日工の技術雑誌

画像ラボ 2019年7月号
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Ga1907

画像ラボ 2019年7月号

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■解説
〔交通システム〕
○動画像を用いた深層学習に基づく経路予測
/中部大学/平川 翼
経路予測とは、歩行者や自動車等の予測対象が未来にどのような経路で移動するかを推定する技術であり、コンピュータビジョン分野で扱われている問題の一つである。本稿では、動画像中の対象物の移動経路を予測する手法、とりわけ深層学習を用いた経路予測手法について紹介する。

〔認識・抽出〕
○センサから得られる視聴行動データを活用したユーザの関心推定の高度化
/北海道大学/長谷山 美紀・小川 貴弘・髙橋 翔・原川 良介
大量の画像・映像の中から、ユーザが望むコンテンツを効率的に提示/推薦するために、それらのコンテンツに対するユーザの関心を推定する手法が必要とされている。本稿では、この必要性に応えるために実現された新たな手法を紹介する。具体的には、画像・映像とそれを視聴しているユーザから得られるセンサデータの関連性を推定する相関分析理論を導出することで、ユーザの関心を高精度に推定可能とする新たな手法について説明する。

〔基礎研究〕
○教師なし深層クラスタリング手法RDEC
/(株)東芝/中田 康太・陶 亜玲・高木 健太郎
少量の重要データ群を高精度に分類する深層クラスタリング技術を開発した。これにより、人手による面倒な教示作業なしに、多量のデータに埋もれがちな少量の不良や異常を分類することができる。公開/製造データに対して従来手法を大きく上回る分類精度が得られている。

■話題の製品と技術
○ディープラーニング活用のリアルタイム画像解析性能を高めた新型エッジAIカメラ
/エコモット(株)/國塚 篤郎・澤田 幸寛
今日、労働力確保や生産性向上の実現は、多くの産業分野にとって喫緊の課題となっており、AI・IoTをはじめとする「第四次産業革命技術」の活用によって、企業のビジネスモデルを変革する取り組みが加速している。本稿では、省人化・少コスト化を目的とした業務に利用することが可能なAI画像解析カメラ「MRM-900」の概要および機能、ユースケースの紹介と今後の展開について紹介する。

■特集1:透明・黒色・反射…etc 〜可視の領域を広げる偏光カメラ
○ラインスキャン型偏光カメラのメリット
/(株)エーディーエステック/前嶋 素生
世界初のラインスキャン型偏光カメラは、偏光画像にスピードと精度を両立する画期的な製品である。ラインスキャン型のメリットやセンサ構造、そのアプリケーションについて紹介する。

○光沢、透明、黒色撮像の救世主!Baumer社製偏光カメラシリーズ
/キヤノンITソリューションズ(株)/稲山 一幸
目視確認も困難な光沢・透明・黒色ワーク撮像に適した産業用偏光カメラを紹介する。

○プラスチックやガラスなど反射が多い材料の材質検査に理想的な偏光カメラ
/(株)ジェイエイアイコーポレーション/渋井 秀一・浜野 博
当社の偏光カメラに対するアプローチから、ソニー製偏光イメージセンサIMX250MZRを採用した偏光カメラGO-5100MP-USBと用途例を紹介する。

○高機能・高速GPU処理を実現した偏光カメラSDKの紹介
/ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ(株)/三ッ堀 裕之・佐々木 勝昭
2018年12月に出荷開始したソニーの偏光カメラと偏光カメラ専用のSDKは高機能・高画質・高速処理を実現している。そのポイントとなるのは、専門知識を要する偏光信号処理の実装に工数を割くことなく、最小限のコストで利用できるSDKとしての開発を優先したことである。その上で、昨今のPC性能を十分に発揮するべく数値処理にGPUを活用したことで、フル解像度・フルフレームレートでの偏光処理を実現した。本稿では、SDKの機能と特長を中心に説明する。

○多角的偏光イメージングシステムの開発
/日本ビジュアルサイエンス(株)/滝 克彦・間杉 綾乃・古賀 玄義/東京都立産業技術研究センター/海老澤 瑞枝
筆者らは多様な変化を創出し、自動撮影した大量の写真を多次元の仮想配列としてアーカイブすることで、高度な利便性を有する多角的偏光イメージングシステムを開発した。システムの概要と観察事例を示し、分析/評価システムとしての有用性について紹介する。

○カラー偏光カメラとその応用
/(株)ビュープラス/芝田 勉
本稿では、偏光カメラをいくつかの画像処理課題に適用した例を示すことでその有用性について見ていきたい。またカラー偏光カメラが役立つ場面も紹介する。さらに弊社の偏光カメラの制御・偏光演算処理ソフトウェアLPViewについても紹介する。

○偏光高速度カメラを用いた高機能フィルム検査技術
/(株)フォトロン/山下 成規
偏光状態を画像化する高速度カメラ「CRYSTA」をコア技術とした、フィルムやガラスの光学ムラを検査するシステム「KAMAKIRI」を展開している。本稿では、フィルム市場からのニーズや利用シーンについて紹介する。

■特集2:マシンビジョンシステムにおける照明技術 最前線
○JIIAが取り組むマシンビジョン用照明の標準化活動と普及活動
/(一社)日本インダストリアルイメージング協会/鳥居 貞文・佐久間 恒雄・遠塚 弘
(一社)日本インダストリアルイメージング協会(JIIA)とその標準化委員会の分科会の一つである照明分科会の活動、マシンビジョン用照明に関する規格・ガイドラインについて紹介する。加えて、直近に実施した中国でのセミナー内容をダイジェストする。

○検査現場のニーズに対応した新しい照明光源
/(株)飯田照明/杉田 和繁
当社は、高照度、高速点灯、高安定の検査照明の基本要件を備えつつ、防水防塵、紫外線・赤外線への拡大、波長検証の簡易化、ハンディ対応など、現場の声に応えたユニークな商品を提案してきた。本稿では、代表的な商品を紹介する。

○最新技術によるLED照明のIoT化とマシンビジョンにおける役割
/オプテックス・エフエー(株)
LED照明は周囲環境の変化や長期的な使用に伴い、明るさが変動する。本稿では、最新技術によってそれらを解決するセンシング照明や、予知保全に役立つLED照明のIoT化について紹介する。

○マシンビジョン向け有機EL照明とコントローラー
/シーシーエス(株)/豊福 敏之
有機ELの特性や、シーシーエスが開発したマシンビジョン向け有機EL照明を解説・紹介する。

○低反射LED照明
/日本エレクトロセンサリデバイス(株)/今井 信司
画像処理の画像撮影時に問題となることが多い光沢(グレア)、テカリを改善する照明として開発したLED照明を紹介する。

○シンプルなマシンビジョン用照明光源“マルチラインプロジェクタ”
/ネオアーク(株)/伊藤 聡・沖田 昌仁
強度の均一性と等間隔性に優れた縞状のライン光を投影することができるマルチラインプロジェクタの特徴を説明する。又、このプロジェクタを使用して3D評価を行う方法や実用例等を紹介する。

○照明の新時代を拓く、V-ISA Method可変照射立体角照明技術
/マシンビジョンライティング(株)/増村 茂樹
世界で始めて照明技術がVISION Awardを受賞し、従来照明の常識を覆して今脚光を浴びているマシンビジョン用途向けの新しい照明技術について、従来照明の限界とそれを越える方法論と考え方、及びV-ISAメソッドの原理、撮像例を詳細に解説する。

○マシンビジョンにおける分割照明技術
/(株)ユーテクノロジー/佐竹 豊孝
マシンビジョンにおいて、画像処理プログラムをシンプルにするためには優れた観察画像を取得することが重要である。発光領域を分割点灯することで、それを容易に取得できるマルチエフェクトライトを用いた検査例を紹介する。

■トピックス
○(株)エーディーエステック主催プライベートショー
/画像ラボ編集部

■コラム:マルコーニの彼方へ 225
○「トモダチ作戦」におけるロジスティクス
/ヤマネコ

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