プラスチックス 2014年01月号 PDF版

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プラスチックス 2014年01月号 PDF版

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◆巻頭挨拶:高付加価値製品の提供により持続可能型社会を実現
/日本プラスチック工業連盟/藤吉建二

■特集:2014年プラスチック産業の展望
○総論:2014年プラスチック産業の展望
/日本プラスチック工業連盟/水野靖彦
2014年の日本のプラスチック産業の見通しは、穏やかな景気回復に伴う内需は期待できるものの、原料価格の値上げ、電力コストの上昇、生産拠点の海外移転の増加、欧州はじめ中国等、海外経済環境を巡る不確実性も高く、先行き予断の許されない状況が続くものと思われる。2013年の国内プラスチック産業の動向、日本に大きな影響を与えている中国の生産、輸出入の状況、2014年の課題と展望について述べる。

○ポリエチレン/編集部
ポリエチレンは、国内年間生産量が250万トンを超える代表的な結晶性汎用熱可塑性樹脂である。低価格、低比重であり、成形性に優れ、各種成形法が適用可能で、大衆消費財を中心に用途展開されている。本稿ではポリエチレンの現況について解説する。

○ポリプロピレン/(株)プリディクション郷事務所/郷 茂夫
ポリプロピレンプラントの新増設ラッシュは2012年に一段落したが、再び活発化の傾向、世界需要は年率5%伸長見込みだが、依存度大の中国の動向がリスク要因である。国内レジン消費量は輸入の増大、加工産業の海外移転でやや低下傾向にある。製造技術はニーズの着実な反映、用途展開は先進材料とユーザー対応力で海外品との差を維持している。

○ポリスチレン/PSジャパン(株)/山本剛弘
ポリスチレン(PS)は、機械的強度、成形加工性、寸法安定性に優れたコスト・パフォーマンスの高い樹脂材料として、食品包装容器、家電製品等幅広い分野で使用されている。本稿では、PSの市場動向や、技術動向の最新トピックス、今後の展望について紹介する。

○塩化ビニル樹脂/塩ビ工業・環境協会/一色 実
塩化ビニル樹脂は汎用プラスチックの中で最も歴史が長く、住建・土木を主とする生活基盤材料として広く使用されている。長寿命な素材としての実績に加え、最近は省エネ、リサイクル、資源などの環境性能とデザイン性などの新たな付加価値が認められ、今後の発展が期待されている。

○ABS樹脂/東レ(株)/大脇隆正
ABS樹脂は世界的に見れば拡大基調にあるものの、国内需要が減少しており、国内メーカーにとってはきわめて厳しい事業環境にある。新規技術開発と顧客への提案による市場の創造によって世界の競合に打ち勝っていくことこそが、国内のABS樹脂メーカーの進むべき道である。

○ポリカーボネート/安田ポリマーリサーチ研究所/安田武夫
PCは、1990年頃からその優れた特徴、幅広い用途を活かして急激に成長し、ポリアミドを抜き、エンプラ最大の市場規模を持っている。本稿ではポリカーボネートの現況を解説する。

○メタクリル樹脂/三菱レイヨン(株)/原田 隆・渡辺博之・内藤啓幸
メタクリル樹脂は、メタクリル酸メチル(MMAモノマー)を主原料として製造された透明性、耐候性に優れる高分子材料であり、幅広い分野に使用されている。本稿では、MMAモノマー、メタクリル樹脂成形材料及び板の需要、技術動向、また最近の開発事例を紹介する。

○ポリアミド樹脂/BASFジャパン(株)
当社では、自動車産業における軽量化やCO2排出量のトレンド、機能・部品の統合、プラスチック特有のデザインを活かした金属部品からの置き換えなどに応えるべく、ポリアミド樹脂材料における革新的な新規用途開発およびソリューション提案を行っている。本稿ではその概要を紹介する。

○シクロオレフィンコポリマー/ポリプラスチックス(株)/金井裕之
環状オレフィン系ポリマーの一つである、シクロオレフィンコポリマー(COC)について、その製法、特徴、市場について概説する。また、当社が販売するCOCであるTOPASについて、その基本特性を説明するとともに、特徴あるTOPASの新グレードについて紹介する。

○ポリフェニレンサルファイド/東レ(株)/石王 敦
ポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS)は広い温度範囲で優れた機械特性、寸法安定性、電気特性を示すほか、高い難燃性(UL94-V0)、フッ素樹脂に匹敵する耐薬品性など多くの優れた特性を有する樹脂である。本稿ではPPSの現況について解説する。

○ポリエーテルエーテルケトン
/ダイセル・エボニック(株)/斉藤洋一郎
PEEK樹脂は、耐熱性・強靭な機械物性その他の優れた諸特性をすべて高いレベルで有することから、スーパーエンプラの中で最も市場の広がりを持つ素材である。本稿では、当樹脂の市場・技術動向と、これを踏まえた当社の最新技術開発事例の紹介をする。

○フェノール樹脂/住友ベークライト(株)/雑村史高
フェノール樹脂は長い実績に裏付けされた信頼性の高い熱硬化性プラスチックとして、工業用、成形材料、積層板のさまざまな分野に使用されている。本稿では、工業用フェノール樹脂および成形材料を中心に代表的な用途の動向について述べる。

○ポリウレタン/ながさきポリウレタン技術研究所/古川睦久
ポリウレタンが開発されて77年、日本に技術導入されて60年の現在の市場動向、原料であるイソシアナート、ゼロエミッションに向けたバイオポリオールの開発動向、構造:物性についての研究動向を紹介する。

○エポキシ樹脂/(株)ADEKA/森野一英
さまざまな用途に用いられるエポキシ樹脂は、分子構造の改良や硬化剤との組み合わせにより、さまざまな物性を引き出すことが可能であるため、ニーズの多様化・高度化に対応するべく各社の強みを活かした製品開発を行っている。本稿では、エポキシ樹脂の業界・市場動向、技術動向、環境対策・安全問題への対応について紹介する。

○熱可塑性エラストマー/TPEテクノロジー(株)/西 一朗
自動車、液晶TV、携帯電話、リチウムイオン二次電池を例に挙げて、熱可塑性エラストマーについて日本が置かれている状況を把握する。フタル酸エステル系可塑剤のアレルギー問題により軟質塩化ビニルが他の熱可塑性エラストマーに変換された状況を具体的に説明する。

○バイオプラスチック/慶應義塾大学/松村秀一
バイオプラスチックは再生可能資源を原料に用いる新しいプラスチック素材として、研究開発と実用化が進められている。本稿ではバイオプラスチックの最近の研究開発動向を中心に、学会および業界、技術動向、実用化に向けた用途展開などを紹介する。

○PAN系炭素繊維/三菱レイヨン(株)/堤 理
PAN系炭素繊維の製造工程概要、生産能力について述べるとともに、今後成長の期待される洋上風力発電、圧力容器、自動車についてその用途展開のポイント、さらに今後の需要拡大におけるリサイクルの概要について述べる。

○ピッチ系炭素繊維/三菱樹脂(株)/葭谷明彦
ピッチ系炭素繊維は、各種ピッチを精製、改質、熱処理して得られた紡糸ピッチを紡糸し、不融化後、炭化、黒鉛化することにより製造される。本稿では、ピッチ系炭素繊維の市場動向および、メソフェーズピッチ系と等方性ピッチ系のピッチ系炭素繊維の特徴を活かした最近の用途展開について紹介する。

○強化プラスチック/小柳技術士事務所/小柳卓治
FRPは軽くて強いという特徴の他、耐食性にも優れ、また、大型成形が可能である。製品としては大型の耐食タンクや、遊園地のウォータースライダー等にも使用されている。さらに、最近ではFRPに機能を付加したFRP精密ろ過膜も開発され、実用化されている。

■一般原稿
〈展示会レポート〉包装材料・容器展2013
/安田ポリマーリサーチ研究所/安田武夫

■連載
○プラスチック成形における不安定流動の制御 第15回
/藤山ポリマーリサーチ/藤山/光美
○有機化学から見た高分子化学第35回
/名古屋工業大学/齊藤/勝裕
○高分子材料の測定・分析技術と評価第37回
/一般財団法人化学物質評価機構/大武義人
○資源、環境、エネルギーそしてプラスチック 第22回
/東京医科歯科大学/宮入裕夫
○プラスチックの破壊機構とタフニング第8回
/山形大学/石川/優

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