画像ラボ 2015年10月号 PDF版

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Ga1510

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G1510
■解説
〔生活支援〕
○食事動作認識によるリアルタイム食事記録システム
/電気通信大学/岡元晃一・柳井啓司
近年、健康的思考の高まりにより食事記録を付ける人が増えてきている。本研究では焼肉や大皿料理といったものに対応できるように食事シーンを動画で撮影し、その動画からリアルタイムでの食事記録を付けることができる自動認識システムを提案する。

〔生活支援〕
○ウェアラブルカメラ映像の自動要約による道案内映像の自動作成
/電気通信大学/岡本昌也・柳井啓司
本研究では、一人称視点映像の実用的な利用の一つとして、道案内映像としての利用を考える。歩行中に撮影した一人称視点映像の移動映像を入力として、映像中の道順が分かるようシーンの重要度に応じて動的に再生スピードを変化させた要約映像を自動生成することを目的とする。曲がり角と横断歩道の写っているシーンを重要シーンとして、自己動作分類と横断歩道検出という2つの認識処理によって映像中のシーンの重要度を判定する。要約映像の生成は、シーン重要度に基づいて再生時に動的に再生速度を制御することによって行う。

〔スポーツ〕
○ボールと選手のHMMを統合したサッカー映像のイベント認識
/神戸大学/有木康雄
サッカー映像を対象として、イベントを検出・認識するシステムについて述べている。各時刻でホイッスル音の検出とボールの追跡を行い、イベントを検出している。さらに、選手やボールの情報を特徴量とした2種類のHMMにより尤度を求め、これを統合することによってイベント認識を行っている。

〔認識・検出〕
○三次元点群からのエッジ抽出法
/防衛大学校/岩切宗利
本稿では、三次元センサを用いて取得した三次元点群情報から空間構造に由来するエッジ領域のみを適切に抽出する手法について具体例を紹介する。

〔ディスプレイ〕
○強誘電マイクロ液晶ディスプレイ
/シチズンファインデバイス(株)/大石正樹
本内容は強誘電マイクロ液晶ディスプレイに関しての内容であり、強誘電性液晶の優位性及び強誘電性液晶を支える工程技術、また強誘電マイクロ液晶ディスプレイのバックプレーンに関しての記述であり、技術内容及び製品群を記載している。

■特集:自動車関連産業における外観検査とビジョン技術
○傷【のみ】に気付く、時空間【傷の気付き】処理
/中京大学/青木公也・根来秀多・吉村裕一郎・舟橋琢磨・輿水大和
/理化学研究所/三和田靖彦
あらゆる生産現場において,外観・目視検査の自動化が望まれている。本稿では幾つかの検査画像を入力するだけで、ワーク素地のパターン・光沢や照明変動・位置ズレ等の良品の個体差の検出は抑制し、傷・欠陥領域には気付く(検出する)、時空間傷の気付き処理について紹介する。

○照明の鏡面反射を用いたカーシェアリング用自動外観検査システム
/名古屋工業大学/田口亮・村瀬智光・Yu Qiyue
/中部大学/保黒政大/名古屋工業大学/梅崎太造
近年、自動車を複数の人で共同利用するカーシェリングが注目されている。本稿では、カーシェアリングステーションでの返却時に、画像処理技術を用いて環境外乱や車両付属品の影響に対処可能な自動車の自動外観検査を行うシステムを開発する。

○自動車生産設備における外観検査と画像処理技術
/三友工業(株)/篠田貴宏・足立登・栗本裕巳
当社の新しい取り組みである液晶モニタを使用した「ディスプレイ照明画像検査装置」近赤外カメラを使用した「接着剤塗布検査装置」レーザ変位計を使用した「三次元汎用化検査装置」を紹介する。

○鍛造部品の外観目視検査を自動化する外観検査装置
/(株)SCREENホールディングス/吉田知宏
当社は、自動車で多用される鍛造部品向けの外観検査装置「IM-3100」を開発した。当社独自のコア技術を応用し、目視検査の自動化を実現した。サイクルタイム5秒の高速処理で全数検査に対応できる。

○自動車用部材向け外観検査技術/大同特殊鋼(株)/渡邊裕之
自動車用部材は、主に圧延、鍛造、鋳造といった工程で製造された後、冷間での加工工程を経て製品となる。各部材の外観検査基準は、部材ごとに決められており、当社は、その検査基準に対応した外観検査装置をCCDカメラやレーザスキャナなどを利用して独自に開発することで目視検査の機器化を実現してきた。ここでは、とくに、部材の形状や表面状態、検査部位や欠陥種類、さらには検査能率などの条件を最適化することで、鍛造部材、鋳造部材、プレス加工品、さらには熱間成形した磁石の検査装置を開発したので紹介する。

○艶あり塗装品・メッキ品向け外観検査手法の開発
/バイスリープロジェクツ(株)/菅野直
表面が鏡面体である“艶あり塗装品”や“メッキ品”にスリット光を反射させ法線による反射方向の特性を利用して欠陥を検出することが出来る。バイスリープロジェクツでは、スリット光を1周期シフトさせた画像から簡易な画像処理で欠陥の特徴を強調する手法を開発した。

■話題の製品と技術
○プログラミングスキルを必要としない使い安さを追求した画像処理ソフトウェア開発ツール
/(株)マイクロ・テクニカ/村田萌
ポーランドFuture Processing社のマシンビジョン用画像処理ソフトウェアライブラリは素早く画像評価を実施し、各種検査・計測用途に実装可能な画像処理ソフトウェア開発ツールである。プログラミング言語スキルを必要としないプラットフォームを使用して、簡単に操作ができるため評価・開発期間を大幅に短縮することができることが特徴の一つである。

○快進撃を続けるBasler社その設計思想に迫る
/(株)リンクス/廣渡 貴大
Basler社は2005年にGigEカメラを発売して以来、産業用カメラ市場に向けて圧倒的なスケールメリットをベースに徹底的なボリューム戦略を展開している。2014年世界市場での産業用カメラ年間出荷台数は17万台を超えた。本稿では、その根底にあるBasler社の“総所有コストの最小化”という設計思想について紹介する。

■コラム:マルコーニの彼方へ180
○デザインするということを、改めて考えてみる/ヤマネコ

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