光アライアンス 2016年5月号 PDF版

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■特集:光ファイバが面白い〜さまざまな応用へのヒント〜
○波長 1µm帯OCT用広帯域Yb添加ファイバレーザー
/埼玉医科大学/鈴木将之・米谷新・黒田寛人
Yb添加ファイバを用いた波長1pm帯における広帯域光を光干渉断層計に適応すれば、生体深部において高い分解能を有する断層像の取得が期待できる。そこで我々のグループではYb添加ファイパを用いた広帯域ノイズライクパルスの開発を行い、中心波長1,070nmにおいてスペクトル幅131nmを得ることに成功した。本稿では、この開発について紹介する。

○ダブルクラッド光ファイパを用いた光ファイバ給電技術
/電気通信大学/松浦基晴
光ファイパは大容量通信線路として発展してきたが、電気を通さない送電線路としての応用も検討されている。本稿では、情報・電力双方の伝送に適したダブルクラッド光ファイバによる光ファイバ給電技術について解説する。

○半球形先端をもつ反射型光ファイパセンサ
/岡山大学/田上周路・高橋毅・深野秀樹
マルチモード干渉構造を有する光ファイパセンサにおける新規反射手法を提案し、温度センシングへの検討を行った。先端を半球形状にすることで、反射膜を用いずに反射率が10dB以上向上し、0.028℃温度分解能を得た。

○プラスチック光ファイパヒューズ現象の観測
/東京工業大学/水野洋輔・田中宏樹・中村健太郎
/東京大学/林寧生/(国研)物質・材料研究機構/轟眞市
光ファイバヒューズとは、高パワー光の入射による光ファイパの自発的な破壊現象である。最近、プラスチック光ファイパ中のヒューズ現象が初観測された。本稿では、その特異な性質-ガラス光ファイバよりも1〜2桁遅い伝搬速度や180倍低い開催パワー密度など-を紹介するとともに、工学応用についても模索する。

○フォトニック結晶ナノ光ファイパ
/電気通信大学/白田耕藏
ナノ光ファイパ(光ファイバの一部をサプミクロン直径化したテーパー光ファイバ)及びナノファイパ部にプラッググレーテイング構造による光共振器機能を組み込んだフォトニック結晶ナノ光ファイパについて作成法を中心に紹介する。

■解説
○レーザーテラヘルツ放射顕微鏡を用いた窒化ガリウムの不純物・欠陥評価
/大阪大学/川山巌・斗内政吉
レーザーテラヘルツ放射顕微鏡により、窒化ガリウム (GaN)表面を観察した結果、不純物・欠陥濃度とテラヘルツ波強度に強い相闘があることを見いだした。テラヘルツ波放射メカニズムを考察し、結品・デバイス評価手法としての可能性について検討した。

○ナノワイヤ量子ドットレーザー
/東京大学/舘林潤・荒川泰彦
高性能ナノレーザー実現に向け我々がこれまで培ってきたナノワイヤ量子ドットの成長技術を用い量子ドットを活性層にもつナノワイヤレーザー(ナノワイヤ量子ドットレーザーと呼ぶ)の室温レーザー発振を世界に先駆け達成したので、本稿で述べる。

○フォトメカニカル波による血液腫瘍関門の開放とグリオーマに対する薬剤輸送への応用
/防衛医科大学校/佐藤俊一・富山新太・川内聡子・森健太郎
/慶藤義塾大学/阿久津佑介・寺川光洋
フォトメカニカル波を適用すると同部位で血管透過性を充進させることができ、部位選択的な経血管薬剤輸送に応用可能である。グリオーマに関しては、今後、実際の抗腫蕩薬を用いた実験を行う。本法は内視鏡的な応用や特定深度の組織を標的化することが可能で、応用範囲は極めて広い。今後さまざまな疾患治療への応用を進める計画である。本稿でその趣旨を述べる。

○炭酸ガスレーザーを用いた口腔白板症および早期癌の治療に関する臨床的検討
/神戸大学/古森孝英・鈴木泰明
口腔外科領域におけるレーザーの臨床応用は、使用するレーザー機器の進歩とともに広がり、最近では、腫蕩・嚢胞・小帯異常などの軟組織疾患に対する切除や蒸散に用いられている。本稿ではこの中で、炭酸ガスレーザーを用いた口陸自板症および早期癌治療の概要について紹介する。

○人工光型栽培プラントを導入した植物工場
/日本国土開発(株)/萩原正志・田代晃一・横田季彦
近年設置が増えている人工光型植物工場の概要を太陽光型と比較しながら解説し、人工光型植物工場の展望と課題について述べる。また、当社が導入した植物工場プラントの概要と取り組み状況について紹介する。

○電子線励起により微小光源を実現した近接場光学顕微鏡
/静岡大学/川田善正・居波渉
本稿では、集束電子線を用いて蛍光膜上に微小光源を励起し、試料を観察する新しい原理に基づく超解像顕微鏡を紹介する。蛍光膜で真空と大気圧を分離するため、生きた生物試料を染色することなしそのまま観察することが可能である。

○歯科疾患と光殺菌治療
/(株)アイキャット/十河基文/防衛医科大学校/守本祐司
歯科の臨床現場において光殺菌治療は海外では10年以上も前から応用されているものの、日本では薬事未承認の治療法である。しかし「菌未来」元い「近未来」の歯科殺菌治療として、特に定期健診が行われる歯周病では「好中球の遊走」といったメカニズムが患者に多大なる恩恵を与えるだろう。

■製品技術紹介
○精密加工に適したレーザー光源用短パルスLDドライパ
/(株)トリマティス/山田直

■研究室紹介
○長岡技術科学大学 電気電子情報工学専攻電磁波・光波制御研究グループ
/長岡技術科学大学/小野浩司

※ご注意
・CD-Rでの販売となります。
・紙媒体からスキャンした画像データをpdf化しております、元の誌面に起因する汚れ、歪み、またスキャナの不調によるかたむき等はご容赦ください。
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