計測技術 2020年7月号 PDF版

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計測技術 2020年7月号 PDF版

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■特集:LNGサプライチェーンを支える技術の最近の動向
○LNG需給の最新の動向
/(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)/白川 裕
新型コロナ蔓延と油価暴落のダブルパンチは、既にコモディティー化が進み供給余剰基調に変貌したLNG市場を、よりはっきりした形で顕在化させている。ここでは、最近のLNG需給と価格動向、さらに中長期LNG需給の変化、および、今後起こるであろう事象についてまとめる。

○浮体式LNG発電プラントの開発
/川崎重工業(株)/青木 肇・佐藤 洋・長谷川善幸・芝原孝徳・前野暢久・合田真琴・田中文康
LNGサプライチェーンの変化とLNG発電への社会的要請を踏まえ、当社は、造船、LNG貯蔵・運搬・気化、発電に関する当社の既存技術をシナジー融合させた「川崎浮体式LNG発電プラント」の開発を紹介する。

○レーダーレベル測定によりLNGターミナルの安全性と効率が向上
/Emerson Automation Solutions(UK)/Glenister, Peta/日本エマソン(株)/加藤 守
完全収容タンクに貯蔵されたLNGのレベルを正確かつ確実に測定することは、在庫管理と安全のために不可欠だ。本稿では、最新の非接触レーダーレベルゲージがこのアプリケーションによって提示されるさまざまな課題にどのように対処するかを説明する。

○LNG流量計測に適用したクランプオンタイプ超音波流量計
/フレキシムジャパン/小橋雅彦
クランプオンタイプの超音波流量計が、LNG流量管理用として海外で使用されている。多数の海外実績があるフレキシム社製品を、原理、注意点、優位性、仕様を挙げ紹介する。

○船舶で使用するタンクの液面計測
/山本電機工業(株)/永田厚嗣
近年、各船舶メーカーで液化ガス輸送船が製造されているが、これらの使用におけるレベルセンサを紹介する。最初に、船舶で使用されるレベルセンサの条件、及び日本海事協会の承認を受けた静電容量式の原理を用いた製品の概要について解説する。最後に液化ガス(LNG)輸送船での使用例を説明する。

○LNGサプライチェーンを支えるカロリーメーターの最新技術
/アズビル(株)/植岡昌治
近年、環境保護のためのエネルギー転換を背景に、発電用途や舶用エンジンの燃料等LNGの新たな活用が進んでおり、LNGの組成変動に伴う発熱量やウォッベ指数を計測するニーズが高まっている。本稿では、熱伝導率の温度特性を利用した天然ガスの計測技術について紹介する。

○近赤外分光分析計によるLNG直接組成分析
/横河電機(株)/酒井嶺太・小林季子
LNG供給国多様化に伴い、LNG基地では多様な成分比を扱う必要が生じてくる。当社では、近赤外分光分析計を用いたLNGを気化せず液体状態のままリアルタイム分析が行える手法を開発した。タンク管理や熱量調整などに適用することで操業効率向上が可能となる。

■製品と技術
○本質安全防爆構造型・高精度リニアゲージ
/サンテスト(株)/西坂信也
これまでは防爆エリアでも、センサをエアパージすることで対応するケースが見られたが、近年、安全基準が厳しくなってきており、防爆認定のリニアゲージの導入が不可欠になっている。当社は国際規格に準拠した本質安全防爆構造型のリニアゲージ「MSK-EX2」を開発した。

○無線でも1msサンプリング直結ユニット・無線ユニットが選べる330チャネルロガー
/日置電機(株)/倉島孝行
本稿では、最新のデータロガーLR8450、LR8450-01を紹介する。LR8450-01は、直結ユニットも無線ユニットも自在に接続でき、無線でも1msサンプリングで電圧やひずみ量を測定できるロガーである。多チャネル無線測定により、配線工数や配線トラブルの大幅な低減が期待できる。

■連載
○エイジレスワーク時代に向けての道しるべ 第3回
三つの道しるべを含む「複合道しるべ」
/広井和男

○マスフロー千夜一夜物語 第64回
/EZ-Japan 黒田 誠
「質量流量計」に分類される熱式流量計(マスフローコントローラー&マスフローメーター)は半導体製造装置向け市場比率が、最盛期は8割を超える製品である。それが故に、他分野向け流量計とは趣の異なる半導体に特化した種々の特殊な機能を有している。その中でも今回はウルトラクリーン技術に関わる用語の解説を簡単に行う。

○食品のトレーサビリティ 第37回
/食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会/大野耕太郎
新型コロナウィルスの猛威は、緊密に見えたグローバル経済を毀損し、各国は大規模な財政出動を余儀なくした。食料貿易の影響についても感染症対策のため移動規制で物流が寸断される一方、国内市場を優先する産出国が輸出規制に乗り出したことで穀物価格も上昇するなど、国家社会に重大な影響を与えている。感染症の世界史、アフターコロナ等について考察する。

■コラム
○第49回 学問の成熟と巨大化する観測装置
/山﨑弘郎

■製品ガイド
○温度調節計

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