつ安心できるシステムであることを確認して、2019年11月に累積CO 2圧入量30万tを達成して圧入を停止した。現在は、地下の状態や地中でのCO2の広がりなどの監視を継続している。

○環境に配慮した八王子市の高層ビル
/環境工学研究所/星山貫一
平成23年にJR八王子駅北口に建設されたサザンスカイタワー八王子は高さ158mの高層ビルであり、東京都多摩地区では最も高い建物である。平成27年に八王子市は中核市に指定され、東京都が管轄していた従来の許認可業務が八王子市に権限移譲されたため、八王子市の独自性が確立された。サザンスカイタワー八王子は環境に配慮した高層ビルであり、今後の発展に貢献する高層ビルになっている。

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