日工の技術雑誌

画像ラボ 2016年4月号 PDF版
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Ga1604

画像ラボ 2016年4月号 PDF版

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■解説
〔セキュリティ〕
○2要素認証技術によるハンズフリーセキュリティ
/(株)大林組/長舟 利雄
本稿は、高度なセキュリティを求める施設向けに、セキュリティ強化実現し、かつ利便性を損なわない提案を構築することを目標とした。新たな提案内容では、顔認証技術とカラーバーコード認証技術という2つの画像解析技術を組み合わせることでハンズフリーセキュリティを実現できたので紹介する。

〔開発環境〕
○画像認識分野における深層学習の発展と最新動向(前編)
/東京大学/中山 英樹
本稿では画像認識分野における深層学習の歴史と発展について俯瞰的な解説を行う。また、実際に深層学習を用いた画像認識を実践するにあたり、必要となる道具や知識、ノウハウ等について述べる。

■特集1:シート・フィルム・ウェブ外観検査とビジョン技術
○紀州工場カラー欠陥検出器導入事例/北越紀州製紙(株)/酒井 秀昭
客先への不良品流出を防止する重要計器である欠陥検出器には、優れた検査能力と安定性能が求められる。当社紀州工場では、2009年以降、従来の上質紙、色上質紙に加え他工場からの移抄で特殊紙も検査対象となったため、両面検査及び淡色の色筋欠陥や抄き込み淡欠陥も検出可能な検査能力が不可避となった。そこで、2011年にカラー欠陥検出器導入とワインダ支援装置更新を実施した。本稿では、導入経過と操業経験について紹介する。

○ファインピッチ回路パターンのインライン外観検査システム
/クラボウ/水野 智行
回路パターンの欠点検査において、微細化する回路パターンでは抵抗値やインピーダンスが線幅や線間幅により変化し、製品として不良となる。従って線幅や線間幅が規定値の例えば1/3以下になったものを不良とする規格がある。また、例えばタッチパネルのような製品の場合、回路パターンの不良だけではなく、ビューエリアの異物・キズなどの不良も検査対象となる。当社はカメラによる外観全面検査機がこれらを解決すると考え、本稿ではPE分野向けの回路パターン検査機について紹介する。また、自社開発のユニークなデバイスを活用した複数光学系同時撮像技術による無地シートの外観検査装置についても紹介する。

○平判外観品質検査装置の開発
/JFE電制(株)/池田 孝之
本稿では、製紙業仕上げライン向けに王子製紙(株)殿と共同で開発した平判紙の外観品質検査装置について紹介する。この装置は、コピー用紙のように積層された紙山の『紙粉』『紙折れ』および『飛出し・不揃い』の異常を検出するものである。これまでは高精度に自動で検査する技術が無くオペレータが全数目視チェックを行っていたが、当社では画像処理技術を駆使し、これらの異常を検出する技術を開発し実用化した。

○ウェブ検査装置のカラー化により低コントラスト欠陥の検出能力を強化
/(株)東芝/前之園 克美
紙・不織布・フィルム等のウェブ(シート状製品)の製造・加工の段階で、様々な欠陥が発生する可能性がある。従来の検査装置では、製品品質レベルの問題と未検査部分の破棄により歩留まりが下がる。特に、機械油や薬液塗布の分散不良はコントラストが低く、異物混入やフィッシュアイなどの欠陥と比べると検査装置が地合を誤検出することで歩留まりに影響を与えることがある。製造ラインにおける歩留まり低下、欠陥の見逃しなどの課題に応え、より目視に近い検査に対応した「ウェブ外観検査装置M9200C」を紹介する。

○ウェブ検査に見られる新たなニーズ
/(株)リンクス/富田 康幸・坂本 大樹
ウェブ検査では、広範囲を高い分解能でカバーすべく、複数台のラインセンサを並べ高速に検査を実施する。取得した大容量のデータを高速に処理するために、これまで各検査装置メーカはFPGAを選択してきた。FPGAは膨大な開発工数と高度な技術が必要とされてきたが、一方で、多様化・細分化するニーズに素早く対応したいというニーズがある。そこで、本稿ではこれらのニーズに対して、当社が取り扱う画像処理ライブラリ「HALCON」およびFPGA画像処理開発環境「VisualApplets」によるソリューションの一端を紹介する。

■特集2:4K・8K放送と映像技術の最新動向
○4K・8K放送の普及に向けた取り組み
/総務省/長谷川 準也・五十嵐 大和
総務省では、2018年にBS、110度CSにより4K・8K実用放送を開始することを目標としている。ロードマップに沿って2018年に4K・8K実用放送が開始されるとともに、視聴者が家庭において放送を視聴できるよう、環境整備を進めている。また、引き続き関係業界と連携し、2018年に4K・8K実用放送開始に向けて、4K・8Kの推進に取り組んでいく。

○8K放送の展望と、放送外への展開
/日本放送協会/浜口 斉周
総務省のロードマップに基づき、2016年からBS17chを使った4K・8Kの試験放送、2018年から実用放送が始まる。本稿では特に8K放送を中心に述べる。また、HD(2K)から4K・8Kへの映像フォーマットの進化は、放送産業のみならず映像を扱うすべての産業に波及するすそ野の広い分野である。後半では、8K映像の放送以外への展開についても述べる。

○超高精細映像、8Kの普及に向けてのアストロデザインの取り組み
/アストロデザイン(株)/金村 達宣
2020年の東京五輪に向け、いよいよ8K放送の動きが活発となる本年。当社では、8K開発当初からの経験をいかし、生の映像に限りなく近い映像制作を実現すべく、カメラ、レコーダなど関連製品を開発している。本稿では、当社の取り組みを、製品説明を交えて行う。

○第1世代と比較して、約1/10の小型・軽量化を実現
/池上通信機(株)/秋山 浩志
当社では、次世代の映像技術を見据え、日本放送協会と共同で世界初の8Kスーパーハイビジョンカメラを2002年に開発した。以降、更なる技術革新・共同開発が結実し、2015年3月に第4世代の8Kスーパーハイビジョンカメラとして、初代カメラと比べ約1/10の小型・軽量化を実現し、運用性を格段に高めた最新鋭のスーパーハイビジョンシステムカメラ「SHK-810」を製品化した。

○世界初4/3型センサ搭載レンズ一体型4Kカメラレコーダーの開発
/パナソニック(株)/大霜 克芳・高野 文雄・松井 淳・他
大判センサの表現力と従来のカメラコーダの機能・操作性という両者の良いところを併せ持つ、世界初4/3型センサ搭載レンズ一体型4K60Pカメラレコーダを開発した。本稿では本製品の商品化に必要だった光学設計や4K信号処理などについて解説する。

○高精細映像と操作性・運用性を重視した最新カメラで4K・8K放送サービスをリード
/日立国際電気(株)/西橋 明広
放送用8Kカメラ「SK-UHD8060B」は、小型・軽量化を追求するとともに、独自のドッカブル構造により、中継スタイル、収録スタイルと幅広い撮影・運用形態を実現した画期的なカメラシステムである。放送用4Kカメラ「SK-UHD4000」は、従来のHDカメラ資産、運用性を重視し、市場に先駆けた2/3インチB4マウントの4Kシステムカメラである。

■話題の製品と技術
○被写界深度拡大カメラ
/リコーインダストリアルソリューションズ(株)/山田 晴也・森久 泰二郎
近年、FA(ファクトリーオートメーション)、物流、セキュリティの分野において、従来は人が目視で検査するしかなかった複雑なものの検査に対しても自動化が加速している。そのため、被写体となるものは多様化しており、例えば凹凸がある形状をした物体の検査をしたい場合や被写体を斜めから撮影したい場合など従来のカメラでは全体にピントが合わせられない。今回、開発した「被写界深度拡大カメラ」は、光学技術による独自のレンズと画像処理技術の融合により、解像度と明るさを犠牲にすることなく被写界深度の拡大を実現している。

○オール・イン・ワンの画像処理ツール
/(株)リンクス/銚子 周一郎
MERLICは、プログラミング一切不要、直観的な操作だけで画像処理システムを構築できる、オール・イン・ワンの画像処理ソフトウェアパッケージである。2015年12月、このMERLICの最新バージョン2.0がリリースされた。本稿では、このMERLIC2.0の特徴的な機能について紹介していく。

■製品ガイド:最新!ラインセンサカメラと対応するレンズ・照明
(株)アド・サイエンス/(株)アバールデータ/(株)アルゴ/イーグル工業(株)/(株)飯田照明/伊藤忠テクノソリューションズ(株)/(株)イマック/(株)ヴイ・エス・テクノロジー/エーアイシー(株)/(株)エーディーエステック/エドモンド・オプティクス・ジャパン(株)/(株)NET Japan/オプテックス・エフエー(株)/(株)オプトアート/キヤノンITソリューションズ(株)/(株)ケンコー・トキナー/コアテック(株)/興和光学(株)/シーシーエス(株)/(株)シーマイクロ/(株)ジェイエイアイコーポレーション/(有)シマテック/竹中システム機器(株)/立野電脳(株)/電通産業(株)/日本ピー・アイ(株)/日本エレクトロセンサリデバイス(株)/日本ビューワークス(株)/(株)ブルービジョン/(株)プロリンクス/(株)ミュートロン/(株)モリテックス/(株)リンクス/レボックス(株)

■コラム:マルコーニの彼方へ186
○自分語りをする人々、コンプレックスによるその饒舌
/ヤマネコ

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