日工の技術雑誌

クリーンテクノロジー 2019年3月号
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L1903

クリーンテクノロジー 2019年3月号

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■特集:大学等のクリーンテクノロジー関連新技術1
※本特集は科学技術振興機構主催の新技術説明会(2018年1〜6月開催)とイノベーションジャパン(2018年8月開催)に基づく記事を収録しております。

○アクリルナノ粒子が示す広範囲な殺藻・増殖抑制と作用メカニズム
/高知工科大学/大濱 武・ドゥイヤンタリウィディヤンニンルン/新潟大学/林八寿子/チカミミルテック(株)/小松千景・飯田大介・近森洋二
シアノアクリレートのナノ粒子は、きわめて広範囲な微細藻に迅速に細胞死を誘導する。細胞死は、ナノ粒子の細胞への衝突をきっかけに活性酸素種(ROS)が細胞内に蓄積することで起こる。

○可食性生体ポリマーの特異的ゲル形成能を活用した分子分離膜プロセスへの展開
/小山工業高等専門学校/加島敬太
可食性生体ポリマーのアルギン酸カルシウムに着目し、低分子量域(<600 Da)の分子分離に有効な分子ふるい膜を調製した。また、吸着剤微粒子を固定化することで、水溶性色素を除去する吸着分離膜を開発した。

○化学的修飾によるポリエチレンの撥水性化
/福岡大学/中野涼子・深谷光貴・関口博史・八尾 滋
PE吸着特性を有するアルカン鎖アクリレートと、C6程度のパーフルオロ鎖を有するアクリレートから成るA-Bブロック共重合体を用いてPEフィルムおよびPE不織布の表面を改質した結果、フィルムの接触角は94°→120°に、不織布表面の接触角は120°→130°に向上させることができた。

○超吸水性高分子を利用した高感度イムノチップ
/(地独)神奈川県立産業技術総合研究所/大崎寿久・神谷厚輝・竹内昌治/(株)森永生科学研究所/小山由利子
従来のインフルエンザ検査キットのウイルス検出原理には、ウイルス抗原と未反応の標識抗体を十分分離できない内在的課題があり、感度・特異度に制限があった。本研究では、従来法の簡便・迅速性はそのままに、この課題を克服した高感度イムノチップの開発を目的とした。

○防臭や抗菌などの機能を印刷する
/京都府立大学/細矢 憲/大平印刷(株)/玉岡明彦/りてん堂 村田良平
京都の伝統技術に学んだ友禅印刷を用いて、防臭性や抗菌性を持つ機能性微粒子の印刷を行った。機能性微粒子は印刷過程で濃縮・積層され、その機能も損なわれないことが明らかとなり、意匠性を持って機能の印刷が可能となった。

○高分子ゲルを使った水中金属イオンの新しい除去・回収プロセス
/広島大学/後藤健彦
本研究では、水中で膨潤した際に水酸化物イオン(OH-)を生成し内部が塩基性に保たれる性質を持つ高分子ゲルを利用し、重金属溶液から金属イオンをゲル内部に水酸化物として蓄積する新しい分離回収方法を提案する。

○微生物を活用した「泥の電池」による革新的な発電・浄化システム
/佐賀大学/冨永昌人・音谷隼平
本稿では、微生物を活用して、泥の特性を活かした「泥の電池」について紹介する。センシングデバイスの低電力化と「泥の電池」は相性が良い。「泥の電池」の発電と浄化の両面から、その特性や能力について説明した。

○液滴濃縮による高感度かつ簡易な環境分析
/富山高等専門学校/間中 淳・袋布昌幹/茨城県産業技術イノベーションセンター/加藤 健
本稿では、環境の分野における現場分析において有効な比色法の分析感度の不足を補うために用いられる各種濃縮法に関して概説し、より高性能な濃縮手法として液滴へ濃縮する均一液液抽出法を紹介する。

○超高温可溶化メタン発酵技術と可溶化菌の水処理への応用
/鈴鹿工業高等専門学校/甲斐穂高/長崎総合科学大学/中道隆広/熊本県立大学/石橋康弘
本技術は、環境中から単離した耐熱性プロテアーゼを産生する可溶化菌によって固形有機成分を80℃で可溶化処理して低分子化させて、1槽式メタン発酵と比較して約2倍のガス発生量ができるメタン発酵技術である。

■解説
○微小粒子状物質の短期曝露による健康影響
/東邦大学/道川武紘
微小粒子状物質(PM2.5)の健康影響が取り沙汰されて久しいが、日本における知見は少ない。本稿ではPM2.5の短期曝露と死亡との関連性について、人口が多い日本の100都市において検討した結果を中心に紹介する。

○冷房方式の異なる病室の温熱環境が睡眠時の人体生理反応に及ぼす影響
/北九州市立大学/白石靖幸
対流空調と放射空調の二つの冷房システムが導入された病室の温熱環境が人体生理反応に与える影響を、被験者実験並びにCFD解析により検証した。結果として、放射空調の方が入眠潜時および中途覚醒時間が短く、睡眠効率が高い等の傾向が確認できた。

○ATP法による微生物の迅速試験法
/大阪大学/池松靖人
微生物管理における測定技術は近年、科学技術の進展で微生物迅速試験の手法が増えている。本稿ではATP法の迅速試験法による新しい微生物管理方法とその運用について検証事例も提示しながら解説する。

○920MHz帯を用いた施工現場無線通信システム
/三機工業(株)/飯田浩一
建設施工現場へIoTを導入しクラウドを通じた支援を行うため、大型現場でも通信可能で設置や移設が容易な電池で動作するメッシュネットワークを用いた熱中症センサを開発した。本稿では、試験状況や今後の展開について紹介する。

■製品紹介
○HACCP導入のための衛生管理対策機器
/日本エアーテック(株)/大野広行

○半導体製造用超純水中の10nmレベルの微小粒子の計測とサンプリング手法
/日本カノマックス(株)/大竹哲哉

■研究室紹介
○大分大学理工学部創生工学科電気電子コース放電プラズマ研究室
/大分大学/金澤誠司・市來龍大・立花孝介

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