クリーンテクノロジー 2016年9月号 PDF版

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クリーンテクノロジー 2016年9月号 PDF版

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■特集:PM2.5などの影響を検証する
○首都圏におけるPM2.5高濃度現象の原因解明
/慶應義塾大学/田中 茂・川上吉崇・司馬里佳
首都圏で起きたPM2.5高濃度日を検討した結果、冬季の中国からの越境大気汚染だけでなく、夏季にローカルな大気汚染でのPM2.5高濃度現象が明らかとなった。また秋季と梅雨前に特異的な気象条件で高濃度日が起きていることも判った。

○北陸地方におけるPM2.5中の硫酸塩の動態
/富山県立大学/渡辺幸一・山崎暢浩
石川県珠洲市において高濃度の二酸化硫黄およびPM2.5中の硫酸塩が度々観測され、越境汚染の影響を大きく受けていることが明らかとなった。また、夏期には桜島の噴煙に由来する比較的高濃度の硫酸塩粒子も観測された。

○2015年2、3月におけるPM2.5高濃度事例の解析
/名古屋市環境科学調査センター/山神真紀子/三重県保健環境研究所/寺本佳宏
/石川県保健環境センター/牧野雅英/福岡市南区保健福祉センター/木下 誠
/富山県環境科学センター/木戸瑞佳/神奈川県環境科学センター/武田麻由子
/(地独)大阪府立環境農林水産総合研究所/西村理恵
/埼玉県環境科学国際センター/長谷川就一/(国研)国立環境研究所/菅田誠治
黄砂が観測される際に、PM2.5濃度が上昇することが知られている。2015年2月から3月にかけて、広域的にPM2.5が高濃度となった事例について国内7地点でPM2.5の成分を分析し、土壌の寄与率を推定した。

○九州北部域のエアロゾルの長期連続観測とモデル解析
/九州大学/鵜野伊津志/名古屋大学/長田和雄
/気象研究所/弓本桂也/福岡県/山本重一
当大学筑紫キャンパス周辺において、1時間の高時間分解で微小・粗大粒径別組成の連続測定を2013年10月から現在まで継続している。その中から2015年1月から2015年12月までの1年間の観測結果を、同期間の化学輸送モデルを用いた解析結果とともに示す。

○能登半島で観測した越境輸送PAHから見た中国の大気環境
/金沢大学/唐 寧・鳥羽 陽・早川和一
能登半島にある当大学能登大気観測スーパーサイトで2004年より2014年まで継続観測した大気中発がん性多環芳香族炭化水素類の飛来を解析し、中国の大気汚染の変遷とその主要因を明らかにした。

○放射性エアロゾルの健康影響と計測手法
/放射線医学総合研究所/福津久美子
「放射性」の修飾語があるために、「危険なエアロゾル」と思われがちな放射性エアロゾルであるが、実は地球誕生以来、環境に存在する一般的なエアロゾルでもある。その実態を健康影響、計測方法を含めて紹介する。

○福島事故起源放射性エアロゾルの微物理化学特性と動態
/(国研)産業技術総合研究所/兼保直樹
大気中に放出された福島原発事故起源の放射性核種の微物理化学特性、特に放射性セシウムに関する粒径や形態、化学組成に関する情報について、筆者らによる測定結果とともに現時点までに論文発表された知見を整理する。

○バイオエアロゾルとPM2.5の関係
/酪農学園大学/能田 淳
健康被害が危惧されるPM2.5には生物由来の成分を含むものも存在する。これら、バイオエアロゾルが他の非生物由来成分の影響でいかに大気中のストレス回避を行い、健康被害につながる可能性について紹介する。

○低温プラズマを用いるPM2.5・ガス状汚染物質対策
/豊橋技術科学大学/水野 彰
ディーゼルエンジン排ガス中の微粒子や窒素酸化物、あるいは空中のウイルスなどを大気圧低温プラズマで浄化する技術が健康維持の面からも着目されている。プラズマの発生方法とガス浄化への応用に関して解説する。

■解説
○ノロウイルス制御における微酸性電解水と抗ウイルス建材の活用について
/愛知医科大学/西尾 治/サラヤ(株)/中村絵美
ノロウイルス感染症・食中毒は感染者によるトイレをはじめとする身の周り、食器、食品等の汚染が起因である。微酸性電解水あるいは抗ウイルス建材で汚染を浄化することにより、それらの予防、防止が可能となる。

○乾式フィルム状培地を用いたメンブレンフィルタ法によるカビおよび酵母の迅速検出法
/スリーエムジャパン(株)/金井勇治
3M™ペトリフィルム™ RYMプレートは、AOAC OMAおよびAFNORによる認証を取得し、食品の製造工程、製造環境、原材料、中間製品および最終製品の迅速検査に広く使用されている。本稿では、清涼飲料水等の試験の迅速化や効率化の一助となることを期待し、乾式フィルム状培地を用いたメンブレンフィルター法によるカビおよび酵母の迅速検出法について述べた。

■連載
○わかりやすく学べるクリーンルームの基礎と汚染対策
第41回/新日本空調(株)/水谷 旬

■製品紹介
○エアロゾル(PM2.5)をリアルタイムで定量分析する「エアロゾル複合分析計」
/富士電機(株)/中村裕介・小泉和裕

○純水・超純水向けパーティクルカウンター
/ミクニキカイ(株)/法花義寿・石原寿充

○ゼオライト塗料で消臭
/戸田建設(株)/板谷俊郎・市川菜奈絵

○食品工場における『ブラシ』を用いた管理方法・異物混入対策
/(株)バーテック/立壁和也

※ご注意
・CD-Rでの販売となります。
・紙媒体からスキャンした画像データをpdf化しております、元の誌面に起因する汚れ、歪み、またスキャナの不調によるかたむき等はご容赦ください。
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