日工の技術雑誌

環境浄化技術 2013年7・8月号 PDF版
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W1307-08

環境浄化技術 2013年7・8月号 PDF版

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■特集1:上・下水道運転・維持管理を支える計測制御
○アンモニア+DO制御システムの開発/東京都下水道局
/長塚洋行・近松康樹・中山明夫・降矢るみ子・三田村浩昭
アンモニア+DO制御は、反応槽途中のアンモニア性窒素濃度を基本指標とし、それに基づいて最終回路の溶存酸素濃度を制御することで、反応槽への送風量削減を目指した制御方法である。本稿では、その概要、実験結果等について紹介する。

○施設再構築に伴う監視制御システムの更新
/川崎市上下水道局/有馬隼人
川崎市上下水道局では、平成18年に策定した再構築計画に基づき、老朽化した施設の更新に併せて、浄水場の統廃合等を進めているところである。これらに併せて、3ヶ所の監視制御システム更新を平成22年10月に着手し、平成25年4月から実運用を開始した。本稿では、本システムの更新をプロポーザル方式により実施するまでの経過と新システムの特徴を紹介する。

○下水道施設における最近の計装制御システムの適用事例
/横浜市環境創造局/芦澤謙司
横浜市では、大規模で多数の下水道施設を効率的に運転管理するために、計装制御システムを積極的に導入してきた。本稿では横浜市における計装制御システムの導入と自動化のための条件について示した後、最近の適用事例について紹介する。

○流入水質のオンライン測定と酸素必要量(OR)計算に基づいた
実下水処理場の曝気制御/(株)ウォーターエージェンシー/湛記先・小泉栄一・
黛将志/日本下水道事業団/橋本敏一/(元)日本下水道事業団/川口幸男
酸素必要量(OR)制御は、水質と水量のオンライン測定に基づき、有機物と窒素を除去するための酸素必要量を算出して曝気風量を制御する方法であり、良好な処理水質の確保と省エネルギーの実現を目指して開発した曝気風量制御方法である。本稿では、嫌気・好気活性汚泥法を対象に、シミュレーションによる検証と実処理場における一年間に渡る実験により実証されたOR制御の効果について報告する。

○紫外線消毒装置の照射量監視制御技術/(株)東芝
/阿部法光・小林伸次・出健志・城田昭彦・竹内賢治
紫外線照射装置では、ランプを常時点灯する必要があるため、消費電力の削減は大きな課題である。その対策としては、被処理水の質・量に応じてランプの消費電力を制御する調光制御が有効である。本稿では、調光制御機能を搭載した省電力型紫外線照射装置を紹介
する。

○水道システムの水とエネルギーの最適化
/(株)明電舎/大島信夫・鮫島正一
水道施設のコストとエネルギーを最小化する目的で、リアルタイム性を特長とする「カオス水需要予測システム」と混合整数計画法を組み合わせた水運用システムを構築した。実運用条件下で最適化した事例を紹介する。

■特集2:動き出したリン回収技術の最新動向
○リン資源の持続的利用 /大阪大学/大竹久夫
リンは生命の活動に欠くことのできない「いのちの元素」である。そして、リンがなければ食料はもとより再生可能資源と言われるバイオマスも、バイオ燃料も生産できない。しかし世界のリン鉱石の経済埋蔵量の約90%はモロッコ、中国などの5ヶ国に集中しており、リン資源のないわが国としては、その確保が難しくなる一方である。本特集では下水汚泥や製鋼スラグ、食品等廃棄物からのリン回収技術の最新動向について自治体や民間企業の方々に解説して頂く。

○下水汚泥からのリン回収/神戸市建設局
/阪口浩一・坂部敬祐・東真昭彦・内海秀人
本市では下水の処理水や消化ガスの活用を行っているが、新たに下水汚泥に含まれるリンの除去・回収
の取り組みを進めている。下水道にはリン鉱石として輸入されるリンの約4〜5割に相当するリンが流入しているとの推計があるが、有効利用されている割合は約1割に過ぎないとされている。そこで本市では消化汚泥から直接リンをリン酸マグネシウムアンモニウム(MAP)として回収し、肥料として有効かつ循環利用する実証事業に着手した。

○福岡市のMAP法によるリン回収の現状/福岡市/古栃裕規
福岡市では、閉鎖性水域である博多湾の富栄養化防止対策の一つとして、リン回収を行い肥料として有効利用できるMAP法を導入している。今回はMAP法導入の背景や有効利用の状況及び維持管理を行っていくうえでの課題とその改善策についての検証状況等について紹介する。

○高速リン吸着剤について/旭化成ケミカルズ(株)/清水正
当社では、排水に含まれるリンを高速で除去できる吸着剤と、この吸着剤を用いたリン除去・回収システムを開発した。2006年度から日本下水道事業団と下水二次処理水や汚泥処理変流水を対象に共同研究を実施し、さらに2012年3月からは実証プラントが霞ヶ浦浄化センターにおいて連続運転している。

○下水回収リンの肥料への利用/小野田化学工業(株)/美濃和信孝
本稿では、当社が開発した新規のケイ酸カルシウム系リン吸着材「リントルR」によるリン回収実証試験と肥料化、ならびに下水汚泥焼却灰の肥料化技術の開発について紹介する。

○下水汚泥からのリン回収/水ing(株)
/萩野隆生・島村和彰・古賀大輔・築井良治
国土交通省発行の「下水道におけるリン資源化の手引き」の中で「MAP法」として紹介されているリン回収プロセスが2012年度B-DASHプロジェクトで採択され、2013年2月から神戸市東灘処理場にて239m3/dの消化液処理場で実稼働している。この方法にさらに改良を加え、リン回収で得られる副次的効果をコスト評価に加味することで、リン回収プロセス導入前後での実質的費用発生が生じない自立採算性リン回収プロセス構築のためのパイロットテストを行ったので報告する。

○下水汚泥焼却灰の肥料用リン酸原料への利用/日本燐酸(株)/用山徳美
本稿では、肥料用途のリン酸製造の原料としての焼却灰の品質評価、そして焼却灰使用の事業の概要を紹介するとともに、今後焼却灰の利用を拡大していくための技術課題を提言する。

■解説
○メカセラ法の原理と今後の展開/宮城大学/原田茂樹
/(株)セイスイ/庄司政巳・伊東憲
メカセラ水(活性酸素を含む水)を用いて、水浄化、その際の汚泥削減、スケール分解、排ガス浄化など様々な環境浄化が可能である(技術を総称してメカセラ法と呼ぶ)。本稿では、メカセラ水発生装置、中心となる水浄化工程に加え、現在展開中のセシウム除去工程について述べる。

■製品技術
○COD処理剤「CODカッター」/日鉄住金環境(株)/山本一郎・芳賀正明
バイオ活性剤「CODカッター」は、活性汚泥状を
改質
・改善して高度なCOD分解性を付与することを目的に開発された製剤である。曝気槽に少量を継続的に投入することで活性汚泥のCOD処理機能を安定させて処理水質を向上させ、処理能力を増強できる。本稿では最新の遺伝子解析技術から生み出されたバイオ活性剤「CODカッター」の概要ならびに使用方法、使用例を紹介する。

○余剰汚泥減量システム「オーディライト」/四国化成工業(株)/吉田歩
余剰汚泥減量システム「オーディライト」はこれまでに実用化されている「汚泥基質化法」による減量化法と同様に余剰汚泥を生分解性の基質に可溶化し、再び活性汚泥処理の基質として、生物学的に分解、消化することにより減量を図るものであるが、高額な設備投資を必要とせず、小さな初期投資で確実な汚泥減量を実現することを最大の特長としている。

■シリーズ
○フィールド・レポート
宇宙のサンプルを分析する/T.Tech.Office/田村真紀夫
○プラント建設契約におけるリスク分担 第1回
工事目的物の損害リスク/水ing(株)/大堀徳人

■連載
○海外でのプラント建設経験45
メルボルンのホットヨガ/若村保二郎
○環境雑感2
環境調査への敷居は低く/NPO法人市民環境研究所/石田紀郎
○台北市初の大型下水処理場建設の報告12(最終回)
日本人の優れた特性/(株)アステック/西野昭男
○静脈物流:ごみ収集・運搬よもやま話4
アイディア満載のごみ収集車の工夫()
/循環物流システム研究所/井上護

■コラム
○30年前からエコな島/HST

■製品ガイド
○水処理散気装置

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