日工の技術雑誌

超音波テクノ 2020年7-8月号
商品コード:
U2007-08

超音波テクノ 2020年7-8月号

販売価格/
4,268 円(税込)
通常価格/
4,268 円(税込)
ポイント/ 0 Pt
■特集:非線形超音波技術の最新動向-1
○非線形超音波法による材料内異質部の可視化
/(有)超音波材料診断研究所/川嶋 紘一郎
非線形超音波(高調波)法を用いて、従来超音波法により検出が困難である金属材料内の異質部を可視化する手法とそれを用いた拡散接合部偏析、局部塑性域、加工変質層などの可視化例を紹介する。

○熱音響システムにおける衝撃波の発生と抑制
/福井工業大学/清水 大/関西大学/杉本 信正
空隙率や温度分布が一様でない熱音響システムにおいて、複数のヘルムホルツ共鳴器を用いる手法が、衝撃波の発生を抑制するだけでなく、熱音響孤立波の発生および自励振動の増幅をも可能にすることを紹介する。

○超音波による自走式液中推進システムの試み
/東京工業大学/孔 徳卿・西尾 一輝・宮岡 洋平・黒澤 実
非線形超音波技術を活用し、単純な構造、高パワー密度かつ小型化を満たす自走式液中推進システムを検討する。弾性表面波振動子と厚み振動モード振動子によるスイマーアクチュエータを紹介する。

○超音波による非接触搬送技術
/同志社大学/小山 大介
超音波の放射力によって物体を浮揚させることができる。本稿では、これまでに著者らのグループが開発した超音波による非接触搬送技術を紹介する。また、本技術の医用やバイオテクノロジー分野への展開についても紹介する。

○熱音響エンジンにおける濡れたスタックの役割
/(国研)産業技術総合研究所/安井 久一
熱から音への変換をする熱音響エンジンにおいて、濡れたスタックを用いると音波が強くなる。その理由を、数値シミュレーションによって考える。

○アレイの特徴を活かした基本波振幅差分の非線形超音波フェーズドアレイ
/東北大学/小原 良和
非線形超音波フェーズドアレイ映像法は各種開発が進んでいるが、本稿では、アレイの特徴を活かした固定電圧の基本波振幅差分(固定電圧FAD)について、基本原理と閉じた疲労き裂への適用例について紹介する。

○超音波の非線形伝搬に伴う音圧の飽和現象
/電気通信大学/鎌倉 友男
周波数40kHzの空中超音波を対象に、音源近傍の音圧と離れた位置での音圧の比例関係が崩れて頭打ち、いわゆる音圧の飽和について、今までに提案されてきた飽和音圧に関する予測式と実験データを紹介する。

○有限要素解析によるクント管内音響流の縞間隔に対する依存性
/神戸大学/和田 有司/成蹊大学/弓削 康平
コルク粉などを散布した音響管内に定在波を励起すると、粉体が縞模様として整列する現象が知られている。このメカニズムの解明のために、有限要素法を用いて人為的な屈曲をもつ管内の音響流を算出し、縞間隔のパラメータ依存性を検討する。

■特集:超音波等を適用したプラントの保守検査-2
○摩擦攪拌接合部微小欠陥の非線形超音波を用いた非破壊評価
/名古屋工業大学/小野 友輔・伊藤 智啓
非線形超音波法を用いたFSW部のキッシングボンドの検出の可能性を紹介する。その目的で、キッシングボンドで発生する高調波成分を検出する手法と、キッシングボンドの存在の判定基準を提案する。

○EMATの高温対象物への適用について
/(株)神戸製鋼所/福井 利英・江﨑 雄太
高温対象物へのEMATの適用を目的に、EMATの性能向上に向けて、磁石配列の工夫とセンサコイルの適正化、信号処理について紹介する。ラボ評価において、EMAT筐体を水冷することで、ホットプレートで加熱した内部温度800度の鋼材に対して、リフトオフ3mmで透過波をS/N=10で検出できることが検証できた。

■解説
〔強力超音波の応用〕
○Tiインサート金属を用いたハイブリッド固相接合
/ソノヤラボ(株)/園家 啓嗣
開発したハイブリッド固相接合装置を用いた場合に、接合面にインサート金属を挿入した状態で、アルミニウムを大気中で短時間で接合させることが可能かどうかを検証した。

〔超音波計測〕
○超音波変位ベクトルドプラ観測と時空間多次元スペクトル解析を用いたずり波伝搬の高精度な詳細観測および分離と合成
/上智大学/炭 親良
加振器を用いてファントムを加振して動的な変形を扱って観測された結果を提示する。具体的にはベクトルドプラ観をずり波の観測に応用してその高精度な観測を行うとともに、ずり波の詳細観測を行い、定在波を含む干渉波を分離したり、新たにずり波を合成することを行った結果を紹介する。

〔非破壊検査〕
○空中超音波波源走査による金属平板減肉部のイメージング
/日本大学/伊藤 洋一・大隅 歩
空中超音波を利用した波源走査法による薄板内欠陥の検出手法について紹介する。高強度超音波を点状に照射させて生じる波源を用いて金属板にLamb波を発生させ、その波動伝搬特性とそれを用いた疑似減肉欠陥のイメージング事例を紹介する。

〔医用超音波〕
○特異値分解フィルタを用いた頸動脈における内腔領域抽出に関する検討
/富山大学/長岡 亮・長谷川 英之
特異値分解フィルタを用いて血管内腔領域を抽出する手法を紹介する。本提案手法では、血管内腔における速度分布と血管壁における速度分布とで時空間的な特徴量が異なる点に着目し、速度データに対して特異値分解フィルタを適用することで、血管内腔領域の抽出を行った。

■研究室紹介
○金沢工業大学 工学部 電気電子工学科・會澤研究室
/金沢工業大学/會澤 康治

○北海道大学 大学院理学研究院 生物科学部門 システム神経生物学研究室
/北海道大学/小川 宏人

商品のご購入はこちらから

個数:

日本工業出版は技術誌・技術セミナーで日本のものづくりを応援しています

〒113-8610 東京都文京区本駒込6丁目3番26号 日本工業出版ビル TEL03-3944-1181(代) FAX03-3944-6826

PAGE TOP