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■特集:小型油圧ユニットとアプリケーション
○高効率モータの最新動向/三菱電機(株)/仲 興起
近年、世界各国で三相モータに対して高効率規制の導入が進められている。本稿では、三相モータに関する規格や海外・国内の高効率法規制状況の紹介、ならびに法規制対応の三相モータについて当社製品を例として説明する。
○一般小型油圧ユニットの選定/油研工業(株)/江端利夫
一般小型油圧ユニットの具体的な選定を通じて、小型油圧ユニットの特徴と用途について紹介する。また、小型油圧ユニットに搭載可能なオプション(制御回路、昇温回路、クーラ、各種計器類など)についても紹介する。
○インバータ駆動油圧ユニット「NSP-i」シリーズのトップランナーモータ対応
/(株)不二越/三輪哲朗
省エネ法が改正され、2015年度からトップランナー基準をクリアしたモータの採用が義務化された。本稿では、インバータ駆動油圧ユニット「NSP-i」シリーズについて、トップランナーモータ採用に対する取り組みについて紹介する。
○スーパーユニット/ダイキン工業(株)/河田健一
2014年にモデルチェンジを完了した省エネ油圧ユニット「スーパーユニット」の特徴および今回強化された内容、さらに期待される適用範囲の拡大について述べる。また、2015年4月から日本で開始された電動機高効率規制への対応について紹介する。
○油圧ポンプ回転数制御システムの適用拡大/川崎重工業(株)/豊田敏久
省エネ・環境対策用途として適用が拡大している油圧ポンプ回転数制御システム『カワサキエコサーボ』。高圧・大流量の当社製品特長を生かした大容量シリーズ拡大から小型システム用パッケージユニットまで幅広く、特長・事例を紹介する。
○省エネ小型油圧ユニットの取り組み/豊興工業(株)/岸 将男
省エネ法改正により更なるエネルギー管理が求められている。油圧システムにおいても、様々な省エネ化、低騒音化、省資源化について取り組んできたが、主に工作機械用油圧システムの省エネ取り組みについて紹介する。
○省エネ、高効率モータへの取り組み
/東京計器(株)/金城 良・小松英司・上岡 誠
世界規模の省エネ風潮の中、国内も「エネルギー使用の合理化に関する法律(省エネ法)」のトップランナー基準にて電動機の規制が開始され、当社もそれに伴い小形ユニットTUシリーズを見直し、TUの伝統を継承しつつ進化を遂げたTJシリーズをリリースすることとなった。
○マイクロポンプユニットの特長と市場への展開
/(株)タカコ/樋口雄一・河野義彦・辻井喜勝
近年、産業機械や工作機械の分野で省エネルギーや少子高齢化社会に向けた家庭用ロボットのニーズは益々大きくなっている。本稿では、電動機と組合わせることにより大きな省エネルギーが図れる「マイクロポンプユニット」について紹介する。
○電動油圧式工具の概要と進化/(株)泉精器製作所/竹島雅文
油圧の高出力と充電式バッテリの利便性を融合させた電動油圧式工具は電気設備工事用として、圧着・圧縮・ケーブル切断等に欠かせないものとなった。更に市場のニーズによる作業性向上のため、小型・軽量・機能向上が求められ、その進化について紹介する。
■解説
○熱計測技術向上に活用する熱流体解析/名古屋市工業研究所/梶田 欣
様々な製品開発において熱に関する問題が大きくなっている。それにともなって熱流体解析の利用が普及しているが、誤った計算や測定が行われることが増えてきた。解析に関する注意点を述べながら、熱測定に活用した事例を紹介する。
■連載
○フィルタの正しい知識と使い方 5
フィルタ目詰まり/KEW Engineering/伊澤一康
フィルタの寿命が短い場合や突然フィルタ寿命が短くなった場合の目詰まり発生原因を、フローチャートにより解説した。また、目詰まりフィルタは、非常に貴重な設備診断機器であり、設備の信頼性向上に役立つ道具になることを紹介した。
○研究室紹介
法政大学 デザイン工学部 田中豊研究室/法政大学/ 田中 豊
フルードパワーに関係する研究テーマを持つ大学や研究機関の研究室をピックアップして紹介する連載「研究室紹介」の第1回として、法政大学デザイン工学部の田中豊教授が主宰する「高機能なメカトロシステムのデザイン研究室」を紹介する。
■H&P情報
○油空圧機器出荷集計
○建設機械出荷金額統計
■製品ガイド
○コンプレッサ
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