エネルギーとフルードパワー PDF版

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エネルギーとフルードパワー PDF版

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月刊「油空圧技術」2013年10月増刊号

エネルギーは我が国の最も重要な問題の一つとなっています。本増刊号では、従来のエネルギー分野、並びに、最近注目を集めている再生可能エネルギーの各分野でのフルードパワーの活躍を紹介いたします。

B5判 本文88頁
2013.10.10

目 次

○国の重点施策とフルードパワー技術/法政大学/田中豊
本稿では総論として,我が国の科学技術に関する重点施策の全体像とフルードパワー技術との関連について紹介する。またその具体的なアクションプランの一つとして、最近注目されている油圧伝動を用いた超大型風車による洋上風力発電について、その概要についてフルードパワー技術との関連で紹介する。

○海洋エネルギー・風力エネルギー/ボッシュ・レックスロス/浦井隆宏
風力/海流/潮流タービンによる発電、及び波力発電における動力伝達に油圧駆動システムは適している。ここでは風力/海流/潮流/波力による発電の油圧駆動システムによる開発状況、及びその実例を紹介する。

○風力発電設備向けコンポーネントおよびシステム/ハイダック/水村彰志
風力発電装置は環境保護から主にヨーロッパで開発及び利用が進められてきた。当社はドイツを中心にヨーロッパの風力発電設備メーカーと共に風力発電技術の向上に貢献し、油圧及び各種センサーやモニターを含むエレクトロニクス技術を提供している。本稿ではヨーロッパ市場での経験から、風力発電の用途に応じた最適な設計のコンポーネントとシステムについて代表的なものを紹介する。

○風力・波力発電における磁歪式リニア変位センサ/エムティエスセンサーテクノロジー/篠田和伸
MTS Temposonicsリニア変位センサは、劣悪な環境下でも高速応答性能、正確性、耐久性を兼ね備えており、システムを効率よく運用するために、世界で多彩なアプリケーションに採用されている。本稿では、風力、また波力発電におけるアプリケーション例を紹介する。

○洋上波力発電計画/ T-Wave Consulting Volunteer Japan/渡部富治/韓国海洋技術院/Seung-Ho SHIN
高密度で豊富な波力エネルギーによる電力生産は次世代の有望テーマの一つである。筆者らは動力変換とアンテナが相互不干渉関係にあり、かつローコスト発電をテーマとする場合、専用静油圧変速機 (HST)の開発が不可欠と判断した。商用には低価格電力が鍵になり、独自浮体に装置を搭載した洋上発電方式(浮き防波堤の機能兼備)を基本形にした。発電の外、環境保全型産業への展開が期待される。

○風力発電用大型ボルト締結工具の「油圧トルクレンチ」/日本プララド/佐伯知彦
風車の内部はスペースが狭く、大型ボルト締め作業は困難であるため、できる限り締め付け工具はコンパクトで、高出力トルク、高精度が要求される。そこで油圧を動力とする油圧トルクレンチであれば、軽量コンパクトで大きなトルクを発生させることができる。本稿では進化した最新の油圧トルクレンチを紹介する。

○海洋温度差発電の原理と実用化/海洋温度差発電推進機構/上原春男
 海洋温度差発電は海洋の表層温海水(20 ~ 30 ℃)と水深800 ~1000mの深層冷海水(4 ~ 5℃)の温度差を利用して発電するシステムである。海洋温度差発電は長年の研究開発によって、ようやく実用化の段階に達した。本稿では、その原理と開発状況について紹介する。

○風農業用水を利用したマイクロ水力発電/石川県立大学/瀧本裕士
農村地域には農業用水が多く存在しており、小規模ながらも比較的安定した水力資源が見込めることからマイクロ水力発電の導入への期待は大きい。ここでは特にらせん水車を利用したマイクロ水力発電を取り上げ、技術開発や適用事例等を紹介する。

○日立エネルギー回収システム(マイクロ水力発電)/日立産機システム/渡邊宏司
本稿で紹介する日立エネルギー回収システムは河川等の自然水利用の発電設備に対し、人工水路設備(配管系統)において発電するというシステムである。ビル空調冷却水配管系統への設置等、計画から導入まで、短期間(数ヶ月)で、小出力ながら確実な発電を可能としている。

○小規模揚水発電所建設計画/山梨自然エネルギー発電/大友哲
自然エネルギー発電の普及には小規模揚水発電所が有効である。太陽光発電所と組み合わせて運用すれば、日本の全電力を賄うことも可能である。その建設計画について解説する。

○流水式小水力発電機ストリーム/シーベルインターナショナル/海野裕二
小水力発電は未利用エネルギーで発電を行うことが重要なポイントであり、地産地消型の地域エネルギーである。当社「ストリーム」水車の特徴である垂直2軸クロスフロー(反動型水車翼・ランナ)の概要、特徴、適用を中心に紹介する。

○螺旋式ピコ水力発電装置/角野製作所/角野秀哉
水力発電装置は古くから日本で利用されていたにもかかわらず、一般家庭規模で導入可能な数kW以下の水力発電装置については、数少ない報告例がある程度で、普及が進んでいない。当社が開発した螺旋式ピコ水力発電装置「ピコピカ」を使用した、水力発電装置の普及啓発活動と本装置の開発経緯、機器の概要、使用用途、実証試験、商品化までを紹介する。

○水道水圧エネルギーの活用/ノムラフォーシーズ/巻幡敏秋
水道水圧エネルギーは水道施設が完備している地域においてはどこでも簡単に使用でき、自然災害時の防災・減災に有効である。本稿では水道水圧エネルギーの活用事例を紹介する。

○圧縮空気のエネルギー評価/東京工業大学/香川利春/北京航空航天大学/蔡茂林
本稿では、まず従来の評価方法を紹介した上で、間違えた評価方法の問題点や例を挙げて検討する。次に圧縮空気のパワーを正しく評価できる方法を紹介する。最後に空気圧の省エネルギーにおいて、新しいエネルギー消費評価の視点から省エネルギーの策略や方向性を示唆し、評価技術の有用性を示す。

○圧縮空気エネルギー貯蔵技術の最新動向/電力中央研究所/幸田栄一
圧縮空気エネルギー貯蔵技術(CAES)は海外では既に一部実用化されている技術であるが、欧米では自然エネルギーの変動対策として、近年も新たなCAESシステムの研究開発が進められている。本稿では、CAESの概要と最新技術動向を紹介する。

○ウルトレッサによる圧縮空気エネルギー貯蔵/帝人エンジニアリング/小松弘明
ウルトレッサは、軽量・コンパクト、持ち運びが容易で高圧ガスを保持することができる。多量の圧縮空気を貯蔵でき、エネルギー源として様々な分野で活用される。本稿では構造と特長、各分野での使用事例を紹介する。 

○圧縮空気のエネルギー測定装置/東京メータ/小林敏也
見える化のツールとしてリモート監視によるエネルギー管理システムの導入が促進されている。しかし空気圧システムではエネルギーが空気圧に変換された後のエネルギー使用量を把握することが難しかった。そこで本稿では圧縮空気のエネルギー測定装置としてエアパワーメータを紹介する。
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