環境浄化技術 2018年9・10月号 PDF版

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環境浄化技術 2018年9・10月号 PDF版

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■特集:最新の土壌・地下水汚染技術
○平成28年度土壌汚染状況調査・対策に関する実態調査結果
/(一社)土壌環境センター/奥津道夫
当センターでは活動の一環として、土壌汚染対策法が施行された平成15年度以降、会員企業を対象として土壌汚染調査・対策事業の受注実態を把握することを目的として、毎年、アンケート調査を実施してきた。本稿では、平成28年度の実態調査結果を紹介する。

○自然由来セレン排水の新しい水処理技術
/清水建設(株)/毛利光男・隅倉光博/九州大学/森 裕樹
近年、トンネル工事において掘削土壌やトンネル排水に環境基準を超過する自然由来の重金属(砒素、セレン等)が含まれる事例が多数報告されている。筆者らはセレン含有排水の低コスト処理を実現するため、還元過程を必要としないでセレン酸と亜セレン酸の両方を吸着することができる新しいセレン吸着剤(SQ剤と命名)を開発した。本稿では、自然由来の水溶性セレンを含む実排水を対象に新規セレン吸着剤であるSQ剤を用いた水処理実験を行い、環境基準を満足するまでセレン濃度を十分に低減できることを確認した結果について紹介する。さらに、新規SQ剤を核とした新しいセレン水処理システムの実証実験の概要についても紹介する。

○特殊添加材を用いた土壌洗浄工法の検討
/大成建設(株)/島田曜輔・根岸昌範・守屋雅之
土壌洗浄工法は重金属等の土壌浄化技術として実績が多い。対象となる重金属は鉛や砒素の実績は多いが、水銀の報告例は少ない。そこで高濃度の水銀の実汚染土壌における土壌洗浄工法の適用性を室内試験により確認した。水銀の吸着特性を持つ特殊添加材を使用することで、良好な結果が得られた。

○遮水層併用型吸着層工法の開発
/(株)大林組/森下智貴・三浦俊彦・西田憲司・山田祐樹・鈴木和明・日笠山徹巳
底部に土質遮水層を設置することで盛土内に発生した浸出水の流れを制御し、地山への汚染拡散が低減可能な吸着層工法を開発した。本稿では、その妥当性検証のための数値解析、現場実証試験の結果について紹介する。

○土壌浄化の現場モニタリング手法の開発
/(株)熊谷組/河村大樹・中村孝道
油汚染土壌の微生物分解で発生するCO2を閉鎖式チャンバー法によって測定し、低減する油分濃度と比較することで、浄化の進行状況を予測するモニタリング手法として適用可能かどうかを検討した。得られた知見について紹介する。

○揮発性有機塩素化合物を対象とする大豆ホエーを用いたバイオレメディエーション技術
/(株)鴻池組/田中宏幸/不二製油グループ本社(株)/芦田 茂
VOC汚染サイトにおける現場実証試験によって、土壌汚染対策の分野における資源循環型のバイオレメディエーションの浄化促進剤としての活用可能性が示された、食品産業のプロセス上に副生される大豆ホエーを紹介する。

○電気発熱法と物理的回収方法を用いたハイブリッド浄化の実績
/国際航業(株)/佐藤徹朗/(株)島津製作所/長曽哲夫
電気発熱法により土壌自体を昇温することにより、土壌の細孔部に浸透・吸着したVOCを地下水中や土壌ガス中に移行させ、土壌溶出量及び含有量を低下させることが可能である。近年、特にロームを対象とした浄化実績が増えていることから、その背景と効果について紹介するとともに、1,4-ジオキサンなど化学的、生物的に安定な物質に対する本工法による浄化可能性について紹介する。

○温度が油のバイオレメディエーションの浄化効果に与える影響
/(株)バイオレンジャーズ/岩橋さおり
バイオレメディエーションの浄化効果を左右するのではないかと、懸念される項目の一つが温度だ。一般的に微生物活性は温度に依存し、温度が10℃上がれば活性は2倍、温度が10℃下がれば活性は1/2になると言われているが、果たして温度がバイオレメディエーションの効果に与える影響はどのくらいなのだろうか。その影響を探るために室内試験を行ったので、本稿で結果を紹介する。あわせて、寒冷地における浄化事例を紹介する。

○1,4-ジオキサンの原位置バイオレメディエーション
/エコサイクル(株)/冨士田浩二
当社では、1,4-ジオキサンにより汚染された土壌地下水を浄化する技術として原位置におけるバイオレメディエーション技術を開発した。国内の地下水を用いた評価試験を実施して良好な結果が得られたので概要について紹介する。

■特集:中小ごみ処理施設の汚BTG高効率エネルギー回収
○小型高効率廃棄物発電のさらなる推進に向けた課題
/トーカロ(株)・公共投資ジャーナル社/吉葉正行/JFEエンジニアリング(株)/鈴木康夫
ボイラを設置した蒸気タービン発電方式を中心とした、小型焼却施設への最近の取り組みを紹介し、課題を指摘する。

○高効率廃棄物発電への総合的取り組みと提案
/JFEエンジニアリング(株)/鈴木康夫
ごみ焼却施設での400℃を超える高温ボイラの適用にあたり、当社では、材料面・構造面だけでなく、新規の灰除去システムや小型復水タービンの実用化に取り組んでいる。本稿では、その概要を紹介し、さらに高効率な「1炉システム」の提言も示す。

○まほろばクリーンセンターの稼働状況について
/JFEエンジニアリング(株)/狩野真也・中川知紀・鈴木康裕・米田進吾・中西貴之・中山 剛・傳田知広・薄木太一
当社では、画期的な高温空気燃焼技術を適用したJFEハイパー21ストーカシステムを開発し、廃棄物焼却処理施設に多数の導入実績を重ねてきた。最近ではその技術をさらに発展させ炉幅方向により均一な燃焼を可能とする対向流燃焼方式を考案し、性能評価を経て実機へと展開している。本稿では、当方式を採用した高知県南国市「まほろばクリーンセンター」における運転状況を紹介する。

○諏訪湖周クリーンセンター運転紹介
/湖周行政事務組合/伊藤祐臣/(株)タクマ/西澤秀幸
本稿では、「安定運転」と「高効率運転」を高いレベルで両立させて、良好な運転を実現した事例として、諏訪湖周クリーンセンターの施設概要、運転状況を紹介する。

○流動床式ガス化BTGシステム
/(株)神鋼環境ソリューション/佐藤義一・青木 勇
本稿では、進化した「次世代型流動床炉」を用いたBTGシステムの特長を述べると共に、中小型の廃棄物発電施設に対する最近の取り組みを紹介する。

■解説
○廃棄物発電を活用した「ゼロ・エミッションシステム」によるごみ収集の実証試験について
/川崎市環境局/阿部秀一

○「半導体の熱活性」法:FRP端材から強化繊維の回収とそのシート化
/信州大学/水口 仁・金子正彦・高橋宏雄

○クローズドシステム処分場の安定化に向けた散水と浸出水質の関係性
/北海道大学/石井一英

○九州北部豪雨における災害廃棄物対応に関する考察
/福岡大学/鈴木慎也・平田 修/九州大学/小宮哲平

■水処理技術
○直胴型遠心脱水機における消費電力の低減
/(株)広島メタル&マシナリー/北風俊哉

■製品技術
○飲み水レベルの濁りを簡易連続モニタリング
/オプテックス(株)/藤後達也

■シリーズ
○フィールド・レポート
大学の挑戦、教育イベントへの取り組み
/T.Tech.Office/田村真紀夫

■連載
○下水汚泥処理設備のプラント化への挑戦13
第7次下水道整備5ヶ年計画時代(平成3〜7年)その2
/NPO21世紀水倶楽部/清水 洽

■コラム
○ついに老眼、メガネが必要?
/HST

■製品ガイド
○土壌・環境境分析、測定装置

※ご注意
・データ転送またはCD-Rでの販売となります。
・紙媒体からスキャンした画像データをpdf化しております、元の誌面に起因する汚れ、
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