日工の技術雑誌

画像ラボ 2019年3月号
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Ga1903

画像ラボ 2019年3月号

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■スペシャルインタビュー
○Teledyne e2v プロフェッショナルイメージングアジアパシフィック社 ジャック・チュン氏に聞く
バイスプレジデントのジャック・チュン氏に、氏の業務内容やTeledyne e2v社の新製品など取り組みの現状と今後の展望について、語っていただいた。

■解説
〔外観検査〕
○深層学習による外観検査自動化における学習画像生成
/中京大学/青木 公也・大野 光津弘・松岡 海登/(同)YYCソリューション/輿水 大和
近年、深層学習技術の目覚ましい発展から、製造現場における外観検査の自動化への応用が期待されている。本稿では、AI技術の実応用の課題の一つである学習データ準備(データ拡張、アノテーション)について、僅かな実サンプルから大量の模擬検査画像を生成する手法について解説する。

〔セキュリティ〕
○大規模歩行映像データベースの構築とその歩行映像解析への応用
/大阪大学/槇原 靖・村松 大吾・武村 紀子・モハマド ザシム ウディン/南京理工大学/徐 遅/大阪電気通信大学/越後 富夫/大阪大学/チュン タン ゴ/南京理工大学/李 想/大阪大学/荻 岳仁・八木 康史
60,000人を超える大規模歩行映像データベースの構築と、本データベースを活用した観測方向や荷物所持状況の変化に頑健な歩容認証、及び歩容による年齢推定への応用事例を紹介する。

○屋外監視カメラを用いた人物同士の重なりを考慮した通行人数計測
/徳島大学/寺田 賢治
我々が開発した屋外監視カメラを用いた人物同士の重なりを考慮した通行人数計測方式を紹介する。この手法はカメラが低い位置に設置される場合に生じる人と人の重なりが増えることによる計測精度の低下の影響を、人同士の重なり方を認識することで最小限に抑えるものである。

〔メディカル〕
○自撮りできる高速小型眼底カメラシステム
/奈良先端科学技術大学院大学/太田 淳・竹原 浩成/東京大学/角 博文
我々は、被験者が一人で撮影することが可能な眼底カメラの開発を行っている。この眼底カメラは、被験者の負担になる眩しさを排除するために、近赤外照明を使って3波長の画像を同時取得し、カラー画像として出力することが可能である。ここでは、近赤外カラー眼底カメラを構築するために必要な要素技術について報告する。すなわち、近赤外3波長域を同時に取得するための技術や、高速撮像の必要性やトラッキング技術について言及する。

○人工知能による皮膚腫瘍診断補助システムの開発
/筑波大学/藤澤 康弘・藤本 学/京セラコミュニケーションシステム(株)/大友 雄造・藤田 亮
近年、畳み込みニューラルネットワーク(CNN)により、AIによる画像分類の精度が急激に向上している。本稿では、見た目で診断することが多い皮膚腫瘍にCNNを応用した研究成果を紹介する。本研究では、従来の研究に比べ圧倒的に少ない6000枚程度の臨床写真を利用し、皮膚腫瘍の良悪性の分類について専門医より高い90%を超える正答率を達成した。

○広角眼底画像を用いたAIによる網膜症判定
/(株)Rist/遠野 宏季/ツカザキ病院/田淵 仁志
近年注目を集めている人工知能技術(Deep Learning)を用いた画像処理システムの医用応用について、実際の研究事例を踏まえつつ眼科領域への展望をまとめた。今後は遠隔診療や大規模疾患スクリーニングにより多くの患者に安く安全な医療を届けるための仕組みづくりが急務である。

〔生活支援〕
○画像認識システムのレジ応用
/兵庫県立大学/森本 雅和
画像認識システムの店舗レジへの応用例として、パン画像認識レジBakeryScanを紹介するとともに、近年の無人レジシステム開発の動向と、画像認識レジシステムの応用展開について述べる。

○自然言語処理、画像認識などのAI技術を駆使した高品質な気象サービス
/(株)ウェザーニューズ/萩行 正嗣
気象情報提供サービスの基本的な流れと現状の課題について紹介する。そのうえで気象情報提供サービスにおける自然言語処理や画像処理といった人工知能関連活用事例について紹介する。

〔放送・通信〕
○深層学習を用いた高精度リアルタイム人物映像解析技術
/(株)東芝/柴田 智行/日本テレビ放送網(株)/佐藤 誠
駅伝中継の番組制作現場では、各選手の走行位置を把握し、テレビ放送へ重畳するキャプション作成のために中継映像を常時目視し、記録作業が必要である。しかし、この目視作業は長時間に及ぶため、人的負荷が高い問題があった。当社では、中継映像から選手を検出しチームを識別することで、作業の省力化に取り組んでいる。開発した実時間動作するシステムを実際の現場で検証し、適合率98.1%と高い性能で動作し、手作業による記録を省力化できることを確認した。

〔認識・検出〕
○Visual SLAMを用いた多視点計測の統合に基づく直方体形状物体の高精度な再構成
/九州大学/三島 聖志・内山 英昭・Diego Thomas・谷口 倫一郎・Rafael Roberto・Joao Paulo Lima・Veronica Teichrieb
vSLAM(visual SLAM)から取得する3次元点群に対して逐次的に構築した高精度な平面群から平面凸集合の解析に基づいた直方体形状物体の認識手法を提案する。更に、直方体の誤検出を低減するため、多視点計測による逐次的な更新手法を提案する。最後に、提案手法の応用として、拡張現実感を用いた対話型直方体モデリングシステムを紹介する。

○固定視点動画からの信号機位置検出及び色状態識別
/東京電機大学/髙澤 良輔・美濃口 宗尊・中村 明生
交通誘導員の業務遂行に役立つ情報を提供する交通誘導補助システムのために、固定カメラで撮影した映像から信号機の位置を検出するとともに、青・黄・赤といった色状態を識別する手法に関して基礎検討を加えたので紹介する。前処理として振動に対しては画像位置合わせ、点滅に対しては複数フレーム合成を行った。その後、昼夜間の灯火撮影状態を想定して両者に対応できる信号機位置検出手法、色状態識別手法を提案した。実験を通して、固定カメラで撮影した映像という前提条件のもと、提案手法の有効性を確認した。

〔画像処理〕
○屋外映像分析のための背景差分法
/九州大学/島田 敬士・峰松 翼・谷口 倫一郎
統計的手法を用いた方法、空間情報や時間情報を利用した方法、カメラが固定されていない場合の対応法、さらには深層学習を導入した背景差分法など、これまでに提案されている代表的な手法を取り上げつつ、各手法の特徴や背景変動への適合性について紹介する。

〔マルチモーダル〕
○画像・動画の説明文生成と画像に関する質問応答のデータセット
/千葉工業大学/吉川 友也・重藤 優太郎・竹内 彰一
視覚と言語を融合した研究課題の一例として、画像・動画の説明文生成と画像に対する質問応答を取り上げ、これらの研究において最近構築されたデータセットを比較するとともに、どのように構築され、どのようなアノテーションが付与されているのかを概説する。

■製品特集:セキュリティ関連製品
○AI検索装置「VS-AI」
/(株)R.O.D

○大規模案件対応ネットワークビデオレコーダー
/兼松サステック(株)

○RBSS「優良防犯機器」認定品のSDメモリ録画装置、一体型カメラ
/(株)ケルク電子システム

○低レーテンシーHD-SDI/HDMI高品質ビデオエンコーダ
/Euresys Japan(株)

■コラム:マルコーニの彼方へ 221
○言葉のコスパとリサイクル
/ヤマネコ

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