日工の技術雑誌

プラスチックス 2020年7月号
商品コード:
S2007

プラスチックス 2020年7月号

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■特集:進化する複合材料
複合材料において、適用分野は拡大の一途を辿り、それに伴い、素材の組み合わせと成形方法も多様化しています。本特集では複合材料と製造技術の最新動向について紹介して頂きました。

○熱や衝撃に強い多層カーボンナノチューブ樹脂複合材料
/サンアロー(株)/林 正彦・古賀周治/産業技術総合研究所/友納茂樹・小久保研・畠 賢治
一般的に、フィラーを配合した複合材は強度が向上する反面、衝撃強度は劣る傾向にある。カーボンナノチューブ(CNT)配合も同様の傾向があり、実用化への課題であった。本稿では、この課題を克服し、優れたCNT添加効果を得たPEEK複合材料について紹介する。

○セルロースナノファイバー/マイクロファイバー複合樹脂の基礎物性
/(株)スギノマシン/森本裕輝
セルロースのナノ繊維、マイクロ繊維を乾燥化する技術を開発し、その樹脂複合体の物性を評価した。CNFは高ひずみ領域での破断ひずみ(伸び)と破断応力が大きく向上する。またCMFは衝撃強度を維持しながら、初期弾性率や最大応力を向上させることができた。

○高せん断成形加工技術を用いたCFRTPの特徴と事例
/(株)HSPテクノロジーズ/清水 博
世界に先駆けて筆者が開発した、高せん断成形加工技術の概要を紹介し、この技術を用いて作製したCFRTPにおいては炭素繊維の凝集が解放されて無配向に均一分散し、力学性能が向上するだけでなく、異方性が低減されるところに特徴がある。

○和紙+PETによる透ける紙の実現〜薄雲紙
/京都美術化工(株)/荻原眞人
薄い和紙を再生PETに貼合した薄雲紙は、強靭性が高くパッケージやケースなどにも利用可能である。また、耐熱性のあるPETシートはランプシェードなどにも利用でき、ランプシェードの外装として納品実績もある。本稿では薄雲紙の特徴と展開を紹介する。

○CFRPにおける総合エンジニアリングへの取り組み
/(株)富士テクニカルリサーチ/高原忠良・永洞和宏・堀内亮平・蓮井 翼・後藤征也
CFRP部品開発においては、各種の専門知識と技術を必要とする。それらを総合してエンジニアリングするとともに、さらにCAEや計測技術を組み合せることで、検討の高度化とともに画期的な効率化が図れる。各種の具体的な取組み状況を紹介する。

■特設記事:ナノインプリントの最新状況
ナノインプリントは、ナノレベルの加工を施した金型を用い樹脂等にパターン転写する技術で、廉価な加工が実現できるのがメリットです。本特集では発展著しい本技術のトピックスを紹介して頂きました。

○無機インプリント技術による光学素子の開発
/JXTGエネルギー(株)/田中大直・西村紀一郎
レーザなどの固体光源の普及に伴って周辺の光学素子でもさらなる高耐熱、高耐光、長寿命が必要となった。当社は生産性の高い無機インプリント技術により、本要求を満たす高耐熱素子(波長板、拡散板、回折光学素子)を製品化した。

○半導体デバイス製造用ナノインプリントシステム
/キヤノン(株)/中山貴博
ナノインプリントリソグラフィーは、ナノスケール世代の微細加工技術として提案されてきた。本稿では、基板上に低粘度のレジストをインクジェット方式で適量を滴下し、パターニングされたマスクを押印するJet and Flash Imprint Lithographyについて紹介する。

○UVナノインプリント用樹脂の特徴と事例
/東洋合成工業(株)/大幸武司
UVナノインプリントとは、ナノサイズからミクロンサイズ以上と幅広い線幅の加工が可能で、なおかつ大面積の加工が可能な微細加工技術である。本稿では、UVナノインプリントに用いられる光硬化性樹脂に求められる特性およびその利用方法について紹介する。

○メカノリソグラフィ法
/北海道大学/玉置信之
光の代わりに圧力を情報媒体として用いる新しい微細加工技術、「メカノリソグラフィ」法を提案する。ナノインプリントとは異なり、材料は鋳型による変形ではなく、圧力そのものを感じて重合性が変化する。鋳型の剥離時に生じる欠陥などの問題点を解決できる可能性がある。

■一般記事
○ドットコーティングの特徴と事例
/日東紡績(株)/林 央洋

■連載
○プラスチック成形における不安定流動の制御 第80回
/藤山ポリマーリサーチ 藤山光美

○これ、プラスチックで作りました 第32回
見る方向で色が変わる立体構造
/札幌市立大学/藤木 淳

○世界のバイオプラスチックは今 第31回
/ITIコンサルタント事務所/猪股 勲

○大自然を科楽する 第51回
/青野哲士

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