日工の技術雑誌

クリーンエネルギー 2020年6月号
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E2006

クリーンエネルギー 2020年6月号

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■テクニカルレポート
○太陽光で充電できる燃料電池
/名古屋工業大学/川崎晋司・石井陽祐
有機分子の水素化・脱水素化反応を利用した「充電できる燃料電池」の開発を行った。有機分子から水素を引き抜く反応を利用して発電し、水素ガスの供給が不要である。引き抜いた水素を戻せば充電できる。これを光で行うことができ、太陽光で充電可能である。

○光を使った温室効果ガスの資源化
/東京工業大学/庄司州作・張 葉平・山口 晃・宮内雅浩/高知工科大学/藤田武志/物質・材料研究機構/阿部英樹
本稿では、光によって温室効果ガスである二酸化炭素及びメタンを有用な化学資源へと変換することのできる技術である光触媒的ドライリフォーミングについて紹介する。これまでの研究では、ドライリフォーミングは800℃以上の高温条件が必要であり、そのための燃料消費や高温に伴う触媒の失活などの問題から実用化は困難であった。本研究では酸素イオンが媒体となるエネルギー製造型光触媒反応を初めて見出し、メタンのドライリフォーミング反応を光照射のみで実現できた。

○積雪情報を有効活用して水力発電ダムの増電を図る
/日本工営(株)/中村 茂・高祖成一・今井素生
本稿では、降雪量が多い地域のダム貯水池において、水力発電の増電可能性を検討した結果を紹介する。気象予測情報に頼らず、現在の積雪状況を元に貯水池運用をすることで、全国で年間968億円の増電収益が見込まれる。

○全空気式床ふく射冷暖房システム「ユカリラ」
/大建工業(株)/池田茂人/(株)N・SET/角田 正/中菱エンジニアリング(株)/平尾豊隆/三菱重工サーマルシステムズ(株)/中村隆則
ふく射空調では、放射エネルギーを射出する物体の内部温度を如何に効率良く表面まで熱輸送して、安定した表面温度を維持するかが重要になる。しかしそれ以前に、空気や冷温水などの熱媒体からどうやって物体内部に熱エネルギーを伝えるかが重要な要素になる。全空気式のユカリラシステムは、空調空気の冷温風を床材に安定的に伝える技術を開発して商品化したシステムであり、床下部の空間内に空気輸送のためのダクト類を全く必要としない方式である。

■エネルギー事業
○世界4大LNG輸出国の天然ガス事情 5(ロシア)
/早稲田大学/吉武惇二
ロシアから欧州に向かう「ノルドストリームII」や、中国に向かう「パワー・オブ・サイべリア」に代表されるように、ロシアの天然ガス貿易には常に米国との軋轢を感じる

○CCUS(CO2の回収・利用・貯留)とカーボンリサイクル技術の動向
/LNG経済研究会/奥田 誠
本稿では、地球温暖化対策の有効な手段の一つとなるCCUS(CO2の回収、利用、貯留)の概要、並びに「カーボンリサイクル技術ロードマップ」(2019年6月公表)に係る研究開発やCCUSの実証事業及び実用導入の状況を紹介する。

○日本における木質バイオマスエネルギーによる熱電併給事業
/高山バイオマス研究所/谷渕庸次
今後の日本において木質バイオマスによる熱電併給はその活用方法次第では極めて重要な事業となる事は明白である。本稿では、木質バイオマスによる熱電併給について紹介する。

■フィールドレポート
○清水建設(株)技術研究所本館の省エネ運用の現状
/清水建設(株)/中村卓司
当社技術研究所本館は持続可能な社会に求められる環境配慮型建築を目指し計画された。本稿では、位置情報による各種最適化制御、スマートBEMSを用いた節電、在館者全員によるカーボンダイエット活動などによる、省エネ・快適性の維持・改善効果を15年以上のデータ計測・運用分析により明らかにしたので紹介する。

○品川シーズンテラスの環境保全(東京)
/環境工学研究所/星山貫一
リニア中央新幹線の始発駅となるJR品川駅周辺は再開発が進んでいるため高層ビルが建ち並んでおり、品川シーズンテラスはその中の一つである。品川シーズンテラスは隣接する芝浦水再生センターの雨水貯留槽の上部に建設された高層ビルである。品川シーズンテラスは自然エネルギーを大幅に有効活用している環境配慮型の高層ビルであり、随所に環境保全設備を配置しているので見学価値の高いビルである。

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