日工の技術雑誌

環境浄化技術 2016年3・4月号 PDF版
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W1603-04

環境浄化技術 2016年3・4月号 PDF版

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■特集:下水道高度処理技術の最新動向
○NOx-N計とアンモニア計を用いた新たな高度処理技術の開発
/東京都下水道局/中村紀和
東京都では東京都下水道サーピス、メタウォーターと共同で新たな高度処理技術である同時硝化脱窒技術を開発した。同技術は既存施設の軽微な改造により導入可能で、従来の嫌気無酸素好気法に比べて、処理能力の低下が小さく、電力使用量の増大も抑制できるため、平26年度から芝浦水再生センター東系施設に実機導入し、性能等の事後評価を実施している。これまでの処理状況と維持管理のポイントについてまとめた。

○久留米市における省エネ・低コストを実現したA20法の改造事例
/久留米市上下水道部/森山勝
当市では、「安全、安定、高品質な処理を低コスト、低環境負荷」をテーマとして下水処理を行なっている。本稿では中央浄化センターの施設概要とA2O法の改造への経緯、運転管理、水質効果などを紹介する。

○高速移床型砂ろ過による栄養塩類除去技術
/(株)タクマ/福沢正伸・土井知之・宍田健一
/京都大学/日下部武敏・清水芳久
既存の急速ろ過設備の軽微な改造で栄養塩類除去機能を付加する手法について開発を行ってきた。本稿では高速移床型砂ろ過による様々な実証試験の結果を報告する。

○硝化内生脱窒法における活性汚泥モデルを用いた運転条件の検討事例
/水ing(株)/蒲池一将・本間康弘・鈴村悟
硝化内生脱窒法において運転条件が窒素除去へ与える影響について、溶存酸素(DO)計を用いた空気量制御の場合と近年、下水処理プロセスへの適用が進められている連続測定が可能なNH4計を用いた場合について、活性汚泥モデルによるシミュレーションを用いた検討を行う。

○アンモニア・硝酸連続測定計を用いた送風量制御システムの実証結果
/(株)西原環境/中村知弥・浜本洋一・和田真澄
下水処理場の消費電力のうち最大割合を占める、ばっ気ブロワの消費電力を削減するために、ばっ気送風量を削減することが重要で、当社では処理水質をコントロールしながら最適な送風量にすることで、ばっ気風量を削減するAFコントローラを開発Lた。下水処理場の反応タンクにおいて1年9ヶ月に亘る実証実験を行いAFコントローラの効果を検証し、実証実験以前との送気倍率の比較で平均19%の削減結果とともに、処理水の水質基準も同時に満足する結果を得られた。この結果は日本下水道事業団との「アンモニア・硝酸連続測定計を用いた送風量最適制御システムの実用化」を目指した共同研究成果の一部であり、処理水質を適度にコントロールして送風量を削減し、省エネを同時に果たすことによって、経済面にも環境面にも寄与する下水処理場は、持続可能な社会の構築に大きく貢献すると期待される。

○回分式活性汚泥法における凝集剤添加によるりん除去プロセスに関する研究
/(株)日水コン/塚原純哉・野田慎治・佐野和裕・石原裕孝
凝集剤添加によるりん除去プロセスについて、凝集剤添加終了後にも反応タンク内に蓄積した金属によるりん除去が起こる現象を再現できるように、金属イオンと金属水酸化物、金属りん酸化合物の平衡モデルを構築した。

■特集:低濃度PCB処理技術
○低濃度PCB処理技術の現状と今後
/(公財)産業廃棄物処理事業振興財団/長田容
国内に大量に存在する低濃度PCB廃棄物は、環境大臣による認定施設および都道府県知事等の許可施設で処理が進められている。本稿では現在稼動中の無害化処理施設に適用されている処理技術と今後の適用が期待される新たな処理技術について紹介する。

○低濃度PCB廃棄物の処理について
/(一財)愛媛県廃棄物処理センター/井関龍
当センターは平成5年に愛媛県、県内市町村、民間団体が共同で設立した法人であり、平成22年、全国で初めて環境大臣から微量PCB廃棄物の無害化処理認定を受けて処理を開始した。さらに平成25年には、新たに変圧器僅体等の無害化処理認定を受けて、処理対象物を拡大し、低濃度PCB廃棄物の無害化処理に取り組んで、いる。本稿では当センターでの無害化処理の概要、取組と課題などを紹介する。

○低濃度PCB廃棄物の無害化処理
/エコシステム秋田(株)/田山武志
/エコシステムジャパン(株)/池田武史
電気機器を中心とした低濃度PCB廃棄物の無害化処理を行う新たな施設(3号炉)を建設し、稼働に向けた準備を行っている。平成27年9月の実証試験で、低濃度PCB廃棄物を確実に無害化できることが確認できた。3号炉の稼働により、既に無害化処理を行っている1号炉と合わせて、幅広い種類の低濃度PCB廃棄物を処理できる体制が整う点について紹介する。

○低濃度PCB処理への取り組み
/(株)かんでんエンジニアリング/塚島永嗣
微量PCB汚染廃電気機器は大型から小型まで様々な大きさのものがあり、保管事業者様を悩ませてきた。当社ではその課題を解決すべく、それぞれの大きさに応じ、有効な処理方法を提案できるように3つの処理メニューを整えた。本稿ではその取り組みについて紹介する。

○低濃度PCB廃棄物処理事業への取り組み
/オオノ開發(株)/徳山崇彦
当社の低濃度PCB廃棄物処理事業への取り組みは、平成23年から処理方法の検討や実証試験を実施し、平成26年に大臣認定を取得して、廃PCB等(PCB含有廃油)とドラム缶の処理を開始した。さらに、同年、2回目の大臣認定を取得して、廃PCB等(PCB含有廃油)とドラム缶の処理を開始した。さらに、同年、2回目の大臣認定を取得し、トランス、コンデンサ、ブッシングらの廃電気機器類、汚泥や活性炭を含む可燃物・非可燃物を問わない幅広いドラム缶入り汚染物の処理、さらに全国で初めて本格的にOFケーブルの処理を開始しした。本稿では当社の処理の特徴や施設の概要について紹介をする。

○PCB廃棄物処理の現場で活きるフロー式イムノセンサ
/京都電子工業(株)/高木陽子
フロー式イムノセンサの特徴と併せて、廃棄物の処理や保管現場における分析ニーズ、および実際のフロー式イムノセンサの活用事例などについて紹介する。

○低濃度PCB廃棄物の無害化処理
/神戸環境クリエート(株)/早川健一
当社は2012年に全国で6番目の大臣認定を取得した。当時の処理品目は微量PCB汚染絶縁油のみであったが、その後、低濃度PCB汚染物・処理物への処理品目拡大に挑戦し、2014年に新認定を得た。本稿ではこの新認定における無害化処理について述べる。

○低濃度PCB処理技術の現状と今後
/光和精鉱(株)/江頭正彰
平成22年12月からの無害化処理を開始し、さまざまな処理経験を積み重ねながら、安全・安心な処理を継続している。直近、大型低濃度PCB廃電気機器も保管事業者での分解や解体を極力無くし、大型のままでの受入が出来る設備体制を整えた。更にOFケーブルについても、前処理設備を導入しているなど、本稿ではその設備対応の経緯と今後の施策について紹介する。

■解説
○ウキクサを用いた水質浄化と資源生産
/大阪大学/惣田訓・高井雄一郎・池道彦
水田や池などの水面に浮遊するウキクサを用いた水質浄化とバイオマス資源生産を兼ね備えた一石二鳥のコベネフィット型システムの構築を目指した研究事例を紹介する。

○超高齢社会における「もったいない」食品廃棄物と生ごみ
/恵谷資源循環研究所/恵谷浩

■水処理分野
○下水道光ファイバーを活用した浸水対策について
/広島市下水道局/宍戸誠二

○確実な下水道管理を可能にする新しい分水技術
/松江工業高等専門学校/荒尾慎司/(株)和建設計事務所/小田収平・小田耕平
現行の合流式下水道では、計画遮集量を超える降雨が発生すると、雨水吐室では遮集量を十分に制御することができず、汚水処理場に流入する下水の一部を未処理で放流せざるを得ない状況にあり、遮合流の問題も未だ解決できていない。本稿では、新しい分水技術を採用することでこの課題を克服でき、従来技術より確実な下水道管理が可能になることを示した。

○マイクロナノバブルを用いた窒素除去技術
/エンバイロ・ビジョン(株)/豊岡正志

■製品技術
○新しい酸化分解方式のTOC計InnovOx
/セントラル科学(株)/吉田和久

■連載
○環境雑感13
省農薬と取り組んで40年
/NPO法人市民環境研究所/石田紀郎

○環境浄化微生物、遺伝子の多様な機能6
ゲノムの可塑性(後編)
/慶應義塾大学/板谷光泰/環境微生物工房/定家義人

○放射能汚染土壌に対する研究と対策5
放射能汚染土壌の解砕洗浄技術
/岡山大学/石山新太郎

■コラム
○パスツアーの“おまけ"
/HST

■製品ガイド
○濁度計・SS計

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