光アライアンス 2013年9月号 PDF版

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光アライアンス 2013年9月号 PDF版

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■特集:光バイオプシー
○顕微バイオイメージングによる細胞内分子メカニズムの解明
/奈良先端科学技術大学院大学/杉浦忠男/姫路獨協大学/松本将宜
本稿では、細胞内分子メカニズム解明のツールとして用いられるイメージング手法として、一分子イメージングの動態の計測に着目し、全反射蛍光顕微鏡法、一粒子追跡法および蛍光相関分光イメージング法について取り上げ、解析原理や各計測法の特徴について述べる。

○生体二光子イメージングによる生活習慣病病態の可視化
/東京大学/西村智
最近の研究により各種生活習慣病の背景には、慢性炎症を
基盤とした異常な細胞間作用が生体内で生じていることが明らかになっている。我々は、一光子・二光子レーザ顕微鏡を用いた「生体分子イメージング手法」を独自に開発し、生活習慣病にアプローチしてきた。著者らは、本手法を肥満脂肪組織に適応し、肥満脂肪組織で、脂肪細胞分化・血管新生が空間的に共存して生じ、また、脂肪組織微小循環では炎症性の細胞動態を生じている事を明らかにした。肥満脂肪組織にはCD8陽性T細胞が存在し肥満・糖尿病病態に寄与していた。さらに、本手法を用いて生体内の血栓形成過程の詳細も
明らかになり、iPS由来の人工血小板の機能解析も可能となっている。

○光音響法を用いた生体計測技術/防衛医科大学校/石原美弥
光と超音波の特性を併せ持ち、高コントラストで深部の機能画像が得られる新しいイメージング技術として着目されている光音響計測法の原理から実際までを解説する。我々の最近の成果として軟骨再生医療の評価法への応用についても紹介したい。

○近赤外ハイパースペクトルイメージングによる動脈硬化診断法
/大阪大学/石井克典・粟津邦男
動脈硬化診断において脂質豊富な不安定プラークの観察技術が求められている。本稿では、脂質が特徴的な吸収をもつ近赤外域の光を利用したハイパースペクトルイメージングによる動脈硬化診断法について紹介する。本技術により動脈硬化診断におけるプラークの強調観察が可能になると期待される。

○中空光ファイバを用いた光バイオプシーシステム/東北大学/松浦祐司
内視鏡下で生体組織の分子構造分析を行うことにより、悪性腫瘍の早期発見などを実現するための、ラマン分光や赤外分光分析用中空光ファイバプローブを開発した。また、バンドル状中空ファイバを用いたイメージ伝送や光音響計測用プローブなどについても紹介する。

○動脈硬化不安定プラークの光イメージング
/浜松医科大学/小川美香子
動脈硬化病変に生じる不安定プラークは、心筋梗塞・脳梗塞の原因であるため、症状が出る前に早期発見することが極めて重要である。本稿では、光イメージングによる不安定プラークの検出法およびその臨床応用の可能性について概説する。

■製品特集:光学系設計ソフト機能ガイド
FITリーディンテックス(株)/(株)オプトデザイン/コーンズテクノロジー(株)/(株)サイエンスラボラトリーズ/サイバネットシステム(株)/(株)奈良情報システム/ノアコンサルティング/(株)プロリンクス

■解説
○オンチップ光通信に向けたプラズモニクス
/東京工業大学/雨宮智宏・荒井滋久
本稿では、将来のオンチップ光通信へ向けてプラズモニクスが果たす役割について、近年の世界の研究開発動向を交えながら解説する。

○酸化チタンナノワイヤの可視光応答化と光触媒活性
/東京大学/實平義隆・内田聡・久保貴哉・瀬川浩司
エネルギーや環境問題の解決に向けて、さまざまな機能性材料が研究開発されている。ワイドギャップ半導体の一つである酸化チタンもその一つである。本稿では、水熱合成法を経由して合成した酸化チタンナノワイヤの光触媒活性について解説する。

■製品紹介
○レーザドッブラー速度計/アクト電子(株)/田中克典
○2cm空間分解能と温度補償を実現した分布型光ファイバモニタリング技術
/ニューブレクス(株)/岸田欣増・高見涼太郎
Grinding Technology Japan 2025 SiC,GaN加工技術展 2025
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