画像ラボ 2019年10月号 PDF版

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G1910
■解説
〔外観検査〕
○外観検査のための画像処理技術の基礎と光沢測定への応用事例/新潟県工業技術総合研究所/阿部 淑人
工業製品全般の製造工程で実施される外観検査技術について概説した後、金属光沢部品の光沢分布の測定装置の開発事例を紹介する。

〔メディカル〕
○音響信号処理と3-IR照度差ステレオ法による嚥下機能計測/岐阜大学/加藤 邦人・速水 悟
嚥下時の音と甲状軟骨の動きを非侵襲かつ定量的に計測し、飲み込みタイミングを計測する装置を開発した。音源食品を飲み込ませ、その音を音響信号処理によって食道に送られるタイミングし、3-IR照度差ステレオ法によって、喉周辺の動画像から甲状軟骨の動きを得ることで、喉頭蓋の動きを推定する。最後に、これら二つを比較することにより、嚥下機能を計測する。

〔放送・通信〕
○映像要約技術の評価指標分析/(株)サイバーエージェント/大谷 まゆ
映像要約技術により作成された映像の評価は未だ確立されていない問題である。本稿ではデータセットが提供する参照要約映像との比較に基づく評価指標についてその妥当性を実験的に検証し、課題を明らかにする。

〔認識・検出〕
○画像認識を題材とした初心者向けプログラミング教育教材/明星大学/植木 一也
近年のディープラーニングの普及により、第3次AIブームといわれる現在、同分野でのさらなる技術進歩に対して人材の育成や供給が求められている。人材育成の底上げをするためには、まずプログラミング能力や論理的思考力の基礎を身につけた人材を育てる必要がある。そこで本研究では、プログラミングを苦手とする大学生を対象とした、画像認識プログラミングの教育教材を検討し、その有効性を評価した。本学の大学3年生に対して本教材を用いて実験の授業を行ったところ、多くの学生のプログラミングに対する理解度が高まったことが確認できた。

○機械学習によるヒートマップ推定に基づく大規模魚群中の個体検出/近畿大学/波部 斉・阿部 孝司・井口 信和
水槽上部からカメラで撮影した画像から魚の尾数を推定する手法を提案する。提案手法では観測画像を小さな矩形画像に分割し、矩形画像を単位として魚が存在する尤度を示すヒートマップを推定する。これによる少数のアノテーションデータでも学習を可能としている。

〔解析・計測〕
○CNNを用いた広域空撮画像からの高密度数値表層高推定/防衛大学/岩切 宗利・國武 千人
敵対的生成ネットワーク構造を持つ畳込みニューラルネットワークを用いて、空撮画像から地形の数値表層情報を高密度に推定する一手法とその性能について示したものである。

■話題の製品と技術
○モジュール構造により多品種生産に柔軟に対応可能な高性能スマートカメラ
/オムロン(株)/高山 正広・保理江 勝・木村 結貴
近年、一つの製造装置で色や形状の違う多様な生産物の製造を行う多品種生産が増加し、短いサイクルで変化する生産物の仕様要求に合わせて検査品質を維持することが困難となっている。このようなモノづくりの変化に向けて、当社は検査内容や検査対象の変化に柔軟に追従し、簡単に導入できる高性能スマートカメラ「FHV7シリーズ」を開発した。

○未来を切り開く二つの新型デコンボリューションの発明と展望
/キャスレーコンサルティング(株)/西形 淳
光学像に含まれる回折を改善する技術「デコンボリューション」の課題を二つのキーワード「処理速度と遮断周波数」に絞って新技術の紹介をする。新技術では700倍高速・10倍分解能改善など驚異的な実験値が得られており、用途が明確になり始めている。

○モーションキャプチャ技術を応用した三次元計測システム
/アキュイティー(株)/栗山 幸雄
モノづくりの過程にて各種寸法の計測はなくてはならない工程であり、広く三次元計測が行われている。従来では門型、ホリゾンタルアーム型やリンクアーム型などの三次元測定機が一般的であったが、より簡便に計測できる手法が求められている。弊社が開発した新たな方式での三次元計測システム「SKYCOM TOUCH」について紹介する。

○新しい原理に基づくマルチスペクトルカメラ
/富士フイルム(株)/小野 修司
マルチスペクトル撮像ができる新しい原理のカメラを考案した。最大9バンドのマルチスペクトル動画の撮影が可能である。各バンド像間の位置ずれがないという特長があり、NDVI(植生指数)などのバンド間の演算によって導かれる被写体の性質を、リアルタイム動画で観察することができる。分光機能をレンズ側に持たせているので、カメラ本体は共通のまま、レンズ交換するだけで、用途に応じたさまざまな波長セットでの撮影ができる。

■特集:高解像度カメラとシステム構築のポイント
○CoaXPress規格の最新動向とインターフェース選定のポイント
/日本インダストリアルイメージング協会/渡邉 雅仁
2009年に産声をあげたCoaXPress、10年の時を経て今年Version 2.0として大きなステップを踏み出した。2倍の高速化を果たした12.5 Gbpsをサポートし、今後光ファイバーの利用も可能となるなど超高解像度高速マシンビジョンシステムを強力にサポートするCoaXPressのポイントのインターフェース比較を織り交ぜて解説する。

○最新GigEカメラとマシンビジョン構築ポイント
/キヤノンITソリューションズ(株)/稲山 一幸
産業用カメラとしては世界最多ラインアップを誇るBaumer社製カメラを例に最先端GigE対応カメラ及び、GigEカメラによるマシンビジョンシステム構築方法を紹介する。

○64Gbits/s PCIeインターフェースによるマルチカメラシステム
/(株)アプロリンク/松永 修・矢向 博
高速、高信頼性が確保できるPCIexpressインターフェースを解説し、またマシンビジョン用途についてシステム構築の事例を紹介する。

○10GigE/25GigEカメラシステムのPC負荷を減らす方法
/(株)アルゴ/西田 祐矢
10GigE/25GigEカメラを用いる場合のポイントを解説する。世界で最初に10GigEカメラを開発したカナダのEmergent Vision Techonologies社(以下EVT社)は、早くから10GigEカメラシステム構築の際のボトルネックになるPCの負荷に着目してきた。本稿では、それに絡めて「なぜ10GigEカメラシステムならEVT社製10GigEカメラにすべきなのか」を解説する。

○CoaxPress 2.0(CXP-12)フレームグラバー
/Euresys Japan(株)/佐野 樹
画像処理の高速かつ高解像度の更なるニーズが高まる市場に対し、2019年春ついにCoaxPress 2.0 (CXP-12)が正式リリースされた。従来の規格であるCoaxPress 1.0シリーズとの違い、今後の可能性について解説する。

○画像取得の最適化
/エドモンド・オプティクス・ジャパン(株)/グリツコ ペレス・池田 篤史
忠実度の高い画像を取得するには、約20種類の光学的、機械的、電気的、ソフトウェアの変数を微調整する必要がある。最も要求の厳しいマシンビジョンアプリケーションで最適な画像取得をコスト効率よく達成するために、エドモンド・オプティクス・ジャパンが開発したソリューションについて説明する。

○8K超え高解像度CCDカメラと高速非圧縮DVR
/デルフトハイテック(株)/古家 勇
CCDがCMOSと比較して画像全体にわたる画質均一性に優れ、高感度、低ノイズの特長を有することを解説し、IMPERX製Tigerシリーズ8K超え高解像度CCDカメラと、その大量画像出力を高速非圧縮取込み保存するIO Industries製DVRを紹介する。

○マシンビジョンにおけるインタフェースの現状
/(株)リンクス/新井 政裕
これまでハイエンド機種に搭載されてきたCoaXpressは2019年6月にCoaXpress2.0へ更新され、転送速度・ケーブル長・GenICam対応による接続の容易性が大幅に改善された。本稿ではBasler社がCoaXpress2.0市場に提供するカメラの特徴と、高速化が求められる画像処理のソリューションについて紹介する。

■コラム:マルコーニの彼方へ 228
「いいね!」と承認欲求
/ヤマネコ

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