光アライアンス 2014年11月号 PDF版

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光アライアンス 2014年11月号 PDF版

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■特集:「偏光」を極める
○偏光と量子ビット、量子もつれ/東北大学/枝松圭一
偏光の量子情報への応用という観点から、光子の偏光に量子ビットを保持させた「偏光量子ビット」および1対の光子の偏光に量子もつれを保持させた「偏光量子もつれ光子対」をとりあげ、その基礎から最近の研究動向までを紹介する。

○偏光情報セキュリティデバイス
/ユニオプト/高和宏行/東京農工大学/梅田倫弘
本稿では、高次複屈折の波長分散特性を利用することで、特定の偏光単色波長照明下においてだけ意味のある情報を表示させ、その他の波長では情報が読み出すことができない情報デバイスについて述べる。簡単な原理と、試作したデバイスの観察結果を紹介する。

○構造の三回回転対称性を利用した偏光制御
/東京大学/小西邦昭・五神真
二次の非線形光学過程における角運動量保存則と偏光選択則の関係に対して、結晶や人工構造の離散回転対称性が与える効果について解説し、近年我々が進めている三回回転対称を活用した人工金属ナノ構造からの円偏光第二次高調波発生の実験を中心に紹介する。

○光配向性高分子液晶を用いた高度偏光制御デバイスの創成
/長岡技術科学大学/小野浩司
偏光紫外露光による軸選択的光反応を用いた光反応性高分子液晶の光配向技術は、大きな複屈折の誘起、耐久性や可視域での透明性に特徴がある。光配向技術を用いる事で、複屈折の空間分布を高度に制御した光学フィルムを作製できる。このような光学フィルムは、偏光依存、偏光制御、偏光変換、などの機能を種々の光学デバイスに付与することが可能であり、次世代の光学システムで応用可能な複合機能光デバイスへの展開が期待される。

○金属板でテラヘルツ光の偏光を制御する
/大阪大学/永井正也/アイシン精機/高柳順
本稿では金属板でテラヘルツ光の偏光を制御する技術と手法について述べる。

○高エネルギー分光線二色性でわかる原子軌道/大阪大学/関山明
偏光という属性は可視光より短波長の真空紫外・X線にも付随する。この領域の偏光特性を利用した内殻光吸収と光電子分光の線二色性を、偏光制御手法まで合わせて概説する。これらの線二色性測定が物質中電子の軌道対称性を解明する上で非常に強力かつ重要な手法であることを紹介する。

○偏光変調反射分光法によるナノオーダーの有機薄膜解析
/サーモフィッシャーサイエンティフィック/林信一朗
本稿では、リファレンス基板を必要とせずに、大気中の水蒸気、二酸化炭素の変動、その他の環境の変動によるバックグラウンドノイズの影響を受けない有機薄膜の分子振動スペクトルが測定可能であるPM-IRRAS法について述べる。

■解説
○レーザー励起光電子放出における電子-格子相互作用
/(独)物質・材料研究機構/荒船竜一/東京大学/南谷英美・高木紀明
レーザ光電子分光では、通常の光電子分光に比べ励起エネルギーが低く、結果として放出される低速電子には放出過程における電子格子相互作用が非弾性コンポーネントとしてスペクトル中に現れることがある。本稿ではその非弾性ペクトル構造の解析方法について説明しそのメカニズムの詳細を述べる。

○プラズマベースイオン注入(PBII)法を用いた自己点弧プラズマの生成
/広島工業大学/下野和洋・藤村信幸・野口央照・豊田宏・田中武
/興安計装/白井義人
自己点弧プラズマを用いたプラズマベースイオン注入(SIP-PB)法による滅菌プロセスにおいて、自己点弧プラズマ放電特性、パルス幅変化による自己点弧プラズマ
の点灯の最小電圧およびプラズマ中のイオン量を評価した。

○半導体光触媒の光励起初期過程の追跡
/(独)物質・材料研究機構/野口秀典・魚崎浩平
近年のレーザ技術の発展により、フェムト秒オーダーの極超短時間のパルス光が様々な波長領域で得られるようになった。本稿では、超高速現象を追跡する時間分解分光法について説明するとともに、半導体光触媒の光励起初期過程や表面キャリアのダイナミクスを調べた研究例を紹介する。

○BaTaO2N電極を用いた高効率可視光水分解/京都大学/東正信・阿部竜
長波長領域までの可視光を利用できるBaTaO2N半導体を、ドナー密度を増加させる高温水素還元処理、およびBaTaO2N中の正孔を効率良く水の酸化に利用させる助触媒の共担持を行うことによって、高効率な水分解用BaTaO2N光アノードの作成に成功した。

■研究室紹介
○茨城大学 大学院理工学研究科 工学系/茨城大学/梅津信幸

※ご注意
・CD-Rでの販売となります。
・紙媒体からスキャンした画像データをpdf化しております、元の誌面に起因する汚れ、歪み、またスキャナの不調によるかたむき等はご容赦ください。
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