日工の技術雑誌

環境浄化技術 2017年1・2月号 PDF版
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W1701-02

環境浄化技術 2017年1・2月号 PDF版

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■特集:汚泥濃縮・脱水技術の最新動向
○〔総論〕汚泥濃縮・脱水技術について
/日本下水道事業団/金澤純太郎
汚泥濃縮・脱水技術について、これまでの経緯や背景を踏まえ、普遍的な課題及び課題解決に向けた取り組み状況や今後の展望等について、総論的に情報提供する。

○ベルト型ろ過濃縮機(ステンレスベルト)
/(株)クボタ/山本章裕
下水処理場の汚泥濃縮における課題を解決するために考案されたベルト型ろ過濃縮機は、性能・経済性に優れており、順調に導入が進んでいる。さらに、コンパクト化・大型化を行い、様々な課題を解決するために改良することにより適用範囲(規模・汚泥の種類等)を大きく広げている。

○上水汚泥用機械式濃縮装置
/水ing(株)/猪狩 智
当社では難濃縮で低濃度(2%以下)の発生汚泥を対象としたピストン機構を有する無薬注内圧型ろ布式濃縮機「ピストン濃縮機」の実装置化を完了し、水道施設への導入を行った。本稿では「ピストン濃縮機」の概要及び特徴を説明するとともに、浄水場へ導入した設備の稼働状況について紹介する。

○回転ドラム型濃縮機による汚泥濃縮技術
/(株)タクマ/岡田真治
下水処理場では、これまでよりさらに省エネルギーで省スペースな機械濃縮機の導入が進められている。当社ではシンプルな構造で動力が小さく省エネルギーであることに加え、コンパクトで省スペースな機械濃縮機として回転ドラム型濃縮機を開発し、市場展開を進めている。本稿では、回転ドラム型濃縮機について概説するとともに、余剰汚泥及び混合生汚泥を対象とした運転事例について紹介する。

○高濃度濃縮かつ任意の濃度設定が可能な機械濃縮装置の開発
/月島機械(株)/後藤秀徳
最近の下水汚泥脱水においては脱水機と濃縮装置を組み合わせる方法が注目されている。当社では安定した高濃度濃縮かつ任意の濃度設定が可能な機械濃縮装置として、ろ液浸漬型濃縮装置を開発したので、その報告をする。

○回転羽根付汚泥掻寄機
/(株)西原環境/荒生靖大
下水処理場における重力濃縮槽の濃縮性能改善技術として開発した回転羽根付汚泥掻寄機について、構造、濃縮原理、実施設における試験結果、および効果的な運転方法を紹介する。

○高効率型二軸スクリュープレス脱水機
/(株)クボタ/松井寛幸
近年採用の多いスクリュープレスを進化させ、二本軸の構造を採用した高効率型二軸スクリュープレス脱水機は、従来の一軸式と同等の低消費電力でありながら一層の低含水率化・高処理量化が図れる上、経済性の面でも有利となる。

○非油圧式コンパクト脱水機
/月島機械(株)/山根陽一・若生貴裕
現行の短時間型電動式フィルタプレス(DCフィルタ)を軽量、コンパクトに改良した。締付装置をリンク式からネジ式に変更し、軽量化した。また、一斉排出から段階排出に変更し、設置スペースを低減した。締付工程の時間は短縮するが、排出工程の時間は増加するので、全体のサイクルタイムは従来型と同等となる。同一スペースにより大きなろ過面積の脱水機を設置できるため、設置面積あたりの処理能力は向上したことになる。

○低動力型高効率遠心脱水機の自動制御
/巴工業(株)/松本光司
近年、環境性に優れる脱水機が求められている。そのようなニーズに対応するために開発した低動力型高効率遠心脱水機HED型は、高効率型に比べて大幅にエネルギー消費量、CO2排出量の低減を達成している。本稿ではHED型の効率的な運転のための自動制御について紹介する。

○後注入2液型ベルトプレス脱水機
/メタウォーター(株)/丹 雅史・國谷 正・菅原良行・田中智樹・他
汚泥性状の変動に強く、操作性・維持管理性が良好なベルトプレス脱水機の特徴はそのままに、従来よりも脱水ケーキの低含水率化が可能な「後注入 2液型ベルトプレス脱水機」を開発したので、その内容について報告する。

■特集:水処理を支える先端分析機器
○〔総論〕最新の水質評価技術
/(国研)産業技術総合研究所/鳥村政基
水の計測や分析といった評価技術の視点で、現状と今後求められる新たな研究開発の課題を紹介する。水処理システムとして水質評価の技術に立脚した最適化の重要性は増しており、将来の課題を見据えた展開が期待される。

○指標細菌および重金属類の新規簡易分析法
/北海道大学/佐藤久・平野麗子・奥山優
各水質基準項目は関係機関が定める公定法によって分析されているが、一般に公定法は莫大な労力とコストを要するという共通の問題を抱えている。ところが、水質基準項目の測定値は特定の項目以外はほとんどが基準値を大幅に下回っているため、分析精度は低くても水質項目が基準値以下か否かを簡易に判別できる分析法の普及が望まれている。本稿では、筆者らの研究室で確立した指標細菌及び重金属類の新規簡易分析法について報告する。

○界面活性剤を簡単に測る
/工学院大学/釜谷美則
界面活性剤の多くは、工業分野・農業分野の用途ばかりでなく、家庭内で洗濯用または食器洗剤用として使用されている。界面活性剤は、河川に流入すると泡の発生となり景観を損ねるだけでなく、水棲生物への毒性が問題となっている。本稿では、著者が開発したこれまで報告例のない界面活性剤の壁面付着現象を利用する簡易分析法について紹介する。

○水処理、環境分析に活用するタンデム質量分析と精密質量分析
/中部大学/鈴木 茂
著者らは化学物質を対象に、環境の分析化学の研究を行っている。そのなかで、近年普及したタンデム質量分析計の機能を更に有効に活用した研究、および普及しつつある精密質量分析計によるノンターゲット分析研究の一部を本稿で紹介する。

○水処理を支える分析機器、ラボ用分析機器
/アジレント・テクノロジー(株)/遠藤政彦
多元素分析を高感度で分析できるICP-OESは、環境ラボの多くで主力テクニックとして用いられている分析手法である。本稿では迅速な分析スピード、安定した分析結果、簡単操作といったニーズに応える、シンクロナス・バーティカル・デュアルビューと呼ばれる方式を搭載したICP-OESの有用性について紹介する。

○化学形態合量値が得られる排水分析器具
/(株)共立理化学研究所/永井 孝
各種物質の化学形態の同時測定は前処理操作などの手間がかかる場合が多く、現場での測定が難しかった。本稿では、全クロム、無機態窒素、ひ素のそれぞれについて化学形態の同時分析を可能にした水質分析器具について紹介する。

○排水処理プロセスの最適化
/セントラル科学(株)/寺沢 啓
排水処理プロセスの最適化を実現するためには、「プロセスの可視化」が重要であり、排水処理が最適に実施されているかを常にモニタリングし、制御するためのオンライン水質分析機器の重要性が増している。従来、反応槽内では溶存酸素(DO)濃度が設定した濃度になるように送風量のコントロールしている。さらに、硝化などの排水処理排水処理プロセスの可視化を目的としてアンモニア計、硝酸計などの水質センサーを設置することで、反応槽内の硝化、脱窒の状況を直接、把握することができ、合理的かつ効率的なプロセス制御が可能となっている。

○プロセス用水質計器
/(株)堀場アドバンスドテクノ/村上裕昭
下水処理場における生物反応槽の消費電力削減のために、最近、様々な企業や自治体で研究、実用化されているのがアンモニア態窒素濃度を指標とした制御である。生物反応槽はアンモニア態窒素の分解除去を目的としており、直接の指標をモニターすることで、より効率の良い制御ができると言われている。このような背景のもと当社では生物反応槽向けアンモニア態窒素計を新たに開発した。本稿でその原理と特長を紹介する。

○最新デジタル式pH電極による排水測定
/メトラー・トレド(株)/八木橋義仁
本稿では自己診断機能を持つpH電極により適切にpH電極を管理する技術を紹介する。これにより排水測定を体系的に管理することで排水の規制順守に貢献することが期待できる。

○ノンターゲット分析による下水中の生態毒性物質の探索の試み
/いであ(株)/森 大樹・澤井 淳
藻類試験とGC/TOF-MSによるノンターゲット分析を用いて、下水中の毒性物質探索を試みた。ノンターゲット分析で検出された下水中の高毒性物質の多くが、下水処理で除去されると推定され、藻類試験と同様の結果を得た。

○水処理装置における有機物評価技術
/オルガノ(株)/津田晃彦
イオン交換樹脂を用いた純水設備において、処理原水に含まれる有機物は、性能の低下の要因となる。従来の技術に加え、蛍光光度法による評価で土壌腐植性有機物を評価した事例について紹介する。

■シリーズ:フィールド・レポート
○水文環境図「富士山」を使う
/T.Tech.Office/田村真紀夫

■連載
○静脈物流:ごみ収集・運搬よもやま話14
収集・運搬の効率化:中継輸送システム
/循環物流システム研究所/井上 護

■コラム
○東京と箱根を往復する大学駅伝
/HST

■製品ガイド
○濁度計・SS計

■NEWS & PRODUCTS
○環境装置受注統計
/(一社)日本産業機械工業会

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