日工の技術雑誌

建設機械 2019年3月号
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C1903

建設機械 2019年3月号

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■特集:生産性向上を実現するICT技術1
○現場の生産性向上に貢献するリモートサービス
/キャタピラー/松村 秀雄
建設機械が故障によって休車する時間を短縮して現場の生産性を向上させるため、遠隔からの機械診断とソフトウェアの更新を可能にするリモートサービスを開発し、ユーザーの車両が最大の生産量と効率を上げられるよう、当社販売店がより迅速なサポートを提供できるようになる。リモートサービスは二つのサービスで構成されている。本稿では、二つのサービスの概要とユーザーのメリットについて紹介する。

○建設現場における3D施工データの作成と利活用
/(株)建設システム/鈴木 淳
ICT施工の拡大により3D施工データを作成し土工だけでなく構造物にも利活用する技術者が増えてきた。3D施工データを効率よく作成するためのポイントと、作成した3D施工データを工事現場でどのように利活用するのかを解説する。またICTツールの活用が、着工前から完成までの従前手法を180度転換するイノベーション手法の紹介と技術者だけでなく作業員レベルでの3D施工データ活用の方法を紹介する。

○i-Con・CIM対応ソフトウェアと活用事例
/福井コンピュータ(株)/池場 謙次
国土交通省が推し進めるi-Constructionは、2025年度までに建設現場の生産性を2割向上することを目指しており、普及・拡大が急ピッチで進む中、対応が求められている。本稿では、i-ConstructionおよびBIM/CIMを強力に支援するソフトウェア「TREND-POINT」「TREND-CORE」と導入活用事例を紹介する。

■技術資料
○九州北部豪雨災害の復旧・復興に向けて
/九州大学/三谷 泰浩
平成29年7月、福岡県から大分県の遠賀川、筑後川および山国川流域が記録的な降雨に見舞われた。これを受けて九州大学では、アジア防災研究センターが中心となり、「九州大学平成29年7月九州北部豪雨災害調査・復旧・復興支援団」を結成した。本稿では、その背景、経緯、活動概要、今後の展望と課題などについて紹介する。

○地方自治体におけるICT活用工事の取り組みの紹介
/静岡県交通基盤部/杉本 直也・芹澤 啓/(一社)日本建設機械施工協会/藤島 崇
平成28年度から始まったICT活用工事は、施工段階の各プロセスで3次元データを活用し、施工全体での生産性向上を目的とした工事である。ICT活用工事を普及させていくためには、工事発注件数の大多数を占める地方自治体の発注する工事での活用が必要不可欠である。ICT活用の積極的な取り組みを進めている当県の実施事例をもとに、地域特性を考慮した適用事例とICT活用工事の運用手法について紹介する。

○ICTを活用した高速道路の雪氷対策の自動化
/東日本高速道路(株)/中谷 了
高速道路における雪氷対策車両の運転や機械操作に、ICTを活用して自動化する3種類の取り組みを紹介する。一つ目はタイヤセンサーを用いて冬期に出現する7種類の路面状態を自動判別し、最適量の凍結防止剤を散布するシステム。二つ目は、GPSの位置情報により凍結防止剤散布車の三つの作業を自動化するシステム。三つ目は、cm級の測位精度を持つ準天頂衛星システムを活用し、吹雪等の視界不良時や雪に埋もれた見えない障害物を回避する除雪車の運転操作システムである。

○省CO2や電力システム改革、BCPに対応する新しいエネルギーマネジメントシステム
/(株)竹中工務店/茂手木直也
近年、電力システム改革や再生可能エネルギーの増加、BCPへの対応などによって、建物側でのエネルギーマネジメントのニーズが拡大・多様化する傾向にある。こうした社会動向に対し、当社では独自の企画によるエネルギーマネジメントシステム「I.SEM.」を開発した。I.SEM.は、建物または建物群の負荷予測から熱源や空調の運転最適化等を行うクラウド上に構築されたソフトウェア群と、建物側に設置された太陽光発電や蓄電池、電気自動車の充放電装置等の分散電源群を統合するハードウェアのパッケージシステムである。このシステムの導入により、今後更にニーズが高まる省CO2やデマンド制御、非常時の自立給電を達成する。

○ICT舗装工における3次元データによる出来形管理方法
/奥村組土木興業(株)/藤森 章記
ICT舗装工の導入に備えて実施したTLSを用いたアスファルト舗装の出来形計測に関する事前検証と、この成果を基に、山陰道の新設舗装工事でTLSを用いた出来形管理(TLS出来形管理)を逸早く実施した取り組み事例を紹介する。

○交通シミュレーションの都市交通マネジメントへの適用
/(株)熊谷組/永田 尚人
建設企業は、開発、保有する様々な技術やノウハウを活用して住宅施設、商業施設、物流・流通等の施設から道路、社会基盤施設に至るまで幅広い分野の建設事業に取り組むだけでなく、住民の多様化する価値観やニーズに対して、人・モノなどの流れを効率化・高度化するための新しい技術を取り入れた提案を行ってきている。本稿では、ソフト技術の代表的な取り組みとして、大規模都市開発等の事業を円滑に進めるための交通シミュレーションを活用した課題解決事例を紹介するとともに、首都直下地震等の大規模災害への対応をはじめとする社会課題解決に向けての評価ツールへの発展性についても紹介する。

○ミャンマー連邦共和国初のエクストラドーズド橋建設工事を通して
/東急建設(株)/鈴木 晴久
ミャンマー・ヤンゴン市南東部とタンリン地区・ティラワ地区とを結ぶ物流と旅客輸送の効率化、橋梁の安全性確保が急務となり、同橋の架け替えが都市交通事業の中で最優先事業の一つとなった。当プロジェクトは日本国無償資金協力援助として事業化が決定し、同橋を片側2車線の計4車線、および歩道を有する新橋梁に架け替えるものとして計画された。本稿では、その概要を紹介する。

○整備新幹線の雪害対策と分岐器対策
/(独)鉄道建設・運輸施設整備支援機構/宮﨑 浩二
整備新幹線では、降雪量や雪質などの各地域の気象条件や地域の特徴等に応じた雪害対策を採用している。本稿では、北陸新幹線及び北海道新幹線(新青森〜新函館北斗間)で採用した雪害対策のうち、鉄道線路の対策と分岐器部の対策を紹介する。

■話題の工法
○築60年超のダム改良工事における堤体削孔工法
/大成建設(株)/金木洵太朗・大西 仁志・平山 哲也・山本 稔
近年、全国各地で水害が頻発・激甚化しており、ダムはこれら水害の被害軽減に重要な役割を果たしているが、気候変動や社会環境の変化に伴い、新たな治水・利水の課題が発生してきている。しかし、新規ダム建設には多大な費用と時間がかかり、良好なダムサイトも少なくなってきていることから、既設ダムを改良し有効活用する必要性が高まってきている。本稿では、ダム再開発事業の五十里ダム施設改良工事において、これまでに実施した堤体削孔工法及び無人化施工機械技術について紹介する。

○小型施工機を用いた耐液状化格子状地盤改良工法
/(株)竹中土木/小西 一生
東日本大震災以降、既設住宅地など狭隘地での液状化対策需要が高まっている。本稿では、格子状地盤改良による液状化対策工法「TOFT工法」と、狭隘地に対応し自動化施工を実現した小型機械攪拌工法「スマートコラム工法」について紹介する。

○MR技術を活用したトンネル維持管理システム
/(株)鴻池組/長沼 諭/(株)インフォマティクス/金野 幸治
MR技術を活用したトンネル維持管理システムについての特長と概要、役割などについて紹介する。

■業界情報
○2018年10月度/建設機械出荷金額統計
/(一社)日本建設機械工業会

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