検査技術 2016年5月号 PDF版

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■解説
○非破壊検査で破壊のメカニズムに迫る
/物質・材料研究機構/志波光晴・何東風
非破壊検査に基づくに余寿命評価のため、どのような現象を測るかを考慮に入れる必要がある。当機構(NMS)において研究開発を進めている、多重周波数ECT検査法及び、応力腐食割れの定量検査法について紹介する。

○テラヘルツ波を用いた遮熱コーティングの非破壊検査技術の開発
/電力中央研究所/福地哲生・布施則一
/情報通信研究機構/水野麻弥・福永香
本稿ではテラヘルツ波を用いた遮熱コーティングの非破壊検査技術について解説する。テラヘルツ波パルスの時間領域測定でトップコートの膜厚を得ることができる。また、テラヘルツ波の反射イメージングでトップコート下の欠陥の可視化を行うことも可能である。

○石油タンクからの炭化水素蒸気放出の赤外線による測定
/CTS Netherlands B.V./Gert van Meijeren/日本高圧力技術協会/吉田聖一
石油タンクからの炭化水素蒸気放出を、赤外線による測定で可視化して検知する方法を紹介する。この方法では、放出状態を、画像を通して黒い煙のように見ることができる。さらに、そのプロトコル基準であるオランダのNTA8399を紹介する。

■連載
○事例に学ぶ圧力設備の溶接後熱処理(PWHT)の力学と検査1
/日揮/佐藤拓哉・佐野公俊・片岡俊二・高橋淳
炭素鋼や低合金鋼製の圧力設備は溶接後熱処理(PWHT)が必要になることが多い。圧力容器は、原則として工場で炉の中に入れ、全体PWHTを行う。構造によっては、一部の溶接部について局部PWHTを行う場合もある。配管は建設現場において溶接部周辺のみを局部PWHTを行う。第1回は、それぞれのPWHTにおいて発生した不具合の事例を紹介する。

○音波のよもやま話7
振動子、探触子からの音の発生
/アイ・エス・エル/宇田川義夫
/電子科学研究所/小堀修身/東北大学/三原毅
本稿では、超音波の発生に使われる厚さ振動圧電振動子からの音の発生原理を実測された超音波可視化像や音圧波形を参照して説明する。厚さ振動に伴う、横振動とその応用に関しても説明する。

■特集:インフラストラクチャーで活用される検査・診断・保全技術3
○インフラ維持管理・更新・マネジメント技術の現在と今後
/横浜国立大学/藤野陽三/科学技術振興機構/阿部雅人
インフラの老朽化が社会問題となっている。内閣府総合科学技術・イノベーション会議の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)として「インフラ維持管理・更新・マネジメント技術」が実施されている。検査技術に焦点を当て、その概要と目指すところを論じる。

○建築物のヘルスモニタリングの現状と将来
/ウエアラブル環境情報ネット推進機構/板生清
日本における構造物の実態を示し、常時モニタリングの必要性について述べる。さらにはモニタリング技術の開発状況を示すとともに、今後のInternet of Thingsの時代のシステム開発の最前線を明らかにする。

○ロボットカメラ活用による橋梁等構造物の近接目視困難箇所に対する点検作業の効率化
/日立産業制御ソリューションズ/山下弘幸・丹野浩二・千葉嘉隆
/三井住友建設/藤原保久・梅津健司
橋梁等構造物の近接目視困難箇所の点検作業を効率的に実施できる「橋梁点検ロボットカメラ」は、橋桁の下面や支承部など近接目視が困難な箇所に対して伸長可能なポールに設置した点検専用カメラと、カメラを操作する操作端末を使って点検するシステムである。懸垂型と高所型を取り揃え、搭載されるカメラは、光学30倍の高性能カメラを採用と操作端末上にクラックスケールを表示し、実橋表面で測定しているのと同じ感覚で損傷箇所の大きさやひび割れ幅が測定できる装置である。橋梁をはじめ各地で老朽化が進んでいる社会インフラに対し、その維持管理上、不可欠と言える点検作業を効率化し、適切な状況把握を迅速に行なうため大いに役立つものと考える。

○回転機械設備の精密診断技術について
/三重大学/陳山鵬
本稿では、現場実用の立場で最近開発した設備診断用ソフトウェア(DET001)を例として、様々な信号処理法や特徴パラメータを用いた回転機械の精密診断法について紹介する。

○製鉄設備における診断技術の現状と今後
/新日鐵住金/山本豊樹
鉄鋼業は大規模な装置産業であり、設備の安定稼動のもとその整備コストの適正が求められる。当社は予防保全(状態基準保全)を目指し、診断装置の実用化並びに現場定着化を推進してきた。本稿では、設備診断システムの活用事例と直近の開発の取り組みを紹介する。

○設備の高経年化と人の世代交代に伴う技術伝承の課題解決ソリューション
/千代田システムテクノロジーズ/岩井昭博
世代交代に伴う技術伝承の問題は、これまでずっと議論され続けてきた。本稿では現場の知恵で、暗黙知を顕在知化する仕組みを作り、これをICT技術の現場支援ツールでデータベース化することによって、より可用性、可搬性を高め、現場での情報更新をも可能にして、技術伝承の課題解決の一助とする取り組みを紹介する。

○稼働率向上とコスト低減に貢献するトータルメンテナンスサービス
/JFEメカニカル/吉本松男
本稿では、稼働率向上を目的として当社が推奨するトータルメンテナンスサービス(TMS)の考え方、これを実現するための最新設備診断技術、およびリモート設備診断システムの活用事例と効果について紹介する。

○工業用内視鏡におけるインダストリアル・インターネット
/GEセンシング&インスベクション・テクノロジーズ/西田研二
非破壊検査機器(工業用内視鏡)のインダストリアル・インターネット技術を紹介する。物とインターネットの融合は画像データのリアルタイム共有等、従来の仕事のやり方をも変化させる可能性を秘めており、第3の産業革命とも呼ばれ、今後の技術の中心となり得るものである。

■製品ガイド
○厚さ計・膜厚計

※ご注意
・CD-Rでの販売となります。
・紙媒体からスキャンした画像データをpdf化しております、元の誌面に起因する汚れ、歪み、またスキャナの不調によるかたむき等はご容赦ください。
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