日工の技術雑誌

建設機械 2020年10月号
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C2010

建設機械 2020年10月号

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■特集:道路・舗装工事で活躍する機械と工法
○橋梁点検作業車
/(株)アイチコーポレーション/鈴木 哲郎
社会インフラ機能維持管理のために、メンテナンスサイクルを確実に実行する政策が進められている。橋梁の点検についても、2013年道路法等関係法令の改正により、全国の道路橋72万橋に対して、5年に1度の近接目視による点検が義務化されている。本稿では、橋梁の近接目視点検に活用されている橋梁点検作業車ブリッジマスター・シリーズの機能と特長について紹介する。

○最新の道路維持補修機械について
/酒井重工業(株)/後藤 春樹
建設現場における施工品質や作業効率の向上への配慮、安全性や施工環境の改善が必要不可欠の時代を迎えた。本稿では、そうした社会的背景のもとに開発された最新の道路維持補修機械である当社最新切削機ER555Fについて紹介する。

○運転支援装置によるタイヤローラ安全性向上
/(株)日立建機カミーノ/海藤 勉
道路施工では人と機械の接触に起因する災害が多くなっており、衝突を回避または被害軽減をアシストする機能及び周囲環境視認機能を搭載したタイヤローラの運転支援装置を開発した。本装置は機械を停止させるだけではなく、作業性に配慮するとともに、現場での使い易さを考慮した。警告・減速・ブレーキ作動の3段階の制御で急減速を防止して施工面の異常発生を防ぎ、作業性に配慮した。さらに運転者に対し液晶モニタでシステム状態とカメラ映像を表示し、周囲作業者や管理監督者に対しては回転灯やブザー音で作動状況を通知するなどの現場での使い易さを考慮した装置とした。また、油圧ショベル等で既に上市している周囲環境視認装置をタイヤローラへ流用することにより、視認性向上の側面からも災害防止に寄与できるようにした。

○小型カッタにセル仕様を展開した新モデル
/三笠産業(株)/田島 將史
リチウムバッテリでエンジン始動する12インチの小型カッタは、パワーアップとベルト伝達力を強化して提案する。

○人と環境にやさしいNETIS登録製品
/(株)やまびこ/青野 明
アスファルトやコンクリート切断時の粉塵対策を目的として開発した「集塵式エンジンカッター」のほか、夜間使用に適した静かな「LEDバッテリー投光機」について紹介する。

■技術資料
○「掘る」とはなにか
/大阪大学/石川 将人
著者らがこれまで従事してきた油圧ショベル掘削作業の効率化の考え方と、そのための掘削過程のモデリングへの取り組み並びに研究動向について紹介する。

○良いコンクリート構造物を次世代に残そう
/京都大学/宮川 豊章
土木コンクリート構造物を丈夫で美しく長持ちさせ、残すべき構造物を適切に残す方法を紹介する。

○マウンド均し専用油圧ブレーカの運動解析
/琉球大学/金城 寛・大城 尚紀/(国研)海上・港湾・航空技術研究所/平林 丈嗣・喜夛 司/極東建設(株)/上山 淳
水中バックホウのマウンド均し専用のアタッチメントとして油圧ブレーカを用いたときのピストンの運動と地盤沈下量を数学モデルにより解析し、油圧ブレーカのアタッチメントとしての有効性を紹介する。

○吊下型外壁昇降ロボットに搭載する打音検査システムの開発
/豊橋技術科学大学/佐野 滋則・髙橋 美央/三信建材工業(株)/石田 敦則・石田 晃啓/(株)長谷工コーポレーション/吉岡 昌洋・関 新之介
「誰もが安全かつ手軽に」操作できることを目指し開発中の、建築物の外壁調査をするための吊下型壁面昇降ロボットと、それに搭載する打音検査システムを紹介する。

○スマートデバイスを用いたバイタル・行動情報の計測システム
/立命館大学/橋口 伸樹・児玉 耕太/(株)熊谷組/北原 成郎
建設現場の労働負荷が高い作業者について、スマートデバイスを用いて、就業時間内の心拍、移動加速度などのライフログを収集分析し、そのデータをヒューマンリソースマネジメントに活かす研究に取り組んでいる。研究成果の一部は、令和元年度日本建設機械施工協会シンポジウム論文、およびInternational Journal of Environment Research and Public Health, 17(10)に掲載されており、詳細は当該論文を参照いただきたい。

○トンネル建設現場における多点粉じん濃度測定のための簡易粉じん測定器の適用
/山口大学/掛谷幸士朗・林 久資・進士 正人
トンネル建設現場では、浮遊粉じんがより少ない良好な施工環境の構築を目指し、多様な坑内換気システムが提案されている。本研究では、トンネル坑内を多点かつ多頻度で粉じん濃度測定実施するため、一般家庭用空気清浄機向けに開発された光散乱方式の粉じん濃度測定センサを改良し、トンネル施工現場での小型で安価な浮遊粉塵観測機器を開発する。そして、模擬トンネル実験により坑内での測定器の適用性を検証する。この結果、改良されたトンネル粉じん簡易測定器は、トンネル建設時の粉じん測定に一般に用いられているデジタル粉じん計とほぼ同等の測定結果を得ることができ、トンネル建設中に発生する高濃度の粉じん測定が多点かつ多頻度で可能であることがわかった。

○切羽プロジェクションマッピング
/大成建設(株)/谷 卓也
エンターテイメントの分野で知られるプロジェクションマッピング技術を、山岳トンネルの施工に適用した。安全のため吹付けコンクリートで覆われた切羽の地盤状況を、吹付け前の写真映像投影で再現する等、施工上重要な情報の確認や情報共有を容易にし、施工の効率化を実現した。

○有明アリーナの構造計画と施工
/(株)竹中工務店/田部井正樹・星野 正宏・阪田 真規・浜田 勇気
本建物は、2020年東京オリンピック時のバレーボール会場及びパラリンピック時の車いすバスケットボール会場としての利用が予定されており、その後は、スポーツ大会のみならず、コンサート等の会場としての活用も想定された設計となっており、東京の新たなスポーツ・文化の拠点となる施設である。本建物の建築的な与条件として「限られた敷地条件の下、収容人数を確保しつつ気積を最小化する」、「短工期での建物の施工」などが挙げられる。これらの課題に対して、客席断面構成に合わせ建物上部に対し下部を絞った立面形状とすることで、敷地面積の有効活用を図り、アリーナ中央部の天井高さを外周スタンド部分より低くして、適切な空間気積を確保することで空調負荷を低減する設計を行った。また、下部構造の積極的なPCa化やトラベリング工法による屋根架構の施工により、工期短縮、下部構造・屋根架構の同時施工を実現した。

○安全性を考慮したトンネル切羽不連続面の走向・傾斜測定に関する取り組み
/鉄建建設(株)/中原 法久・舟橋 孝仁・宇田 誠
タブレット端末とトータルステーションを用いて安全かつ容易に不連続面の走向・傾斜を測定することができるシステムの開発に関する現場実証実験の取り組みについて紹介する。

■業界情報
○2020年5月度/建設機械出荷金額統計
/(一社)日本建設機械工業会

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