光アライアンス 2014年09月号 PDF版

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光アライアンス 2014年09月号 PDF版

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■特集:悪性新生物で効果的に活用される光医用技術
○タラポルフィンナトリウムを用いた外来通院による
肺がん光線力学的治療
/(独)国立がん研究センター/土田敬明・笹田真滋・出雲雄大光線力学的治療は、光感受性物質が腫瘍組織や腫瘍の新生血管へ特異的に集積し、光照射により発生する一重項酸素などによる細胞破壊効果を利用した、腫瘍特異的治療である。患者および患者家族に遮光管理について理解させた上で、通院治療を希望した内視鏡的早期肺がん患者に対して外来通院による光線力学的治療を行った。

○レザフィリンによる胆道がんの光線力学的治療
/東京医科大学/粕谷和彦
胆道がんに対して胆管内腔から壁側への照射を想定し、細胞株および動物モデルを用いてレザフィリンによる光線力学的治療の有効性を検討した。胆汁内のレーザの減衰は軽度であった。肝内では肝実質にレザフィリンが蓄積されたため肝細胞のみに細胞傷害が限局し、胆管、門脈、動脈に障害はなかった。

○がん光線力学療法のためのDDS薬剤の開発
/学習院大学/立川将士/東京工業大学/中村浩之
がん光線力学療法の治療効果向上には、光増感剤を腫瘍組織に高効率で送達させることが重要である。そこで光増感剤であるプロトポルフィリンを脂質化し、さらに薬剤送達に有用なリポソーム等のDDSキャリアへの修飾をすることで、腫瘍組織へ高集積化が可能な光増感剤を開発した。

○薬剤耐性前立腺がん細胞へのPDTの検討
/大阪大学/粟津邦男・金田安史・山内将哉/東京工業大学/中村浩之
現在、日本では消化器がん、子宮頸がん、肺がんに対して臨床での光線力学療法(PDT)が行われており、昨年9月には悪性脳腫瘍へのPDTも新たに承認された。PDTは近年適応拡大の動きを見せており、将来性のある光治療の一つである。本稿では、薬剤耐性を持つがんをターゲットとして開発した、新しいコンセプトの光感受性薬剤を、前立腺がん細胞に対して検討した研究について紹介する。

○抗血栓薬投与中の早期胃癌に対して光線力学的療法を行った2例
/群馬大学医学部附属病院/栗林志行・下山康之・保坂浩子・川田晃世・他
近年、抗血栓薬を中止した際の血栓症発生リスクを考慮した新しいガイドラインが日本消化器内視鏡学会より示された。光線力学的療法(PDT)ではvascular shutdown効果があり、抗血栓薬服用中の患者にも安全に施行できる可能性が示唆されている。今回、ガイドライン作成前後に抗血栓薬服用患者に対してPDTを施行した2症例を提示する。

○食道癌に対する細径スコープを用いたPDT/群馬大学医学部附属病院
/下山康之・栗林志行・保坂浩子・河村修・草野元康/群馬大学/川田晃世
空腸食道吻合部狭窄を合併した食道癌をしばしば経験する。空腸食道吻合部狭窄により細径スコープを使用する場合もPDTは可能である。本稿では、空腸食道吻合部狭窄を合併した食道癌に対する細径スコープによるPDTの有用性について症例提示して紹介する。

■製品特集:光学系設計ソフト機能ガイド
FITリーディンテックス(株)/(株)オプトデザイン/コーンズテクノロジー(株)/(株)サイエンスラボラトリーズ/サイバネットシステム(株)/(株)奈良情報システム/ノアコンサルティング/(有)ノーツアンドクロス/(株)プロリンクス

■解説
○モノリシック集積ゲルマニウム発光素子
/日立製作所(株)/小田克矢・谷和樹・諏訪雄二・井戸立身
ゲルマニウムを用いた発光素子の研究開発が進められ、シリコン上にゲルマニウムを選択成長した発光素子において、室温パルス発振したことが報告されて注目を集めている。本稿では、ゲルマニウムを用いた集積光源の実現に向けた開発指針と、ゲルマニウム発光素子の開発状況について紹介する。

○プラズマベースイオン注入(PBII)法を用いたプラズマの密度算定
/広島工業大学/藤村信幸・下野和洋・野口央照・豊田宏・田中武
/興安計装(株)/白井義人
本稿では、負の高圧パルス電源のみを有する自己点弧プラズマを用いたPBIIにおける、形成されたイオンシース内部のイオン密度を、モジュレータ回路を基礎として算定を行う。すなわち、PBIIにおいて、滅菌プロセスで使用される自己点弧プラズマを形成し、取得した放電電流-高圧電圧波形からプラズマ密度およびシース長の算定を行う。

■研究室紹介
○近畿大学理工学部応用化学科 表面設計化学研究室/近畿大学/古南博

※ご注意
・CD-Rでの販売となります。
・紙媒体からスキャンした画像データをpdf化しております、元の誌面に起因する汚れ、歪み、またスキャナの不調によるかたむき等はご容赦ください。
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