環境浄化技術 2015年9・10月号 PDF版

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環境浄化技術 2015年9・10月号 PDF版

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■特集:最新の土壌・地下水汚染浄化技術
○平成25年度 土壌汚染状況調査・対策に関する実態調査結果
/(一社)土壌環境センター/奥津道夫
当センターでは活動の一環として、土壌汚染対策法が施行された平成15年度以降、会員企業を対象として土壌汚染調査・対策事業の実態を把握することを目的として、毎年、アンケートを実施してきた。本稿では、平成25年度の実態調査結果を報告する。

○豊洲新市場予定地における土壌処理プラント
/清水建設(株)/塙 隆之
築地市場の豊洲への移転に伴い、国内最大級の総合的な土壌汚染対策工事が実施された。3つの街区(5街区、6街区、7街区)で構成されている豊洲新市場予定地であるが、本稿では6街区に設置された仮設土壌処理プラントにおける処理技術と処理実績について報告する。

○自然由来重金属汚染土の酸化不溶化技術
/鹿島建設(株)/佐藤 毅・伊藤圭二郎・川端淳一
自然由来の重金属等を含む地盤を掘削する工事では環境基準値を超過する土壌が大量に発生している。当社では自然由来の重金属等で問題になることが多い砒素と鉛に対して、空気中の酸素と希硫酸を用いて低コストで不溶化する技術を開発した。本稿ではその原理と室内試験および実機で行った試験結果を紹介する。

○細粒分に対応したオンサイト大規模土壌洗浄法
/大成建設(株)/大石雅也/東日本旅客鉄道(株)/田代利和
建設工事において発生する掘削土には、重金属汚染が含まれている可能性がある。短期間に大量の汚染土壌が発生する大規模工事では、場外処分する汚染土量を抑え、敷地内で汚染土壌を効率的に浄化し再利用できる土壌浄化技術を採用するケースが増えている。本稿では、重金属汚染土壌の浄化技術として、細粒分に対応したオンサイト大規模土壌洗浄法を紹介する。

○バイオヒートパイル工法による油汚染土の浄化技術
/(株)大林組/大西健司・西川直仁・大島義徳・高田尚哉・他
筆者らは平成13年〜17年にかけ、掘削した油汚染土の浄化期間短縮、低温環境下での浄化促進を目的に、特殊資材「ヒートコンポ」を用いたバイオ処理技術である「バイオヒートパイル工法」を開発した。本稿では本工法の原理、これまでの施工事例、関連する応用技術等について報告する。

○微生物とオゾンマイクロバブルを用いた油含有土壌・地下水の浄化システム
/(株)奥村組/小河篤史・長千佳・三吉純男
国内の油汚染現場に微生物とオゾンマイクロバブルを用いた浄化技術を適用し、土壌および地下水の油汚染問題の解決を図った。その結果、土壌・水の両者ともに浄化目標を達成し、油汚染問題を解決することができた。

○MBOスパージングによる油含有土壌の浄化技術
/(株)NIPPO/関野英男・片岡昌裕・大橋貴志
/日本建設機械商事(株)/大保義秋・千葉浩二
本稿では当社がこれまで油含有土壌を対象に掘削除以外のさまざまな原位置の技術を適用してきた中から、主な浄化技術の一長一短の説明と課題をあげ、その課題を克服すべく開発しているMBOを使用した複合的な工法の概要について紹介する。

○高圧噴射撹拌を用いた原位置浄化技術の開発
/(株)フジタ/北詰昌義・塩尻大輔/東興ジオテック(株)/佐久間孝夫・熊澤 章・岡田 宙
/(株)アイ・エス・ソリューション/和知剛・小松大祐
地盤中に浄化材を到達・接触させるのに用いる方法として噴射撹拌工法は、土質に大きく左右されることなく、広範囲に浄化材を到達させる方法として有効である。筆者らは排泥を出さず、効率的に浄化材を接触させることができる高圧噴射撹拌工法を用いた原位置浄化のためのシステムを開発し、実際の汚染サイトでバイオレメディエーションの実証を試みたので紹介する。

○重金属吸着マットを用いた自然由来重金属含有ずり等の処理方法
/JFEミネラル(株)/石神大輔/北海道大学/五十嵐敏文
/(有)アイコス/田村拓四郎/(株)北陽/田作 淳
従来、建設現場で発生する汚染土は場外搬出が一般的であったが、シールド・トンネル工事などでは自然由来重金属汚染土の量が膨大であるため、様々な処理技術が検討されている。筆者らはより設計や施工管理を簡易化できて、品質面でも優れた「重金属吸着JiTマット」を新たに考案、これを用いた封じ込め対策が可能と考え、商品の開発およびその効果の検証を行った。

○乾式磁力選別工法の実用化
/DOWAエコシステム(株)/野崎順兵
当社では新たな処理方法である乾式磁力選別工法の特許を取得した。エコシステム花岡はこの工法を導入し、土壌処理業の許可項目に「磁力選別」を追加して処理を開始した。本稿では乾式磁力選別工法を用いた処理の実例について紹介する。

○電気発熱法を用いたハイブリッド原位置浄化
/国際航業(株)/佐藤徹朗/(株)島津製作所/長曽哲夫
電気発熱法により土壌自体を昇温することにより、土壌の細孔部に浸透・吸着したテトラクロロエチレンやベンゼンといったVOCを地下水中や土壌ガス中に移行させ、土壌溶出量及び含有量を低下させることが可能である。電気発熱法を適用した複数事例の結果を踏まえ、原位置浄化を確実且つ効果的に進めるため、「電気発熱法」と「ガス吸引法」、「バイオレメディエーション法」、「化学的酸化分解法」とのハイブリッド浄化技術について報告する。

○ハイブリッド工法による地下深部高濃度塩素化VOCs原位置浄化
/(株)アイ・エス・ソリューション 小川えみ・小松大祐
本稿ではハイブリッド工法の技術概要と適用事例として室内試験および実サイトでの施工を紹介する。

○微生物コンソーシアを適用した土壌・地下水汚染浄化に向けて
/(株)バイオレンジャーズ/田村もゆ・岩橋さおり・船水悠平
トリータビリティ試験(バイオ処理適合性試験)とは、その名の通り、微生物浄化の適合性を判定する試験である。当社では、多種多様な汚染物質に対応するため、複合バイオ製剤「オッペンハイマー・フォーミュラTM」(微生物コンソーシア)を使用し、土壌・地下水汚染浄化対策前に、トリータビリティ試験の実施を推奨している。

■解説
○常温無触媒の脱硝・脱水銀光反応器の開発
/岐阜大学/神原信志

○微生物燃料電池技術と底質改善への応用
/群馬大学/窪田恵一・渡邉智秀/国立環境研究所/珠坪一晃・牧秀明

○嫌気性バッフル反応器を用いた高濃度油分含有廃水の処理性能評価
/呉工業高等専門学校/谷川大輔

○次亜塩素酸を用いた気液接触方式による「業務用次亜塩素酸空間清浄機」
/パナソニックエコシステムズ(株)/堀切茂俊

■連載
○海外でのプラント建設経験                                 
北米大陸横断の旅/若村保二郎

○静脈物流:ごみ収集・運搬よもやま話10
ごみの収集運搬の現状(II)/循環物流システム研究所/井上護

○環境浄化微生物、遺伝子の多様な機能3
微生物のゲノム(後編)/神戸大学/田中耕生・吉田健一/環境微生物工房/定家義人

○放射能汚染土壌に対する研究と対策4
放射能汚染土壌の解砕洗浄技術/岡山大学/石山新太郎

■コラム
○人工知能と不気味の谷/HST

■製品ガイド
○土壌・地下水環境分析、測定装置

※ご注意
・CD-Rでの販売となります。
・紙媒体からスキャンした画像データをpdf化しております、元の誌面に起因する汚れ、歪み、またスキャナの不調によるかたむき等はご容赦ください。
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