日工の技術雑誌

油空圧技術 2020年9月号
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Y2009

油空圧技術 2020年9月号

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■特集:宇宙開発とフルードパワー
○宇宙で液体を操る
/東京大学/姫野武洋
液体ロケットや人工衛星の推進薬タンクやエンジン、宇宙ステーションでの熱制御装置など、低重力環境や時間的変動を伴う加速度環境で液体を利用する場面が増えつつある。このような環境で作動する流体機器では、液体推進薬や潤滑液のような液体単相流れだけでなく、気体と液体が混在する気液二相流が扱われる場面も少なくない。本稿では、流体管理、研究事例等について紹介する。

○アルミニウム、水高圧水素製造反応の宇宙推進システムへの適用
/室蘭工業大学/今井良二
アルミニウム粉末を純水中で攪拌すると水素発生反応が進行する。著者らはこれに着目し、宇宙推進系への適用を検討している。本稿では、本推進システムの主要構成要素である水タンク、反応槽、アルミニウム粉末搬送装置を試作し、微小重力環境下での特性を調査した。

○イオンエンジン
/横浜国立大学/鷹尾祥典
現在、小惑星探査機「はやぶさ2」はイオンエンジンを利用して小惑星Ryuguから地球へ帰還の途に就いている。本稿では、イオンエンジンについて、推進の原理と推進機の種類を簡単に説明した後に、その物理過程を解説する。

○ロケット・宇宙機器のシール技術
/イーグル工業(株)/笠原英俊
国産ロケットに使われるターボポンプ用軸シールやスタティックシール(金属ガスケット)を紹介するとともに、ロケットの長寿命化や再使用化に寄与する軸シール技術、さらに月面の粉塵対策用シールについて紹介する。

○小型衛星姿勢制御・燃料制御用電磁弁・絞り弁、および多孔質材料
/(株)ジュピターコーポレーション/長谷川俊介
小型宇宙機等で用いられる超精密油空圧機器及び、熱交換、衝撃吸収に用いられる画期的多孔質材料について、それぞれを支える理論とともに紹介する。

○宇宙産業用バルブ並びに流体制御機器
/高砂電気工業(株)/井上昌彦
当社の宇宙用として開発してきた製品(バルブ並びに流体制御機器)を紹介する。具体的には宇宙実験用として採用された小型バルブ/ポンプや細胞培養装置、宇宙機/人工衛星用として開発されているスラスターバルブや小型スラスター等である。

■製品と技術
○冷却系のトラブルから重機を守る無水クーラントと展望について
/エバンスジャパン(株)/河村光廣
当社の無水クーラントを紹介する。一般的なクーラントと異なり水を含まないので寒冷、高温地や標高の高いエリアを問わず安定した冷却性能を保ち、エンジンや冷却系パーツの腐食や劣化を防ぐことができる。安定運転、長寿命化により、保守コストの低減が可能となり、車両の経済性、省資源化にも大きく寄与する。

■シリーズ:わが社を支えてきたロングセラー製品
○薄形シリンダにおける特徴と変遷
/SMC(株)/田村 健・本間伸一
本稿では、当社を代表するロングセラー製品として、薄形シリンダ・CQシリーズ(当社呼称)に焦点をあて、製品の特徴、歴史、ロングセラーとなり得た要点などを39年間の時代背景とともに解説する。

○建設機械向け油圧シリンダ用ダストシール
/NOK(株)/德永 渉
本稿では、量産開始から50年を迎え、建設機械向け油圧シリンダ用ダストシールとしてロングセラーとなっているNOK型式DKBI型の歴史と製品の特徴について解説する。なお、ダストシールに必要な機能を様々な評価方法を用いて開発してきた背景についても、併せて紹介する。

○環境対応型難燃性作動油クィントルブリック
/日本クエーカー・ケミカル(株)/武田健吾
当社は長年にわたり、合成エステルベースの潤滑油の開発に携わってきた。その中でクントルブリックは、1970年に世界に先駆けに市場に出された合成脂肪酸エステル系の難燃性作動油である。本稿では、そのクィントルブリックの優れた難燃性、生分解性、安全性、及びその適応分野等について紹介をする。

■連載
○機械設計の楽しい人生(第9回)
/長谷川和三

■H&P情報
○建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
○潤滑管理機器

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