日工の技術雑誌

クリーンエネルギー 2019年10月号
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E1910

クリーンエネルギー 2019年10月号

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■テクニカルレポート
○常温常圧下でアンモニアを合成する新たな手法の開発
/東京大学/田辺資明・西林仁昭
常温常圧下かつ小スケールでの運用が可能な次世代型窒素固定法として、還元剤としてヨウ化サマリウムを、触媒としてモリブデン錯体を用いた、窒素ガスと水を原料とする新しい触媒的アンモニア合成法の開発に成功した。

○超薄膜、軽量、低コストな高分子全固体電池の開発
/首都大学東京/川上浩良
分極あるいは極性を持つ高分子にリチウム塩を添加して合成したナノファーバーマットに、高分子マトリックスで充填したナノファイバー含有複合電解質膜を作製することで、塩添加ナノファイバーの効果により膜内にフリーリチウムイオンが生成され、リチウムイオン伝導性とその輸率が著しく向上することを見出した。

○「MEIS CLOUD」サービス提供について
/三浦工業/高橋英寿
エネルギーコストの更なる低減、低炭素社会への要求など、幅広い企業でのエネルギー管理意識の高まりに対応して、4Gデータ通信とクラウドサービスを組み合わせて、安全・安定した環境で低コストのエネルギー管理サービスを提案。

○圧電体共振を用いた水素検出用パラジウムナノ粒子の開発
/大阪大学/中村暢伴
パラジウムナノ粒子を用いた水素センサの応答(電気抵抗の変化)向上を目的として、新しいナノ粒子作製手法を開発した。これにより、従来のナノ粒子に比べて12倍も大きな応答を実現することができた。

○木質系バルク燃料の燃焼装置(上)
/愛媛大学/宮谷和雄
木質燃料の燃焼科学の特徴に基づいた実証炉を製造し、木質材料を大きな姿で燃料できる燃焼炉の構造を明らかにし、炉の設計に必要な熱伝達理論と熱解析理論に基づいて定量的な説明をした。更に、従来の強制燃焼による煤塵の多い燃焼方法に対し、飛灰の少ない自然対流理論と物質拡散理論における低真空雰囲気下の応答性の早い燃焼方法を併用する技術の優位性と高い経済性について説明した。また、固体燃料の燃焼炉で起きる不完全燃焼の対策として、高熱負荷をもつ小型高次燃焼炉と強アルカリ性ハニカムによるダイオキシン類(DNX)対策をもつ排煙浄化システム、及び、燃焼ガスに含まれる多量の水蒸気による潜熱と顕熱の回収が可能な熱交換器システムについても説明した。また、当該ボイラの燃料補給では、1週間周期のバッチ運転、または、1日周期の遂時連続運転を選べる利便性を説明した。

○川崎重工の浮体式LNG発電プラント
/川崎重工業/長谷川善幸・深澤敏史・芝原孝徳・安江義範
脱炭素化、発電需要増加、LNGサプライチェーン再構築が進み、高効率・高即応性LNG発電への期待が高まる状況下、当社が開発した浮体式LNG発電プラントの開発経緯と設計コンセプトを紹介し、将来展望を解説する。

○三次元プロトン伝導性高分子膜の開発
/東京農工大学/小林 翼・一川尚広
燃料電池の更なる高性能化に向けて、高いプロトン伝導性を示す高分子膜の開発が求められている。高い伝導性の実現には、長距離で連続した水分子のネットワークを膜中に作り込むことが重要である。我々は三次元に無限に連続したジャイロイド構造に着目した。両親媒性分子の自己組織化現象を利用することで、ナノサイズのジャイロイド構造を作製し、三次元ジャイロイド界面に沿って水分子を配列させたところ、極めて高い伝導性を示した。水分子の三次元ネットワークが効率的なプロトン輸送を可能にしたと考えている。

○アルミニウム-空気電池の初の二次電池化
/冨士色素/森 良平
次世代の二次電池の一つの有力な候補として金属空気電池があるが、その中でも大きな電池容量を有し、豊富な資源量、安全性、コストが安くなる、大気中で簡単に製造できる可能性がある候補としてアルミニウム空気電池がある。本稿では、イオン液体系の電解液を用い、電極材料などを検討することにより、副生成物が生じない高性能なアルミニウム空気二次電池を作成することができたので紹介する。さらに全固体型アルミニウム空気二次電池も最近開発したので説明する。

■エネルギー事情
○熱量バンド制を巡る検討状況
/LNG経済研究会/大先一正
現在、資源エネルギー庁の諮問機関において熱量バンド制についての検討が進められており、来年3月に中間論点整理が行われる。熱量バンド制は、都市ガスの供給熱量について一定の幅(バンド)内の変動を許容する制度であり、導入されれば都市ガスの製造、供給、利用面で様々な対応が必要となるため、検討経過に注目することが重要となっている。

■フィールドレポート
○日本初の燃料電池バスに対応する大規模オンサイト方式「豊洲水素ステーション」の建設
/東京ガス/南形英孝
当社は、東京都江東区豊洲において新たに「豊洲水素ステーション」を建設中である。本水素ステーションは、燃料電池バスの大規模受け入れが可能な日本初のオンサイト方式の水素ステーションであり、当社が運営する4ヶ所目の水素ステーションとなる。本稿では、豊洲水素ステーションの概要と設備の特徴について紹介する。

○NEXT21における電力個人間取引の居住者実証試験
/大阪ガス/八切好司・前川純一
電力システム改革や分散型エネルギーシステムの普及により、需要家サイドのエネルギーマネジメントの重要性が高まりつつある。本稿では、顧客の電力売買の選択肢を増やす新たなサービスの創出を目的として行った電力の個人間取引についての実証内容について紹介する。

○JPタワーの環境保全(東京)
/環境工学研究所/星山貫一
JPタワーは旧東京中央郵便局の敷地に建設された高層棟(オフィスビル)と低層棟のKITTE(キッテ)で成り立っている都市型複合施設であり、2013年に全面開業した。JPタワーは大変に近代的であり、随所に環境保全対策が実施されているため魅力的なビルである。東京駅の目前に在るため2020年に開催予定の東京オリンピック期間中は海外からの観光客で大変な賑わいを見せると思われる。

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