建設機械 2016年5月号 PDF版

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C1605

建設機械 2016年5月号 PDF版

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■特集:大地震に向けた液状化対策
○低公害型液状化対策工法
/(株)安藤・間/浦野和彦・足立有史
現在、液状化対策は、様々な施工条件下における工事が増加し、騒音や振動の低減、地盤変状の抑制が可能な工法に対するニーズが高まっている。本稿では、これらの条件に対応するための低公害型液状化対策工法のひとつであるディープ・バイブロ工法の概要と適用例について報告する。

○液状化による遭路の変状を抑制する「タフロード」
/(株)大林組/伊藤浩二
タフロードは、液状化地盤上の地震時道路変状(残留沈下、残留傾斜)を抑制し、緊急時の道路機能(段差、排水勾配)を確保する道路変状対策である。路床部でジオグリッドと軽量土、安定処理土を併用した浅層対策のため、一般の液状化対策と比較して経済化を図れる。

○パレスシート工法を用いた盛土構造物の液状化対策
/鹿島建設株/岡本道孝・北本幸義・小原隆志
筒状織物内にモルタルを充填した格子状補強枠によって高い剛性を実現した地盤の表層安定処理シート(パレスシート工法)を開発した。本工法を液状化地盤上の盛土の補強に用いた際の対策効果について報告する。

○シェル型浸透固化処理工法について
/五洋建設(株)/林健太郎・秋本哲平
新しい液状化対策の概念「シェル型改良」を開発した。本方法は、改良地盤の中に、幾何学的に小さな未改良部を点在させるという方法で、コストダウンと対策効果を両立させた。「シェル型改良」についての、効果の確認と造成方法について報告する。

○コンパクト・ジオラティス工法
/(株)竹中工務店/田屋裕司・内田明彦・本多剛
TOFT工法の実績とノウハウを活かし、既存建物がある状態で基礎地盤に格子状地盤改良壁を構築するコンパクト・ジオラティス工法について、技術の概要と既存庁舎への適用事例について紹介する。

○格子状地盤改良杭工法「Head Lock Pile工法」
/戸田建設(株)/田口智也
格子状地盤改良杭工法は表層が軟弱な地盤や液状化の可能性のある地盤で、杭頭部の地盤を格子状に改良して水平抵抗を増大させ、地震時の杭の応力・変形を軽減、杭を減量化することで基礎構造の合理化をはかる工法である。本稿では工法の概要と施工・品質管理方法、適用事例を紹介する。

○地球温暖化緩和に貢献する液状化対策工法
/飛島建設(株)/沼田淳紀
丸太打設液状化対策&カーポンストック工法は、緩い飽和した砂地盤に丸太を打設し、丸太の体積分地盤を密実化する工法である。液状化対策と温室効果ガス削減の2つを同時に実現する。本稿では、この工法を紹介する。

■技術資料
○低炭素施工システムの新たなる展開
/戸田建設(株)/周潔・樋口正一郎
施工中の現場で発生するCO2排出量の削減を可能にする低炭素施工システム(TO-MINICA)をウェブ上で稼働できるように改良し、TO-MINICA Webシステムを開発した。本稿ではTO-MINICA Webシステムで実現できること及びWebシステムの利点について述べる。

○次世代社会インフラ用ロポット開発・導入の推進 宮ヶ瀬ダム堆砂深浅測量
/東亜建設工業(株)/富岡秀
「自動ベルーガ」は、運搬性の向上と各センサの設置精度、再現性を確保し、省人化及び省力化を可能とした自動航行型測深システムである。本稿は、ダム貯水池における「自動ベルーガ」の実証試験について報告するものである。

○騒音・振動の発生を軽減する瞬間破砕型杭頭処理工法の開発と適用
/鹿島建設(株)/中村隆寛・柳田克巳・杉下紗惠子子・福島隆
少量の爆薬・非火薬剤を使用してコンクリートを瞬時に細かく破砕する微小発破技術を用いて杭頭処理を行う瞬間破砕型杭頭処理工法を開発した。発破時に瞬間的に発生する騒音の大きさ、および平均作業時間の測定結果を明らかにした。

○熊野尾鷲道路古川高架橋PC上部工事の施工
/(株)安藤・間/工藤朗太
熊野尾鷲道路の一部となる本工事では、3橋の並列・近接するPC3径間連続ラーメン箱桁橋を同時に施工した。施工に当たっては施工ヤードの有効利用や、早期開通に向けての工期短縮が課題となった。本稿では、その課題に対して実施した主な対策について述べる。

○橋梁補修補強工事へのデジタルカメラ計測技術
/片山ストラテック(株)/田中伸也/MHPSエンジニアリング(株)/森直樹
補修補強工事では、現地での実測を基に部材を製作する必要があるが、狭隘な箇所や既設図面と状況が異なるなど正確な実測が困難な場合が多く、現場では苦労を強いられている。短期間に正確な施工が求められている補修補強工事において、カメラ計測を適用することで、現場作業の効率化を図ったのでその方法および効果について報告する。

○南海トラフ地震に向けた高知県の取り組み
/高知県庁/竹崎幸博
当県は、東日本大震災の直後から、南海トラフ地震対策の抜本強化、加速化を図っている。本稿では、当県が本格化させている、「命をつなぐ対策」について紹介する。

○建設機械における穏働時の温室効果ガスの検討
/(元)(国研)土木研究所/野村正之
建設機械から排出される燃焼ガスについて、温室効果ガスの評価を概説している。当研究所において稼働時のリアルタイム計測によって取得できたガス濃度や排出量の変動を分析し、今後の評価に向けた基礎的データの解説を行っている。

○構造物の耐震性向上と喫緊の大津波対策2
/(株)複合研究機構/池田尚治
大規模自然災害の主要なものは大地震と大津波である。耐震性向上技術に関しては学術的な進歩と過去の多くの被災経験を大いに反映させてきた。その一方で津波に対する対策については発生地域が限定的なこと、対策が極めて困難であること、などの理由で耐震技術のような確実な進歩が見られないのが実情である。前稿で土木構造物を対象とした耐震性向上技術の進化と最新の知見を述べたので、本稿では引き続いて喫緊の大津波対策について探究した結果を述べる。

■業界情報
○2015年12月度建設機械出荷金額統計
/(一社)日本建設機械工業会

※ご注意
・CD-Rでの販売となります。
・紙媒体からスキャンした画像データをpdf化しております、元の誌面に起因する汚れ、歪み、またスキャナの不調によるかたむき等はご容赦ください。
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