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 本格的な蒸気動力は1712年のニューコメン機関をもって始まるので、ボイラもその時生まれたと言える。本連載ではボイラの発達史から現在の各種発電システムの経済性まで、なるべく図表や写真を多く取り入れ、単に構造や設備の説明にとどまらず、何故そうするのかといった設計や保守の考え方を詳細に記述ており、異分野の方や営業の方にも理解できる内容となっている。
本書(PDF)は、2016~2017年の配管技術に掲載された15本の原稿をまとめています。
著者:高効率発電システム研究所(元IHI) 吉田 敏明
B5判 126ページ 定価3,000円(税別)
目次
・第1回  1.連載を始めるにあたって(目次予定、著者略歴)/2.ボイラの発達史-1(①ボイラ発達の諸段階:ニューコメン~ワット~火力発電所の出現~貫流ボイラの発明) 
・第2回  2.ボイラの発達史-2(②我が国の発電用ボイラの変遷-1:1900 年以前~1901 年~第2次世界大戦~1960 年前半まで) 
・第3回  2.ボイラの発達史-3(③我が国の発電用ボイラの変遷-2:1960 年代後半~1990 年~現在まで) 
・第4回  3.火力発電の分類(汽力発電所、内燃力発電、ガスタービン発電、ガスタービンコンバインドサイクル発電、石炭ガス化コンバインドサイクル発電) 
・第5回  4.ボイラの構造と材料-1(ボイラ伝熱面の構成) 
・第6回  4.ボイラの構造と材料-2(火炉、過熱器・再熱器-1) 
・第7回  4.ボイラの構造と材料-3(過熱器・再熱器-2、GTCC 用 HRSG と IGCC 用 SGC、設計温度・圧力の決め方と使用材料の使い分け) 
・第8回  4.ボイラの構造と材料-4(金属材料の強度強化法、管肉厚の計算方法) 
・第9回  5.ボイラの周辺設備-1(水・蒸気系統の機器、空気系統の機器) 
・第10回  5.ボイラの周辺設備-2(燃料系統の機器、排煙処理系統の機器、CO2 回収貯留(CCS)設備用機器) 
・第11回  6.ボイラの運用(火力発電プラントの起動・停止特性、制御、負荷曲線、負荷変化特性、ボイラの保護装置) 
・第12回  7.ボイラの保守技術-1(ボイラ損傷に至る劣化の進行、ボイラの損傷形態と損傷例、ボイラのメンテナンス方式、耐力向上対策に関する優先順位の付け方と耐力向上対策の具体例、ボイラの寿命評価技術) 
・第13回  7.ボイラの保守技術-2(疲労損傷検査と評価技術、クリープ損傷検査と評価技術、クリープ疲労損傷と評価技術、減肉検査と評価技術) 
・第14回  8.ボイラの熱効率(効率とは、火力発電プラントの熱効率、高発熱量と低発熱量、ボイラ効率の求め方) 
・第15回  9.各種発電システムの経済性(発電原価の計算方法、各種発電システムの発電原価計算例)/10.おわりに:連載を終わるにあたって