クリーンテクノロジー 2016年3月号 PDF版

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クリーンテクノロジー 2016年3月号 PDF版

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■特集:食晶工場における力ビ対策と考え方
○食品工場におけるカピ対策
/相模女子大学/太田利子/高崎健康福祉大学/村松芳多子/桐生大学/高橋淳子
/大阪府立公衆衛生研究所/久米田裕子
/(特非)カピ相談センター/富坂恭子・高烏浩介
食品工場のカビ対策として、カビが環境でどのような分布発生をしているかを知ることが重要である。さらになぜ発生するかを知り、カビによる危害性を把握することが大切である。そうした背景から食品工場のカビ制御を考えてみた。

○環境要因の把握と効果的なカピ対策の実践
/アース環境サービス(株)/猪野毅
DNAチップによるカビの遺伝子検査は同定せずに一括検査を行い、フローラ解析により汚染源を迅速に推定するシステムで、このシステムを活用することで、カビの特性や環境要因に基づく効果的な対策を講じることができる。

○HACCP手法導入に必要な空間汚染防止の事例
/(株)ピーズガード/高橋紘
今なぜHACCP導入が必要なのかを述べた。畜産物の安全確保を目指し「農場から食卓まで」一貫した衛生管理がスタートした。食品工場調査結果二次汚染に着目し「エアコン周りがカビ汚染源」であることが分かった。清潔作業空間を落下菌数だけで判断することは危険であり「空間を洗う」発想が必要である。食品工場調査で食品汚染カビについてテーブルテストによる「除菌効果」検証、食品工場を想定したエアコン周りのカビフィールドテストによる実地検証報告、食品工場内でのカビ菌に対する除菌テスト事例報告のあと、テストに使用した噴霧装置と食品添加物・殺菌料「食添・ピーズガード」を紹介した。

○モニタリング検査の考え方、進め方
/(公財)東京都予防医学協会/諸角聖
加工食品では保存性を高めるためにさまざまな工夫がなされており、付着している微生物のすべてがその製品で生育するとは限らない。自社製品にどのような性格の微生が生育し、どの工程で汚染し、どのような危害をもたらすのかを確認したうえで、それらの微生物にターゲットを絞って対策を講じ、モニタリング検査により安全確認を行うことが微生物危害防止への近道と考えられる。

○食品製造現場におけるカビ汚染対策についての事例
/赤門ウイレックス(株)/成相英明
食品製造現場における食品のカビ汚染原因特定と実際に行った予防対策に関して、事例を中心に述べる。原因を調査すると、空調機の気流がカビ発生に大きく関わっていることが推測された。

○保冷庫用エアーカーテン装置
/日本エアーテック(株)/渡辺直樹
食品(生鮮食料品、飲料等)に限らず品物の品質維持、変質防止を目的とし低温保存する保冷設備の重要性が増している。一方、保冷倉庫の消費エネルギー低減と施設保守費用の低減が運用上求められており、それらを効果的に実現するエアーカーテン装置について紹介する。

○HACCPシステムによる食品の安全性確保とその評価
/(一社)新日本スーパーマーケット協会/日佐和夫
わが国においても、グローバル規格であるHACCPを義務化する動きがある。このような状況において、食品衛生監視員、事業者、第二者及び第三者監査機関(員)の力量などの問題について記述した。

○食品製造における予測微生物学ソフトウェアの活用
/北海道大学/小関成樹
予測微生物学は1990年代以降、急速にその研究範囲が拡張され、現在も発展し続けているが、主な研究成果は欧米各国等の諸外国によるものであり、日本での取り組みは限られている。本稿では予測微生物学の基本的な概念から、実際の応用例までを最近の発展と併せて概説する。

○次亜塩素水(電解水)基礎と食品分野施設での応用
/(一社)日本電解水協会/田中秀幸
次亜塩素酸水(電解水)の歴史は長く、強酸性電解水の時から四半世紀の歴史を経て、使用分野も広がっている。特に食品分野においては一番長い歴史をもち、多くの実例も積み重なっており、TPPで世界中からの食材・食品の流通がより一層増加すると考えられ、今後「食の安全安心」のニーズが高まることにより、次亜塩素酸水の重要性は現場においてより重要になってくる。

■解説
○予測微生物学モデルとその食品衛生管理への応用
/東京農工大学/藤川浩
食品中の有害微生物の増殖と死滅を予測するため、多くの数学モデルが発表され、コンピュータープログラムとして公表されてきた。ここではそれらを概説し、さらに食品衛生管理における活用法と注意点を解説する。

○マイクロ・ナノ医療テ事パイス実用化のための実装技術
/慶慮義塾大学/三木則尚
筆者らのグループで研究開発しているマイクロ・ナノ医療デバイスのひとつである微小針型脳波電極を例にとり、より詳細に解説する。

○医薬品製造施設の省エネ化
/大成建設(株)/岩村卓嗣
医薬品製造施設にとってエネルギー消費朝の削減は喫緊の課題である。本稿ではエネルギー削減と密接なかかわりのある「省エネ法」の制定からの変遷と都市型ZEBを実現した大成建設ZEB実証棟の概要について解説する。

○使い捨て型気密環境による低価格個別化再生医療の実現可能性
/東京大学医学部附属病院/横尾誠一
自己組織を用いた再生医療は個別化医療であり、現在のクリーンテクノロジーは個別化医療への適用は想定されていない。再生医療の実用化に必須になる低価格気密環境製造について紹介する。

○PM2.5の概説と国内での季節的・地域的特徴
/埼玉県環境科学国際センター/長谷川就一
大気中の微小粒子状物質(PM2.5)について、環境基準や常時監視測定、成分と発生源について概説するとともに、全国的な観測データからPM2.5の季節的・地域的特徴を解説する。

■連載
○わかりやすく学べるクリーンルームの基礎と汚染対策 第35回
対策-各論[微生物]その2
/新日本空調(株)/水谷旬

○温故知新「日本におけるクリーンルーム技術革新の源流を訪ねて」第4回
その嚆矢から2000年まで
/N.A.コンサルタント/安藤紀雄

■製品紹介
○ヒュームフード向け高速給排気統合管理システムi-Fume
/高砂熱学工業(株)/青山剛士・湯浅憲

※ご注意
・CD-Rでの販売となります。
・紙媒体からスキャンした画像データをpdf化しております、元の誌面に起因する汚れ、歪み、またスキャナの不調によるかたむき等はご容赦ください。
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