光アライアンス 2015年3月号 PDF版

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光アライアンス 2015年3月号 PDF版

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■特集:光を使った効果的な感染症対策
○白色LEDを用いた光線力学抗菌化学療法の抗菌効果の評価
/旭川医科大学病院/南谷克明・宗万孝次・平田哲・大崎能伸
/森山メモリアル病院/中島進/猿払村国民健康保険病院/小笠原浩二・佐藤浩
/ポルフィリン研究所/阪田功/シーシーエス/市川晶
感染症に対する光線力学を用いた抗菌化学療法において、新たな光増感剤であるTONS504と、白色LEDの組み合わせを評価した。キレート剤を添加することで、グラム
陰性菌、グラム陽性菌ともに抗菌効果を示す結果となり、今後の発展が期待できる。

○角膜感染症に対するPACTの臨床応用の確立に向けて
/広島大学/近間泰一郎
角膜感染症は、失明に至ることのある重篤な疾患である。光線力学的抗微生物化学療法(PACT:photodynamicantibacterial chemotherapy)は、新しい角膜感染症の治
療法として臨床応用が期待できる。ポルフィリン誘導体TONS504と660 nmLEDによる抗起炎病原体効果をin vitroで検討し、有効性が確認された。

○PACTによるH.pylori除菌/猿払村国民健康保険病院/小笠原浩二
/ポルフィリン研究所/阪田功/森山メモリアル病院/中島進
/旭川医科大学/大崎能伸
ポルフィリン研究所を中心とする共同研究により、水溶性カチオン性クロリン誘導体TONS504が開発された。これに660 nm赤色光LED光源を照射して、グラム陰性菌の
H.pyloriに対してPACTを施行した。

○抗菌光増感剤としてのフラーレンの評価
/東京大学大学院 /水野和恵
フラーレンは広い吸収波長を持ち、長寿命の三重項状態を高効率で生成することから、光増感剤の候補と考えられている。表面を異なる官能基で修飾したフラーレンの、病原菌への抗菌PDT作用を比較した。

○光線力学療法 (PDT) による生体防御能の活性化と抗生物質併用の影響
/自衛隊熊本病院/田中優砂光/防衛医科大学校/守本祐司・木下学
/Massachusetts General Hospital/Michael.R.Hamblin
光線力学療法(PDT)は生体においては直接細菌を死滅させるのではなく、好中球を始めとする生体防御能を活性化して感染を治癒に導く。しかし抗MRSA薬と併用すると効果は減弱する。臨床応用は慎重に行うべきである。

■解説
○3Dプリンターとその応用-光造形法を中心に/東京工業大学/萩原恒夫
光造形法をはじめとする三次元積層造形(AM)装置は、3Dプリンターとして今再び大きく注目されている。中でも光造形法はその得意とする透明性と高精度・高精細を生かし、試作、機能試験分野をはじめ、医療・歯科向けにその役割を大きく拡大させている。

○光領域で動作するメタマテリアルの作製/東北大学/金森義明
マイクロマシニングによる光メタマテリアルの製作例として、著者の研究グループが開発した可視光領域で動作する光メタマテリアルと光通信用波長選択減衰器について述べる。

○最近の非接触3D測定機とその動向/ニコン/圓谷寛夫
最近では、X線装置による測定も実用化され内部形状も含めた3Dデータの利用も増えてきている。非接触測定により得られた大量のデータで物の形状を正確に表現できれば、ものづくりで新しい用途が生まれ、さらなる生産性向上を実現できる。本稿ではそうした背景を踏まえ最近の非接触3D測定機とその動向について述べる。

○光化学的な超高速核酸類操作法とその応用
/北陸先端科学技術大学院大学/藤本健造・中村重孝
本稿では、有機合成によって合成された人工核酸を用いた光化学的な核酸類の操作法とバイオテクノロジーへの応用例を紹介する。

○細胞微小空間の動的制御を実現する光応答材料
/(独)物質・材料研究機構/中西淳
細胞の機能は液性因子に加え、周囲の細胞や細胞外基質が構成する微小空間に依存している。我々は、細胞の微小空間の動的な制御を行う目的で光応答材料を開発している。本稿では同材料の設計原理とそれを用いたバイオ応用展開について紹介する。

○超高真空下におけるチタン材料の光刺激ガス脱離の研究
/山口大学/栗巣普揮・山本節夫
最新の先端デバイス製造用真空装置や次世代放射光源用真空装置には、高度真空環境を実現するキーテクノロジーとして、従来の真空構造材料として一般的なステンレス鋼やアルミニウム合金よりも低ガス放出という真空高性能な特性をもつチタン材料が導入されつつある。本稿では、次世代放射光源用の電子銃など、光を併用する超高・極高真空装置へのチタン材料の導入に向けて、チタン材料の光刺激ガス脱離特性について研究した結果を紹介する。

■製品紹介
○LCOSを用いた光可変フィルタ装置/santec/桜井康樹

■研究室紹介
○千葉大学 大学院工学研究科 人工システム科学専攻
電気電子系コース電子情報システム研究室/千葉大学/伊藤智義

※ご注意※
・CD-Rでの販売となります。
・紙媒体からスキャンした画像データをpdf化しております、元の誌面に起因する汚れ、歪み、またスキャナの不調によるかたむき等はご容赦ください。
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