光アライアンス 2020年7月号 PDF版

光アライアンス 2020年7月号 PDF版
shopping_cart

商品のご購入
ADD TO CART

個数:
商品コード:
Oa2007

光アライアンス 2020年7月号 PDF版

販売価格/
2,178 円(税込)
通常価格/
2,178 円(税込)
■特集:人工視覚の現状と展望
○人工網膜方式の現状
/奈良先端科学技術大学院大学/太田 淳
本稿では、失われた光覚の再建を目指す人工視覚デバイスについて、網膜刺激方式ついて現在の開発状況を紹介する。まず基本的な原理を述べ、次に網膜刺激方式の現在の開発状況を説明する。最後に今後の展開について述べる。

○人工網膜STS方式
/大阪大学/不二門 尚
脈絡膜上-経網膜刺激(STS)法による人工網膜の特徴は、網膜に電極を接触させず、安全に網膜を刺激できることである。49極電極を使用した臨床研究では、電極を網膜の黄斑部に近い強膜内に埋植した盲の患者で、到達運動および歩行が改善した。

○色素結合薄膜型の人工網膜OUReP(オーレップ)
/岡山大学/松尾 俊彦・内田 哲也
光を電位差に変換する光電変換色素を絶縁体のポリエチレン薄膜の表面に共有結合した人工網膜OURePを世界で初めて開発した。クリーンルームで製造品質管理を行い、安全性と有効性を証明して、医師主導治験を準備している。

○人工視覚システムの安全性・耐久性評価
/九州大学/田代 洋行/(株)ニデック/寺澤 靖雄
人工視覚システム(人工網膜)は、医療機器の規格上の分類では能動埋め込み医療機器AIMDの一種である。本稿では、電気刺激方式の網膜刺激型人工視覚システムの安全性や耐久性について、AIMDに要求される共通事項も含め紹介する。

○網膜組織移植
/神戸市立神戸アイセンター病院/松山 オジョス 武
眼の構造や基本的な働き方はカメラに似ている。しかし実際には刻々と変化する外界からの膨大な視覚情報を処理する複雑な演算装置である。本稿では、変性網膜に対する網膜の組織移植について解説し、その治療の効果や今後の課題などを紹介する。まず眼の基本的な構造・機能について解説する。

■特集:レーザー超音波の革新性 2
○レーザー超音波を用いた溶接インプロセス検査技術開発
/東芝エネルギーシステムズ(株)/星 岳志・菅原あずさ・山本 摂
レーザー超音波法による非破壊検査技術は、多様な分野の製品、材料への展開が期待されている。本稿では、溶接インプロセス検査技術を中心に、検査システムの小型化・可搬化を目指した最近の開発事例について紹介する。

■解説
○焦点走査眼鏡と同期した時間多重化投影による立体投影の輻輳調節矛盾の軽減
/大阪大学/木村 宙志・岩井 大輔・佐藤 宏介
本稿では、立体プロジェクションにおいて問題となる輻輳調節矛盾を軽減することを目的とし、高速ETLと高速プロジェクタを同期し時間多重化するシステムを紹介する。

○距離センサを搭載した林内飛行マルチコプタによる森林調査システム
/東京電機大学/岩瀬 将美
本稿では、森林の公益的価値持続を目的として開発した、距離センサを搭載したマルチコプターを林内で飛行させ、森林の状況を詳細かつリアルタイムに、安全な方法で取得するシステムを紹介し、その精度を検証する。

○2光子顕微鏡法の技術開発と生物学応用
/生命創成探究センター 生理学研究所/大友 康平・石井 宏和・根本 知己
2光子顕微鏡法は生体深部の微小構造の可視化手法として提案された。我々は、本法の特徴をできる限り維持したままに機能向上を図る技術開発研究を行ってきた。本稿では、その光学系詳細と可視化作例を紹介する。

○光配向性高分子液晶を用いた偏光回折格子の形成及び偏光イメージングへの応用
/長岡技術科学大学/小野 浩司
偏光紫外露光による軸選択的光反応を用いた光反応性高分子液晶の光配向技術は、大きな複屈折の誘起、耐久性や可視域での透明性に特徴がある。光配向技術を用いる事で、複屈折の空間分布を高度に制御した光学フィルムを作製でき、偏光分離や偏光制御が可能な回折素子として機能する。この機能を用いる事により様々なセンシング分野に期待される偏光イメージングなどへの応用展開が検討されている。本稿では、偏光回折格子の基本特性とその偏光イメージングへの応用について紹介する。

■製品技術紹介
○超高安定な産業用一体型20W紫外(355)レーザ
/OPI(株)/長田 英洋・長田 英紀

○高速・高精度のレーザー加工で電子部品の微細化に貢献
/スペクトロニクス(株)/山田 一輝・折井 庸亮

※ご注意※
・データ転送での販売となります。入金確認後転送いたします。
・紙媒体からスキャンした画像データをpdf化しております、元の誌面に起因する汚れ、歪み、またスキャナの不調によるかたむき等はご容赦ください。
・個人的な範囲を超える使用目的での複製、ネットワークを通じて収録されたデータを送信できる状態にすることを禁じます。
Grinding Technology Japan 2025 SiC,GaN加工技術展 2025
search

キーワード検索キーワード検索
SEARCH

shopping_cart

カートの中
CART

商品数:0点  合計:0円

カゴの中を見る

  • 〒113-8610
    東京都文京区本駒込6丁目3番26号 日本工業出版ビル

  • TEL 03-3944-1181(代)
    FAX 03-3944-6826