環境浄化技術 2014年09・10月号 PDF版

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環境浄化技術 2014年09・10月号 PDF版

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■特集:最新の土壌・地下水汚染浄化技術
○平成24年度 土壌汚染状況調査・対策に関する実態調査結果
/(一社)土壌環境センター/奥津道夫
当センターでは活動の一環として、土壌汚染対策法が施行された平成15年度以降、会員企業を対象として土壌汚染調査・対策事業の実態を把握することを目的として、毎年、アンケート調査を実施してきた。本稿では平成24年度の実態調査結果を報告する。

○放射能Cs汚染土壌濃度分別機の開発
/清水建設(株)/土田充・馬場直紀・保坂幸一/富士電機(株)/中島定雄
当社では高い処理能力を有し、かつ精度の高い濃度分別機を開発した。さらに、実際の汚染土壌を用いた実証試験による検証を行い、汚染土壌の高精度の測定・分別が可能であることを確認した。本稿ではその濃度分別機の概要と実証試験の結果を報告する。

○磁気分離による砒素汚染泥水の浄化技術
/鹿島建設(株)/伊藤圭二郎・川端淳一
/(株)MSエンジニアリング/二木丈文
自然由来の重金属含有土の掘削工事では、砒素や鉛などに代表される有害な重金属等を含む泥水が発生する。この泥水中から砒素吸着剤である鉄粉と、鉄粉を磁気分離する装置を活用して砒素を抽出する技術を開発しており、その室内試験や実機での試験結果を紹介する。

○1,4ジオキサン汚染地下水の生物浄化技術
/大成建設(株)/山本哲史・斉藤祐二/北里大学/井上大介・清和成
/大阪大学/黒田真史・池道彦
1,4-ジオキサン分解菌であるPseudonocardia sp. D17
を用いた地下水浄化技術の可能性を実験的に検証するとともに実地下水を用いた実証試験を行った。その結果、本技術を用いることで1,4-ジオキサン濃度を地下水環境基準値未満まで低減できることが明らかとなり、低コストでの浄化が期待できる。

○鉄粉を利用した砒素汚染土壌の洗浄技術
/(株)大林組/三浦俊彦・高田尚哉・武田厚・山崎啓三・他
砒素汚染土壌の場外搬出量低減を目的として、鉄粉を利用した土壌洗浄方法を開発した。室内試験と泥水シールド工事における現場試験から、鉄粉添加量は1%、反応時間60分で浄化が可能で、特殊な遠心分離装置の使用により、効率の良い鉄粉の回収と浄化が達成できた。

○微生物による水銀汚染土壌の浄化技術/(株)安藤ハザマ/根岸敦規
本稿では水銀耐性をより高めた鉄酸化細菌(MON-1株)を用い、水銀汚染土壌の実証試験と維持管理手法の検討を実施したので、浄化機構も含め紹介する。

○油・VOC汚染水の高速分解技術/(株)奥村組/長千佳・三好純男・白石祐彰
/(株)日本海水/加納裕士・伊藤智彦・鵜沼光岳
現在、主に採用されている排水処理法は、処理に時間がかかることや、ランニングコストが高価なことが問題となっている。そこで筆者らは酸化力の強いオゾンを利用した酸化分解技術に着目し、VOCや油の汚染水を短期間、低コストで酸化分解処理する技術を開発した。

○沖縄県の粘土質土壌を用いた油汚染土壌のバイオパイル工法
/(株)熊谷組/門倉伸行・佐々木静郎・村上順也/南洋土建(株)/仲村紳・金城和哉
/テクノス(株)/村田均・川口博史/立命館大学/久保幹・向真樹・Adhikari Dinesh
本稿では、沖縄県内の粘土質の現地土壌を用い、石油分解菌投与のオーグメンテーションと栄養剤のみを添加するスティミュレーションの両者を行い、燃料系油や潤滑油などの異なる油種を用いて分解性能の比較を行った結果や浄化土壌を用いた植物育成実験結果について報告する。

○油汚染地下水を対象とした界面活性剤等による揚水回収及びENAの事例
/(株)鴻池組/田中宏幸
本稿では、地上部が利用されている対象地で経済的かつ無人に近い状態で行われた揚水による物理的回収、さらには自然減衰の促進策(Enhanced Natural Attenuation;ENAと略記)の事例を取り上げ、揚水量と回収された油分量の関係について検討を行った。

○原位置酸化法によるVOCsの迅速分解/環境テクノ(株)/宮本尚人
本稿では当社が操業当初から開発を進め、2000年代前半から実用化しているVOCsの原位置浄化を、要措置区域等に指定された土地の指示措置として実施し、VOCs汚染サイトを短工期で浄化した事例を示す。

○VOC土壌汚染に対する電気発熱法の応用
/国際環境ソリューションズ(株)/佐藤徹朗/(株)島津製作所/長曽哲夫
操業中の工場におけるVOC土壌汚染に対し電気発熱法を適用した結果、粘性土中のVOC溶出量を大幅に低下することができた。複数事例の結果を踏まえ、バイオレメディエーション等の原位置浄化に対する電気発熱法の相乗効果や効果的な適用方法について報告する。

○ナノ鉄粒子による原位置土壌浄化技術
/クボタ化水(株)/今井知之・中澤仁史
ナノスケール鉄粒子RNIPを用いた浄化技術は、国内約80件、海外約30件の実績がある。本稿では、最近の市場ニーズに対しての本技術の特長と、最近の取り組み事例(現場スラリー化、浄化実績)について紹介する。

○難透水層を対象とした原位置バイオ浄化技術
/ケミカルグラウト(株)/上沢進・山野辺純一
/Solutions-IES, Inc./Robert C.Bordan/EOS Remediation, LLC/Meichin Yeh
バイオジェット工法は、新規に開発した原位置バイオレメディエーション工法である。「水素の分子拡散」に着目することにより、地盤を泥濘化させることなく、従来のバイオレメディエーション技術では困難であった難透水性土壌の浄化を可能とした。この工法の原理と試験工事結果について説明する。

○複合微生物製剤を適用した土壌・地下水浄化技術
/(株)バイオレンジャーズ/鴻野雅一
当社が紹介する技術は、多様な微生物を高濃度に含む複合微生物製剤「オッペンハイマー・フォーミュラTM」を汚染現場に適用する技術(バイオオーグメンテーション)で、確実に汚染物質を無害な有機物(最終的には水と二酸化炭素)に分解する。当製剤は、各地の自然環境から採取された複合微生物系(コンソーシア)で、それを構成する個々の微生物の相互作用(チームワーク)により、多様な汚染物質や環境にも対応することができる。

○油汚染サイトの原位置汚染土壌洗浄技術
/(株)ランドコンシェルジュ/佐藤秀之
当社では2種類の土壌洗浄剤を使って原位置汚染土壌線上を行っている。本稿ではそれらの洗浄剤の特性と2つの薬剤を用いて実施した施工事例について詳しく紹介をする。

○重金属汚染土壌の対策技術/DOWAエコシステム(株)/加藤晋
当社ではこれまで約20年間にわたり、秋田県大館市と小坂町を拠点の中心に据え、汚染土壌の処理業を展開してきた。本稿ではこれまでの当社の取り組みのうち、重金属の対策に絞り、いくつかの技術や事例を紹介する。

○高機能型重金属吸着鉄粉の紹介/JFEミネラル(株)/石神大輔・渡辺哲哉
筆者らは鉄という素材の持つ汎用性を活かし、工場等で発生した人為的な汚染土壌を主対象として、鉄粉を用いた重金属の吸着・不溶化処理等を過去に多数実施してきた。建設工事等で汚染土壌が大量に発生することを想定した場合、鉄粉の持つ吸着性能、及び反応時間や連続的な耐久性能等のファクターが重要な要素となるため、当社では従来型に比べて高機能な重金属吸着材の開発に取り組んでいる。本稿において新規に開発した高機能型重金属吸着鉄粉「MSI-X」を紹介する。

■製品技術
○バイオマス燃料利用の実証事例/水ing(株)/築井良治
下水汚泥を主体としたバイオマス乾燥物を、製紙工場の発電ボイラので燃料利用できることを実証した。バイオマス乾燥物を約1%の混焼率で利用したが、ボイラ運用に影響を与えることは無かった。また、従来処理方式と比べてGHG削減や処分コスト削減の効果も期待できる。

■シリーズ
○フィールド・レポート
おいしく果物を供給する技術/T.Tech.Office/田村真紀夫

■連載
○海外でのプラント建設経験50
ドイツ 東から西側へ//若村保二郎

○静脈物流:ごみ収集・運搬よもやま話7
アイディア満載の特殊なごみ収集車()
/循環物流システム研究所/井上護

○環境浄化微生物、殊に微生物の呼吸4
 微生物の呼吸/環境微生物工房/定家義人・定家多美子

■コラム
○動的平衡と課題先進国/HST

■製品ガイド
○土壌・地下水環境分析、測定装置
Grinding Technology Japan 2025 SiC,GaN加工技術展 2025
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