日工の技術雑誌

建設機械 2020年5月号
商品コード:
C2005

建設機械 2020年5月号

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2,178 円(税込)
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■特集:無電柱化推進を支える技術と国・地方の取り組み
○無電柱化に向けた最近の取り組み
/国土交通省/南 知之
防災面や安全面、景観面から、無電柱化へのニーズは高く、2016年には「無電柱化の推進に関する法律」が公布・施行され、2018年には「無電柱化推進計画」が策定されるなど、無電柱化の推進に対する期待が高まっている。本稿では、低コスト化や事業のスピードアップ、電柱の占用制限など、無電柱化を推進する最近の取り組みについて紹介する。

○東京都における無電柱化の取り組み
/東京都建設局/三浦 和広
東京都では「都市防災機能の強化」「安全で快適な歩行空間の確保」「良好な都市景観の創出」を目的に無電柱化を積極的に推進している。本稿では、昨年3月に改定した東京都無電柱化推進計画と無電柱化を加速させるための取り組みについて紹介する。

○京都市の無電柱化の推進に向けた取り組み
/京都市建設局/梶原 英至
本稿では、無電柱化の課題であるコスト縮減に向けて、先斗町通での「小型ボックス活用埋設方式」の実施事例や東一条通での「直接埋設方式の実用化に向けた実証実験」の事例を紹介する。

○無電柱化推進を支えるミニショベル向け最新技術
/コベルコ建機(株)/小林 浩
本稿では、無電柱化にともなう人口密集地や狭小道路などの小規模工事現場での活躍が期待される二つの最新技術、“チルトローテータ”および“iDig”の特徴と利便性について紹介する。

○レジンコンクリート製CCBOXを活用した無電柱化事例
/(株)サンレック/古田 圭一
本稿では、軽量かつコンパクトで施工の迅速化及び工期短縮に寄与するとともに、狭隘道路等への現場状況に応じて多様な形状が製造可能な、レジンコンクリート製CCBOX特殊部について、その特徴及び適用事例を紹介する。

■技術資料
○高精度衛星測位の現状と都市土木への活用事例
/茨城工業高等専門学校/岡本 修
衛星測位は、ユーザーは小型省電力な受信機を持つだけで、数m〜数十mの精度で測位できるもので、現在、携帯電話など多くのものに利用されている。1990年代当初は衛星数が少なかったが、現在では我が国が管理運営する“みちびき”をはじめ、他の衛星システムの配備が進んだことで多衛星時代となり、新時代を迎えている。衛星測位には様々な測位法があるが、実時間に数cmの高精度で測位できるリアルタイム・キネマティック法など高精度な測位法が注目され、その応用が期待されている。近年では、自動車等の自動運転への応用をターゲットにした高性能なローコスト・マルチバンドRTK受信機が複数登場して注目されている。本稿では、高精度GNSS測位の現状や問題点、その展望や測位性能を解説するとともに、都市土木への応用事例を紹介する。

○宇宙居住へ向けた建設技術への期待
/東京理科大学/木村 真一
国際宇宙ステーションやスペースシャトルなど、従来有人宇宙活動の中心であった低軌道を超えて、月近傍、月面、火星を目指した有人宇宙活動が提案されるなど、人類は宇宙での活動範囲を急速に拡大しつつある。人類の宇宙活動は、個々の点としての宇宙開発から、活動範囲もプレーヤーも広がった面としての宇宙開拓の時代に入りつつある。宇宙居住の実現には、分野を超えた総合的な技術の結集が必要になる。スペースコロニー研究センターでは広範な分野の大学や企業などとも幅広く協力しつつ、優れた衣食住に関する技術を宇宙につなげる役割を果たしていきたいと考える。本稿では、その現状と今後の方向性について紹介する。

○南海トラフ巨大地震に立ち向かう土木の役割
/徳島大学/中野 晋
南海トラフ地震による深刻な被害が間近に迫る中、「国難」に向けた防災・減災対策は一刻の猶予もない。本稿では、四国での官民学の取り組みを通して、南海トラフ巨大地震に立ち向かうために「土木」が果たすべき役割について紹介する。

○都市が縮退する時代における地方都市での交通流モニタリング
/高知工科大学/西内 裕晶
本稿では、既存の車両感知器等の交通センサーインフラが十分でない地域においても簡易で安価に交通流モニタリングの可能性が期待されるBluetooth MACアドレスを活用した技術と調査事例を紹介する。具体的には、高知県内の道の駅を対象として施設内および周辺道路にカーナビやスマートフォン等のBluetoothデバイスを検知するスキャナを設置し、道の駅来訪者の検知可能性と滞在時間の把握が可能かを検討したものである。

○建設業へのドローンの活用
/芝浦工業大学/長谷川忠大/西武建設(株)/二村憲太郎
本稿では、筆者らが研究・開発を推進している吹付ドローンについて紹介する。これは高所での塗布作業ができる吹付け機能を搭載したドローンで、作業員の転落を防止し、ドローンを活用した生産性の向上が期待できる。

○小土かぶり強風化花崗岩地山における配水池近傍での近接施工
/鉄建建設(株)/舟橋 孝仁・濱田 宏・唐戸 裕二・宇田 誠
小土かぶり、強風化花崗岩地山といった特殊な地山条件に位置する配水池が近接した北陸新幹線の山岳トンネルの施工について、数値解析による影響予測、施工方法の検討、計測工等を実施した。本稿では、解析結果を活用した対策工の選定、計測結果を施工にフィードバックした近接施工事例について紹介する。

■話題の工法
○超硬質地盤に適応した大径深層混合処理工法
/(株)不動テトラ/田中 肇一・伊藤 竹史・武田 尚也
超硬質地盤に適応した大径深層混合処理工法が必要とされる社会的要請により、当社では信頼性が高いCI-CMC工法やCI-CMC-HA工法の貫入能力をより高める施工機能を導入し、新しくCI-CMC-HG工法を開発、実用化したので、紹介する。

■業界情報
○2019年12月度/建設機械出荷金額統計
/(一社)日本建設機械工業会

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