日工の技術雑誌

画像ラボ 2016年1月号 PDF版
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Ga1601

画像ラボ 2016年1月号 PDF版

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■解説
〔メディカル〕
○境界情報と画素値を併用したCT画像からの左心室セグメンテーション
/広島大学/檜垣徹・BisserRaytchev・玉木徹・金田和文
心臓CT画像から左心室の領域を、形状モデルを用いて自動的に抽出する手法について解説する。一般的な形状モデルとは異なり、画素値の情報のみならず境界の情報も付加した形状モデルを用いることで、従来よりも安定してかつ高精度なセグメンテーションを実現する。

〔スポーツ〕
○多視点ロボットカメラシステムのスポーツ番組利用
/日本放送協会/池谷健佑
広い空間をダイナミックに移動する被写体の多視点映像を撮影することができる多視点ロボットカメラシステムを開発した。撮影映像から、静止した時間の中で被写体の周囲を回り込んで見ているかのような映像「ぐるっとビジョン」を制作できる。本システムをスポーツ番組に利用した。

〔認識・検出〕
○機械学習による物体認識
/東京大学/原田達也
画像に写る物体認識のためには、セマンティックギャップが長年の課題であったが、近年、クラウドソーシングによる高品位な画像とラベルのデータセットとGPGPUに代表される強力な計算機パワー、Deep Learning に代表される効率的な機械学習を活用することで、セマンティックギャップを乗り越える兆しを見せている。本稿では画像理解のための機械学習の近年の進展を概観し、その手法を紹介する。

〔解析・計測〕
○ダイヤモンドワイヤ表面の砥粒分布の計測
/佐世保工業高等専門学校/坂口彰浩
ダイヤモンドワイヤ表面に固着している砥粒の分布状態を定量的に評価する手法について紹介する。特に、本手法では、高速度カメラを用いてワイヤの表面の画像を取得することで、従来までの評価手法と比較して、実用的かつ有意な評価結果を得ることができる。

〔画像処理〕
○個人視点映像のための貼り合わせ画像選択指標
/京都大学/近藤一晃・小泉敬寛・中村裕一
個人視点映像は貼り合わせに不適な画像を多く含むため入力画像全てを合成すると却って質の悪い画像となってしまう。本提案では個人視点映像から貼り合わせに適した画像を自動的に選び出すための選択指標を画素値の確からしさが増大することに基づいて設計する。

○脳の画像・音声処理の共通モデルによる理解
/日本電信電話(株)/寺島裕貴
脳型人工知能の開発には脳情報処理の理解が重要だが、この理解とは具体的には何を指すのだろうか。視覚を題材に、何が発見され、その知見がどのように理解されてきたのか解説する。さらに、聴覚との共通性や大脳新皮質全体への展開を紹介する。

〔AR・VR〕
○立体音響技術の最新動向
/富山大学/安藤彰男
立体音響技術は、心理音響モデルに基づく方式と物理音響モデルに基づく方式に分類できる。前者は2チャネルステレオを拡張した方式である。後者は、もとの空間の音の物理量を別空間に再現する方式である。本稿では、これらの方式の現状について解説する。

■特集:高度な画像処理性能をもつ外観検査装置・三次元形状検査装置
○様々なニーズに対応したローコストカスタム検査装置
/エスジーテック(株)/中尾禎宏
本稿では、様々なユーザニーズにより制作したコストパフォマンスに優れた検査装置制作事例の中から、測長検査機、形状検査機、表面(シート)検査機の3機種を取り上げて装置概要や特徴などを紹介する。また、紹介する検査装置にはT-2000 CoreSyetemを使用しており、あらゆる画像検査ニーズに展開可能である。

○高速3D-AXIによる自動インラインはんだ接合性検査
/オムロン(株)/入江達也
車載業界に代表される基板実装の全数検査・高品質保証に向けたX線検査ニーズに応えるためには、高速・高精度な自動検査が必要となる。本稿では、当社のX線自動検査装置であるVT-X700について、上記を実現する平行CTや自動検査などの主要技術を紹介する。

○電子基板検査における三次元形状認識と、それを支える技術のさらなる進歩
/ヤマハ発動機(株)/角田陽
現在、自動外観検査装置による全数基板の全実装箇所の検査が必須となっているが、その外観検査装置の運用に従来は、実装技術についての知見と、画像処理知識が求められていたため、作業者に高いスキルを要求していた。一方、製品製造の垂直立ち上げは常に求められ、その検査データの準備に割ける時間の不足する実装現場で、直感的に製品の実装品質を判断することが可能な三次元検査技術を要した外観検査装置について、当社の開発ポリシーとともに、その実現手段について説明すると共に、今後の新技術についても解説する。

■特集:ロボットビジョンとばら積みピッキングの現状2
○ビンピッキングのための位相シフト法による金属光沢を有するワークの三次元計測
/東北大学/荒井翔悟
本稿では、著者らが研究開発したビンピッキングロボットを例に、三次元計測、特に位相シフト法を用いた金属光沢物の三次元計測に焦点を当てる。金属光沢を有するワークの三次元計測では、しばしば表面で起こる鏡面反射やボルトのネジ部など凹凸の多い箇所で起こる相互反射が三次元計測精度を低下させる。ここでは、アクティブ三次元計測法に分類される位相シフト法を用いて、金属光沢による計測精度の低下を防ぐための研究の一部を紹介する。

○システムインテグレータから見たバラ積みピッキングの現状
/(株)ナレッジ/野邉善行
産業用ロボット単体では生産設備としては使用できないため、ロボットと周辺機器を結合し設備を完成させるシステムインテグレータの需要が高まっている。本稿では、システムインテグレータから見た三次元ビジョンやバラ積みピッキングの現状について記載する。

○モデルレスバラ積みピッキング方式の紹介
/(株)マクシス・シントー/西郷知泰・林真司
CAD等のモデルデータが不要なバラ積みピッキングシステムを紹介する。三次元センサと二次元センサを併用する本システムにより、1つのサンプル部品登録のみで高精度バラ積みピッキングが可能となる。また、高速化や人協調システムへの応用についても紹介する。

○高速・高精度な三次元計測を実現する産業用ステレオカメラ
/(株)リコー/岸和田潤
/リコーインダストリアルソリューションズ(株)/森久泰二郎
近年、FA(ファクトリーオートメーション)、物流、セキュリティなどの産業分野で新たな生産プロセスの開発やサプライチェーン全体の最適化を目指す取り組みが本格化しており、システムの自動化が加速している。「産業用ステレオカメラ RICOH SV-M-S1」は装置の「目」の役割を果たし、対象物を高速・高精度に三次元計測することでロボットピッキングや装置内環境の監視・制御など幅広いアプリケーションにおいてシステムの自動化を可能にする。

■話題の製品と技術
○D3インテリジェントカメラの特徴と導入例
/(株)アド・サイエンス/舟岡宏樹
D3インテリジェントカメラはイメージセンサやインターフェイスなど、多様な組み合わせに対応しており、ニーズに合わせた最適なデバイス構成が可能である。搭載プロセッサによりカメラ内部で処理が可能であり、用途に合わせてプログラミングが可能。三次元形状測定やマルチスペクトルイメージングなどの導入例を本稿でいくつか紹介する。

■コラム:マルコーニの彼方へ183
○パリ、テロル、世界の闇を知ること
/ヤマネコ

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・紙媒体からスキャンした画像データをpdf化しております、元の誌面に起因する汚れ、歪み、またスキャナの不調によるかたむき等はご容赦ください。

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