BA1605
■特集:IoT普及期に見る自動認識
○噂のIndustrie4.0とは何か!? 本家の狙い
/アサイ産業/北山 由美
本稿では、Industrie4.0の本家であるドイツの狙いについて解説する。
○今後必要とされる工程管理システムとは
The process control system that is required in the future.
/アイ・エス・システムズ/飯田 和正
ものづくりの中でIoTを効果的に活用するポイントは、「モノ」の情報だけではなく、「ヒト」の情報を連携させる事。ハンディターミナルなどの自動認識機器を活用した工程管理システムを導入する事により、因果関係を正確に把握でき、適確な改善が可能となる。
○タブレットとバーコードリーダー連携がもたらすIoT活用への道
/システムエグゼ/川合 剛
昨今、製造業界ではIoTという言葉が盛んに飛び交っているが、その実態が詳細に語られているケースは少ない。まだ試行錯誤段階であることが窺い知れる。本稿では、生産パッケージベンダーとしての知見を基に、IoT活用に向けた実現性を語る。
○「もの」を「つなぐ」IoTから「紡ぐ」IoTへ
/グレープシステム/工藤 清隆
Echonet-Lite機器やFA/センサー機器から効率よくコストを抑えてデータを収集するデバイスネットワークを構築するために、RedHatJBossミドルウェアをベースに当社が開発した、IoT新システム構築ソリューション「Clotho(クロト)」を紹介する。
○変形自在で電池交換不要なビーコンを開発
Flexible Beacon that Needs No Battery replacement
/富士通研究所/中本 裕之
当研究所は、電池交換のメンテナンスが不要な、厚さ2.5mm、重さ3gの薄型軽量ビーコンを開発した。設置運用作業の手間が軽減できるだけではなく、薄く柔らかいため天井蛍光灯の隙間等に目立たず曲げて設置することが可能である。
○避難所で活用する RFIDへの期待
/KCS/神田 英一朗
ライフラインが途絶した中で、一時期に大量の避難者が殺到する地震災害での受付を、RFIDを活用した安否確認システムにより効率化する実証実験を通して、その実効性検証と今後の課題および動向を報告。
○二要素認証の有用性
/きさいや/宇都宮 康夫
本稿では、まず「二要素認証」とは何か、現在商品化されている製品はどんなものがあるか、将来の展望についてまとめた。
○光空間信号を用いた矩形の読み出し領域を生成する通信方式の研究
/九州先端科学技術研究所/光藤 雄一
本研究では、光空間通信の送受信器の構造および、変復調方式を工夫することで、受信器が送信器によって仕切られる矩形の領域をポイントした時だけ情報が読み出せるような仕組みを提案する。本稿では特に、変復調の際に拡散符号を利用することで通信品質を向上する方法について説明する。
○HF帯要(ICタグ/NFCタグ)金属対応ソリューション
The Solution for Metal Compatible IC tag/NFC tag
/戸田工業/表 祐治
○IoTに高度セキュリティシステムを実現する顔認識技術
Introduction for Face recognition products and the world’s fastest 3D face recognition technology
/アヨニックス/ヴラルサディ
○視覚障がい者向け紙幣識別装置の開発
/システムイオ/清水 康弘
○企業におけるコンプライアンスや内部統制へ対応する音声録音システム
/日立情報通信エンジニアリング
○バーコードも2次元コードもタッチ読み
/デンソーウェーブ
■連載
○安心と効率化を実現する医療用バーコード第2回
/日本自動認識システム協会/白石 裕雄
○バーコードのふしぎ 第15回
/日本自動認識システム協会/佐藤 光昭
○NFCで始める実践RFID 第43回
/ハヤト・インフォメーション/大坂 泰弘
※ご注意
・CD-Rでの販売となります。
・紙媒体からスキャンした画像データをpdf化しております、元の誌面に起因する汚れ、歪み、またスキャナの不調によるかたむき等はご容赦ください。