先端技術と建築設備・技術

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先端技術と建築設備・技術

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建築設備と配管工事 2018年8月増刊号
近年IoT、AIに代表されるIT関連技術が注目され、急速に進化している。建築関連分野においても、地球温暖化対策、低炭素社会の実現、省エネルギー、省人化や省コストなどを効率的に実現するため、各種設備に新たな計測、監視、制御技術が導入されている。本増刊号では「先端技術と建築設備・技術」と題し、建築関連分野におけるIoT、AIを背景とした最新製品・最新技術を紹介する。

B5判 本文96ページ
2018.8.10
◆目次◆
◆i-Construction推進に向けた取り組みについて/国土交通省 大臣官房 技術調査課/橋本 亮
i-Constructionは、建設技能労働者が減少する状況の中で、建設現場の生産性を向上させることを目的として取り組んでおり、今年で3年目に入ったところである。本稿では、i-Constructionについて、導入にあたっての理念から、トップランナー施策、及びその後の施策の拡大について概説する。

◆シミュレーション技術を活用したエネルギーマネジメント「intelligent BEMS」/㈱日建設計総合研究所/湯澤秀樹
BEMSは、業務用建築の省エネルギー推進に有効なツールとして普及しているが、一方で、導入しても上手く活用できていない建物も増えている。BEMSがうまく活用できない理由を整理した上で、クラウド技術とシミュレーション技術を組み合わせて課題解決を図ることができるintelligent BEMSについて紹介する。

◆鏡状態と透明状態を切り替えられる調光ミラーの現状と展望/(国研)産業技術総合研究所/山田保誠
水素ガスと酸素ガスに交互に晒す(ガスクロミック方式)ことで、その光学特性を鏡状態と透明状態との間で可逆的にスイッチングすることができる調光ミラーのスイッチングの繰り返し耐久性および各々の状態の光学特性について紹介し、現状と展望を述べる。

◆SMT(Smart Management Technology)クラウドについて/清水建設㈱/山崎元明/三谷産業㈱/柴原 敦
清水建設と三谷産業は共同で、データセンターの建設・運営で培ってきたノウハウを活用して、サーバ室空調のAI 制御や空調性能評価等をクラウド上から実現する「SMTクラウド」サービスを発表した。本稿ではサービス構築の経緯とサービス内容について紹介する。

◆クラウド型空調設計支援システム「DK-BIM」/ダイキン工業㈱/廣澤史彦
近年、日本では人手不足が声高に叫ばれている。そんな中、建築業のデジタル化としてBIMが注目されている。本稿では当社のBIM、およびそれと連携したクラウド型空調設計支援用システムの紹介をする。

◆BA・FA向けIoT設備/制御システムセキュリティへの取り組み/ソフトバンク・テクノロジー㈱/谷口晴美/サイバートラスト㈱/宮坂裕大
様々な分野で急速に普及するIoTシステムにはセキュリティ対策が急務である。有効な対策として、攻撃者の視点からシナリオベースの侵入試行でシステムに内在する脆弱性を包括的に調査する「IoT設備システム脆弱性診断」の取り組みを解説する。

◆IoT・AI 技術を活用した空調最適制御への取り組み/高砂熱学工業㈱/倉田昌典
無線技術、コンピュター技術、人工知能による予測技術は今、急速な進化をしている。無線センサによる広範囲なデータ収集、クラウドコンピュータの利用、人工知能の予測への活用など、IT 先進技術のビル空気調和システム最適化に向けた開発、実証について紹介、解説する。

◆IoT利用による『空調機予知保全の取り組み』/ダイキン工業㈱/田中雅宏
当社では25年前から保守メンテナンスのために空調機の遠隔監視を行っている。この稿ではそこで培った予知保全や管理の技術をわかりやすく説明している。また今回はCCDIという新しいデータ解析の切り口で、より確実性の高い故障予知を取り入れその内容を紹介している。

◆データセンター用空調機「FMACS-Ⅴ hybrid(LL)」/㈱NTTファシリティーズ/木幡悠士
圧縮機サイクルと冷媒ポンプサイクルを併用し低温外気を利用する間接外気冷房方式を採用した、FMACS-Ⅴ hybrid(LL)の特徴について紹介する。本空調機は、データセンターの空調設備に求められる省エネルギー性能、信頼性及び可用性を兼ね備えた空調機である。

◆小型軽量店舗用パッケージエアコン「ハイパーインバータ」/三菱重工サーマルシステムズ㈱/山田容之・波良芳裕
地球温暖化防止に貢献するため店舗用パッケージエアコンにおいても電力量削減が求められ、同時に据付工事や運搬・搬入を容易にするための小型軽量化も求められている。新開発プロペラファンや圧縮機の採用などによりそれらを両立させた当社新製品「ハイパーインバータ」を紹介する。

◆蒸気による吸収ヒートポンプについて/日立ジョンソンコントロールズ空調㈱/山根幸雄
吸収冷凍機の性能は、長年にわたり冷房モードについては改善されてきたが、暖房モードの性能は、ヒートポンプサイクルの構成が困難であったため見送られてきた。よって、吸収冷凍機の暖房モードは、単純なボイラー、若しくはスチームヒータとして運転されている。本製品の目的は、吸収冷凍機の暖房モードにおいて、ヒートポンプサイクルを適用することにより、その暖房性能を改善することである。下水処理水等の低温熱源を熱源水として使用し、コージェネレーションからの廃熱を駆動熱源として使用する廃熱回収型二重効用吸収ヒートポンプを開発・製品化した。暖房モードでは、本ヒートポンプは7℃の熱源水から45℃の暖房温水を取り出し、暖房モードのCOPは2.2となる。

◆自然冷媒CO2を採用した高効率コンデンシングユニット「C-puzzle」/三菱重工サーマルシステムズ㈱/水野尚夫・村上健一
全世界規模で地球温暖化対策が進む中、地球温暖化係数が1である自然冷媒CO2を採用した高効率コンデンシングユニットを開発した。フロン冷媒を使用した従来機と比較して、冷凍条件で37%、冷蔵条件で7%の高効率化を達成しつつ、同等の設置自由度を確保し従来機からのリプレイス性も考慮した仕様となっている。

◆AIを活用するアクティブ制振システム/㈱NTTファシリティーズ/渡邉啓介・鈴木幹夫・林 政輝・千葉大輔
超高層ビルの長周期地震動対策として、新しいアクティブ制振システムを開発した。制御にAIを活用することにより新たな制御ルールを見出し、従来技術であるパッシブ制振では実現できない効果の高い振動制御を実現した。

◆AIによる画像解析技術を利用したコンクリートのひび割れ自動検出手法について/㈱大林組/大島 優
当社は富士フィルムが開発した画像解析技術と特殊な高性能カメラを組み合わせ、コンクリートのひび割れを短時間で高精度に自動検出する手法を確立した。本稿では現場での適用を目的とし撮影方法や機材がひび割れの検出に与える影響について検証した。

◆吊り下げ式免震構造を採用した「手術エリア免震システム」/㈱竹中工務店 浜辺千佐子
地震後の医療継続を可能とする吊り下げ式の「手術エリア免震システム」の紹介。手術室の性能・機能を確保しながら地震時の室内被害を防ぐ、新しい部分免震技術を採用している。

◆減衰性能が切り替わる可変減衰型オイルダンパー「デュアルフィットダンパー」/清水建設㈱/北村佳久
大地震により免震建物の変位が大きくなる時には減衰力を高めて変位を抑制し、中小地震で免震建物変位が小さい時には減衰力を小さくして建物に作用する加速度を低減して免震効果を高める可変減型オイルダンパー「デュアルフィットダンパー」を開発した。

◆点検業務の生産性を向上させる「ドローン運用統合管理サービス」/㈱日立システムズ 曽谷英司
労働人口の減少やインフラの老朽化などの社会的課題が浮き彫りになる中で、建設現場やインフラの高所作業の点検作業においてドローンが注目を集めている。今回は点検業務の生産性を向上させる当社の『ドローン運用統合管理サービス』を紹介する。

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