日工の技術雑誌

計測技術 2020年1月号
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A2001

計測技術 2020年1月号

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■特集:水素社会を支える圧力計測
○差圧・圧力発信器の水素透過対策
/アズビル(株)/植岡昌治
水素透過とは水素原子が金属と結合し、最終的に金属を通り抜け再び水素ガス化する現象である。主に石油・石化プラントや海水処理プラント等で発生する現象で、水素透過が発生するとゼロ点のずれや出力のドリフト、精度の悪化が発生し、未だ完全に防止することは難しいとされている。本稿では当社がこれまで経験してきた水素透過の主なメカニズムと、対策について紹介する。

○耐水素透過仕様の差圧・圧力発信器
/富士電機(株)/中村公弘・高橋正人
圧力測定流体に水素や水素イオンが含まれる場合、水素が圧力検出器のシール膜を透過して圧力が正しく測れない現象が発生することがある。当社は約20年前にいち早くダブルコーティング形シールダイアフラムという耐水素透過仕様の発信器を開発し、市場に提供してきた。この耐水素透過技術と圧力発信器を紹介する。

○高圧水素用圧力計・圧力センサ
/長野計器(株)/佐藤 譲
当社では、高圧水素用の圧力計・圧力センサの供給を10年以上に渡り行っており、高圧水素をより安全・安心に使用するため取り組みを継続している。本稿では、燃料電池自動車や水素ステーションなどで使用される高圧水素用圧力計・圧力センサについて紹介する。

○自動車用圧縮水素容器のガス透過試験
/(一財)日本自動車研究所/冨岡純一
水素・燃料電池自動車には、プラスチックライナーをCFRPで補強した構造の容器(Type4容器)もあり、この場合、水素ガスの透過を考慮する必要がある。本稿では、容器のガス透過試験の概要および技術基準におけるガス透過試験の適正化について紹介する。

■特集:最近の記録計とその応用
○記録計を利用したフィールド機器のIoT化
/エンドレスハウザージャパン(株)/正木義久
本稿では、HART信号を取り込んで記録、監視可能な記録計を利用し、この記録計をネットワーク接続によって遠隔監視をすることで既存の設備に大幅な変更をせずにフィールド機器のIoT化を可能にする方法やこの記録計の利用事例としてHART信号の活用によるフィールド機器の保全事例について紹介する。

○データロガーへの要求と対応
/グラフテック(株)/長谷明彦
社会背景に合わせた市場動向や開発トレンドの変化に応じた要望として上げられる、高速サンプリングの長時間収録、IoT/M2M関連におけるFTPバックアップ、プリンタ対応、データ改竄防止について、要望理由と合わせて具体的機能を紹介する。

○高分解能、ワイドダイナミックレンジとなった計測用データレコーダー
/ティアック(株)/森山陽太郎
当社は長年に渡り、最先端の研究現場に多くの計測製品を提供してきた。本稿では、実験研究における計測用データレコーダーの歴史を振り返ると共に、近年主流になっているワイドダイナミックレンジや、新製品インテグレーテッドロガー「LX1000」を紹介する。

○IIoTを推進する無線搭載レコーダ・データロガーとクラウド版レコーダ
/横河電機(株)/西田邦生・米山敏昭
無線通信機器シリーズ「SMART 920」は、レコーダ・データロガーを中核としてIndustrial IoT(IIoT)での活用の場を拡げている。本シリーズの電池駆動式無線入力ユニット「GX70SM」と、無線電力モニタ「UPM100無線通信オプション」を紹介する。また、クラウド技術を用いて遠隔監視を実現するレコーダ「CR10C・CR10L」を紹介する。

■解説
○IoT時代のセンサ・センシング技術開発のための抜けの無い開発仕様項目整備及び技術継承手法LOSについて(その1)
/(一社)次世代センサ協議会/小林 彬
計測技術上必須な視点となる、ユース・ニーズ・シーズのマッチングの観点から、各製品の仕様条件を、「利用時の品質(要望)」、「製品の品質(要件)」、「製品の仕様」の三つの側面から3次元的に整理する新しい手法の一つとして、次世代センサ協議会LOS推進WGに於いて検討が進められているLOSについてその狙い、考え方、効用を紹介する。

■連載
○センサ基礎講座 第6回
/(一社)次世代センサ協議会/柴崎一郎
近年電子機器に多用される高感度薄膜ホール素子は、電子部品として使える非接触センサである。開発の経緯や技術の特徴、何故必要とされた、更に、応用等を簡潔に解説すると共に、電子情報産業への貢献など、高感度薄膜ホール素子の技術とインパクトについて述べる。

○食品のトレーサビリティ 第33回
/食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会/大野耕太郎
水産物資源に対するリスクアセスメントの世界動向から70年ぶりの「漁業法の大きな改正」があった。日本の水産物の現状と対応について概観してみる。そのうえで海洋国家としての日本の基本的な成り立ちから、米国に追従する水産トレーサビリティや宮城水産特区の失敗を受けても、断行された漁業法改正の理由を推察し、食の安全・安心そして安全保障の危機を判ずる。

■コラム
○第43回 自然災害の過激化と社会の耐性
/山﨑弘郎

■製品ガイド
○レベル計

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