日工の技術雑誌

検査技術 2013年9月号 PDF版
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P1309

検査技術 2013年9月号 PDF版

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■解説
○フローはんだ槽材料の長期信頼性評価/群馬大学/荘司郁夫
鉛フリーはんだによるフローはんだ槽材料の侵食評価方法の国際標準化が進められている。窒化処理などの表面処理ステンレス鋼の侵食挙動が明らかとなった。窒化層の侵食は、Snの拡散がトリガーとなり、温度および応力負荷が侵食の加速要因となる。

○フレッティング疲労特性と力学的取扱い(後編)
/岐阜大学/服部敏雄
前稿の高サイクルフレッティング疲労強度評価法に続いて、本稿では低サイクルフレッティング疲労強度・寿命を、特定位置応力法を用いて評価する方法を紹介する。最後にこれらの評価法に基づいたフレッティング疲労対策の考え方についても述べる。

○革新的な水中音響技術を用いた河川モニタリングシステム
/広島大学/川西澄
河川・水資源計画や水循環を考える上で、河川流量計測技術の高度化は喫緊の課題である。そこで、音響トモグラフィー法を河川に適用した、河川音響トモグラフィーシステム(FATS)を開発した。FATSは、両岸に設置した1対の無指向性トランスデューサ間の音波伝播時間を正確に計測することにより、断面平均流速・流量などを求めることができる。

○直流電位差法による局部減肉評価手法の開発
/八戸工業高等専門学校/武尾文雄
直流電位差法は、高温配管などの内面に生じる減肉の長期モニタリングに適する。本稿では、管内面に周状に発生する局部減肉部を裏面側の溝状欠陥として単純化し、管外面で計測した電位差分布から欠陥の最大深さと開口幅を簡便に評価する手法の開発状況を紹介した。

○保温材下配管外面腐食の管理と新検査法
/(一財)エンジニアリング協会/原修一
石油精製・石油化学プラントの設備管理に携わる技術者にとって保温材下外面腐食(CUI:Corrosion Under Insulation)は、もっとも対策の困難な、深刻な課題のひとつである。本稿では2012年2月に作成された「保温材下外面腐食(CUI)に関する維持管理ガイドライン」を中心に、特に事故リスクが高い保温配管に関するCUI管理の必要性と新検査法の基本的な考え方について述べる。

○金属の歪みを色変化として可視化する技術
/(独)物質・材料研究機構/不動寺浩/澤田勉
/広島大学/田中義和・有尾一郎/(独)土木研究所/百武壮・西崎到
金属の変形による歪(ひず)みを色変化として可視化できて、さらに変形量を簡便に測定できる新技術を開発した。この新技術を用いることで、鉄橋など構造物の塑性変形を非破壊で計測することが期待できる。

○高精度高速全視野変位計測法の開発
/(独)産業技術総合研究所/李志遠・津田浩
2011年3月に発生した東日本大震災により、多くのインフラ構造物は損傷を受けており、今後非破壊・全視野で検査可能な変位測定技術はますます重要になっている。本稿では高精度変位分布計測を実現するために、サンプリングモアレ法における最適な解析ピッチの自動決定法について解説する。

○薄肉CRFPタンク水圧耐圧試験時アコースティックエミッション
試験の最近の知見/(株)IHI検査計測/中島富男・川拓・中村英之
/(株)IHIエアロスペース/佐藤明良
CFRP製タンク水圧耐圧試験においてAEが水中を伝播する仮説を立て、薄肉CFRPタンクの水圧耐圧試験中に疑似AEを送受信する試験を行った。その結果、CFRPタンク内の水有無により疑似AE伝播経路が異なり、水が充満された状態では、水中が主要な疑似AEの伝播経路となることを確認した。また、適正なAEセンサ配置により、水中を伝播するAEのみを使用する三次元位置標定は精度が良いとの知見を得た。本稿は、その解説である。

■技術トピックス
〔建築・土木〕
○蛍光タンパク質でアスベストを簡単に検出/広島大学/黒田章夫
アスベストに特異的に結合するタンパク質を蛍光で修飾することで、蛍光顕微鏡によるアスベストの高感度検出法を開発した。この方法は従来の方法に比べて簡便であるので、解体現場などで求められている大気中アスベストの迅速検出に利用できる。

〔プラント〕
○検査機器へのワイヤレスセンサモジュール適用の可能性
/アーズ(株)/佐藤光
携帯電話や無線LANの需要拡大と無線半導体の進歩により価格面や利便性を求めて、急激に無線による機器の検査/計測/制御機器への採用が注目を浴びてきた。応用を間違わなければ、有線では難しい場所や有線コストの問題も検査機器の無線化により数段と便利になっていくはずである。離れた場所でも検査/計測/制御ができるため、安心安全の観点からも検査機器の無線化が望まれている。本稿では検査機器の無線化に関してのノウハウを述べる。

■特集:最新の漏れ検知・検査技術
〔設備管理編1〕
○貯蔵された液体の漏れ検査/(株)アイペック/中野幸長
地下埋設の鋼製タンクやコンクリート水槽は漏れが生じると環境に大きな影響を与える。今回紹介する技術は、危険物地下タンクに開いたφ0.3mm以下の漏れを短時間で検出する概要を解説する。更にその技術を応用して、地下に貯蔵する防火水槽などの漏れを短時間に調査する方法を紹介する。

○ガス漏れポータブル検知器 CD-100
/日本エマソン(株)/三縄聡久・渡辺慎司
本稿では、工場設備管理の現場や建設現場などにおいて必要な安全確認のうち、ガス漏れ検知に使用されている「簡易型ガス漏れ検知器」の開発の背景、製品の能力、使用事例について紹介する。

○防爆型吸引式ポータブルガス検知器/理研計器(株)/岩村大介
本稿では、防爆型吸引式ポータブルガス検知器について、その必要性及びセンサ原理、機器の機能について解説し、吸引式ポータブル検知器ならではの使用方法についても紹介する。

○圧縮エア漏洩検知での節電・省エネ効果について
/(株)リークラボ・ジャパン/蔵本准平
製造工場におけるエアの使用電気量は工場全体の約20%を占める場合がある。圧縮エアの漏れを検知するだけで、多くの消費電力を低減することができる。省エネ、地球温暖化を考える上でもエア漏れ対策することは重要課題のひとつである。

〔品質管理編1〕
○最新のエアリークテスト技術の紹介/(株)コスモ計器/古瀬昭男
エアリークテスタは部品、製品の気密検査に使用される計測器である。あらゆる使用環境において、漏れ計測の信頼性、堅牢性、メンテナンス性が要求される。そのための最新のエアリークテスト技術について紹介する。

○広範な用途に対応できる漏れ試験技術/島津エミット(株)/井川秋夫
例えば、1,000Lの真空チャンバーがあり、ヘリウム漏れ試験の一つである真空吹き付け法を実施するケースを想定して、このとき、トレーサーガスとなるヘリウムの吹き付け時間はどのようにして決定すればよいのか?応答時間とは何か?JISに記載されている応答時間の実測方法の実際は?を平易に解説する。

■製品ガイド
○磁粉・磁気・浸透探傷

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