日工の技術雑誌

建設機械 2019年2月号
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C1902

建設機械 2019年2月号

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■特集:大地震対策におけるさまざまな情報と技術
○大地震対応の倒立振子併用型TMD制震装置「ペアマスダンパー」
/(株)大林組/吉田 治
近年、長周期地震動対策など大地震にまで効果を期待する大質量TMDを用いた制振構造が実際の超高層建物に採用され始めている。長所も多いが課題も多いが、これらの課題を解決できる技術として、当社では倒立振子併用型TMD制震装置「ペアマスダンパー」を開発した。

○大地震にも安定した性能を発揮する耐震ブレース
/安藤ハザマ/古谷 祐希・伊藤 隆之・牧田 敏郎
大地震に対して、損傷を防ぎ、継続して使用できる耐震性能の高い建物が求められている。大型の物流施設、ショッピングセンターやオフィスビルでは、耐震性能の向上の一つとして、地震時の建物の変形を小さく抑える効果がある鉄骨ブレースを耐震ブレースとして使用することが多い。本稿では、当社で開発した「安藤ハザマ座屈拘束ブレース(AH-BRB)」について紹介する。

○多重防潮堤による津波減災効果の検討
/東京理科大学/二瓶 泰雄
巨大な防潮堤を単体で設置するのではなく、背の低い防潮堤をいくつか配置する“多重防潮堤”による津波減災効果を紹介する。木製の防潮堤模型を用い、防潮堤の勾配や高さ、間隔等を変化させて防潮堤の越流量を算定するとともに、背後地の家屋被災特性に関係する流体力等を求め、各種条件下にて比較・検討した。

○加速度センサを用いた建物の構造健全性診断技術の開発
/東急建設(株)/伊丹 十夢・千葉 一樹・豊嶋 学
建物にセンサを設置することで、建物の構造健全性を評価する構造ヘルスモニタリングが注目されている。当社でも地震時における被災度判定及び継続的に建物の健全性をモニタリングするシステムを開発した。本稿では、その概要を紹介する。

○特定天井に対応した天井耐震工法の開発
/戸田建設(株)/稲井 慎介
これまで東北地方太平洋沖地震を初めとする大地震において、天井の落下被害が多数報告されている。「門天工法」は、門型の部材を用いて地震時の天井落下被害を防ぐ天井耐震工法で、従来工法で使用される多数の斜め材が不要となるため、天井内に多数の配管やダクトがある場合でも容易に施工が可能である。

○地震ハザードステーション(J-SHIS)の開発
/(国研)防災科学技術研究所/藤原 広行
将来日本で発生する恐れのある地震による強い揺れを予測した「全国地震動予測地図」とその情報を公開するために開発された地震ハザードステーションJ-SHISについて紹介する。

○地震の性質を知って危険に備える
/名古屋大学/山岡 耕春
日本列島では、国土のどこにいても地震に対する備えを欠かすことはできない。いわゆる先進国の中でもこれだけ地震が頻発する国はない。本稿では、日本列島に住む以上は宿命とも言える地震に関する基本的でかつ重要な性質について紹介する。

■技術資料
○道路空間の地下化が魅力的な都市を創造する
/立教大学/田島 夏与
トンネル施工と自動車そのものの技術進歩は、20世紀であれば高架で建設されていた道路を地下に建設することを可能にした。このことは、特に高密な土地利用が都市部において、地表部での空間利用に新たな可能性をもたらしている。2018年5月に地下化ルートが示された首都高速道路の日本橋付近区間と立地条件が類似した米国ボストンのビッグディッグ事業を例に、道路空間の地下化が地表の都市空間にもたらす魅力を紹介する。

○低炭素社会実現に向けたZEBとスマートコミュニティ
/大成建設(株)/松本 久美
エネルギー分野の課題解決のために、当社では早い時期からZEBの普及を目指してきた。本稿では、日本におけるZEBの政策やZEB事例とともに、地域全体の低炭素社会への取り組みであるスマートコミュニティの取り組みについて紹介する。

○生産性と安全性の向上を目指した不整地運搬車の自動走行技術
/(株)熊谷組/宮川 克己
最近の自然災害は激甚化する傾向にあり、日本各地で人命や社会インフラに多大な影響を及ぼしている。このような大規模な災害が発生した際は災害地の早期復旧が求められるが、被災直後の復旧時における二次災害の恐れがある場合は無人化施工が大きな役割を果たす。また、2016年度より導入されたi-Constructionと相まってICT技術を用いた建設機械を用いた無人化施工システムは飛躍的に発展している。本稿では、無人化施工システムを応用し生産性と安全性の向上に寄与すべく建設機械の自動化開発について紹介する。

○作業船の動揺安定移乗装置「6軸減揺桟橋」の開発
/東亜建設工業(株)/保利 敏之・今村 一紀・田中 孝行・那須野陽平
洋上風力発電事業では、発電設備への安全な移乗方法が課題とされている。当社は、洋上構造物への安全な移乗を目的とした「6軸減揺桟橋」の開発を行っている。「6軸減揺桟橋」の概要と、海域試験を通じて検証した油圧式モーションベースプロトタイプの水平保持性能について紹介する。

○インバート変位計測システムによる実トンネル隆起観測と対策工
/東日本高速道路(株)/宮沢 一雄/(株)大林組/秋山 剛史
トンネルの変状に対し、天端沈下と水平内空変位を測定しているが、本来は下面からの鉛直変位も監視すべきである。しかし、建設および供用中の路面の変位を計測することは困難である。そのためインバート部の変位を計測できるシステムを開発した。

■業界情報
○2018年8月度/建設機械出荷金額統計
/(一社)日本建設機械工業会

○2018年9月度/建設機械出荷金額統計
/(一社)日本建設機械工業会

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