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■特集:リニューアル・リノベーション
○ソニックシティビル(事務所棟)/日建設計/佐々木教道
大宮ソニックシティはホール、事務所、ホテルの用途からなる複合ビルで1988年3月に竣工した。今回は事務所棟部分の大規模リニューアルを行い、最新の省エネ技術、BCP 対策を取り入れ最高クラスの環境性能の実現を目指した。
○東京都庭園美術館/久米設計/伊藤欽章
2014年11月23日にリニューアルオープンした東京都庭園美術館本館の改修工事について紹介する。設備システムの変遷と歴史建造物(東京都指定有形文化財)であることを踏まえた改修工事内容および省エネルギー効果について述べる。
○東京都美術館のリニューアル/前川建築設計事務所/濱興治・遠藤理英(元)
美術館環境改善と前川建築継承。来館者の非常に大きな熱負荷変化対応と美術品の保全に配慮した計画で、省エネ化と氷蓄熱によるピーク電力量の削減を行った。美術品の魅力を引出す照明計画の追求と特殊照明の継承と省エネ化を行った。
○新宿センタービル/大成建設/三宅英司・根本彩子
新宿新都心にある超高層ビル「新宿センタービル」は、100年使い続けられる長寿命建築を目標としている。中長期保全計画と更新周期を基にした、リノベーションと省エネルギーの取り組みについて紹介する。
○福岡ビル空調設備リノベーション/日本設計/岡村智
リノベーションは新築工事とは異なり、多くの制約や課題を有している。居ながら工事の場合は空調機能を停止させることができず、なおさら難易度は高くなる。本稿では、空調設備リノベーションの実例として、福岡ビルにおける課題と対応策について紹介する。
○消火設備配管のリニューアル/クボタシーアイ/松下要介
火災を予防し、警戒し及び鎮圧し、国民の生命、身体及び財産を火災から保護するために重要な消火設備配管の老朽化が進んでいる。その優れた特性により、リニューアル配管工事での採用が増加する消火用ポリエチレンパイプについて特長及び認定状況を紹介する。
○データセンターライフサイクルサービス/シュナイダーエレクトリック/唐木眞
クラウド、ビッグデータの時代を迎え、情報の集積地であるデータセンターは計画から設計、構築、運用に至るライフサイクルを通じた全体最適化を図っていくことが求められている。本稿ではライフサイクルの各フェーズで考慮すべきポイントについて解説する。
■最新技術情報:リニューアル・リノベーション
〔省エネルギー〕
○地中熱利用システム「エスロヒート地中熱-水平型」
/積水化学工業/和田弘志
我が国は110に及ぶ活火山を擁する火山大国であり、質量のある粒状物質である火山灰に対応した1次処理用フィルターを開発したので、本稿で紹介する。
〔排水設備〕
○理想の米国製密閉型グリーストラップ/日本カルミック/長山英明
〔支援ソフト〕
○専門商社向けグループ情報共有ソフトウェア(お助けくん)の開発
/SEG/安田力
■解説
○火山灰対策1次エアフィルターの開発/ユニパック/鈴木郁子
■竣工事例
○淀屋橋東京海上日動ビルディング/三菱地所設計/榎通孝
旧東京海上日動淀屋橋ビルの建替計画で、地上14階地下2階建のオフィスビルとして生まれ変わった。大阪のビジネスの中心地である歴史ある淀屋橋に相応しい風格ある外観デザインと共にBCP 対応設備を完備し、制振構造とするとともに高さ1.8mまで防潮対策を講じ、高い防災性を実現している。
■シリーズ
○空調衛生設備の腐食と防食1
腐食・防食の概説/関電エネルギーソリューション/上村泰
○外国の環境保全および建築設備事情55
米国エネルギー効率経済審議会による
国際エネルギー効率スコアカード
/元(株)森村設計/前島健
○設備工事で出会う建築用語 1
/殿垣内建築・設備事務所/殿垣内恭平
/イラスト:シミズ・ビルライフケア/高橋 正一
■Le petit pouce ペットと暮らす 130
○干支レリーフ/畑建築デザイン/畑由起子
■製品ガイド
○注目の建築設備支援ソフト
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