光アライアンス 2013年7月号 PDF版

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光アライアンス 2013年7月号 PDF版

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■特集:光技術と画像処理技術の融合-なにができるのか-
○Computational Photographyと未来のデジタルカメラ
/京都産業大学/蚊野 浩
一般には、デジタルカメラは成熟商品であり、技術開発の余地はそれほど多くないと考えられている。一方、デジタルカメラにとって変わる写真技術も見当たらない。デジタルカメラ技術は、これから比較的長い時間をかけて、熟成していくと思われる。本稿ではこのような背景に、デジタルカメラの未来とComputational
Photography(CP)の関係を論じる。

○セキュリティ機能をもつフォトニック情報記録メディア
/神戸大学大学院/的場 修
人工散乱体中に吸収体を情報として埋め込んだセキュアな情報記録メディアを紹介する。この情報記録メディアの開発に向けて、散乱光強度分布から吸収体を再構成する再構成手法の開発と散乱係数分布を自在に制御する人工散乱体作製技術の開発を紹介する。

○波面コード化による超深度イメージング
/早稲田大学/小松 進一
レンズを絞らずに被写界深度を大幅に拡大できる波面コード化法は、解像力や明るさを損なわずに超深度イメージングを実現する。オートフォーカス機構が不要になり収差や組立精度の影響も少なくなるため小型・低コスト化も可能になる。原理と改善法を解説する。

○インテグラルイメージングによる撮影画像からのホログラム生成
/東京工業大学/涌波光喜
本稿では、光学的に取得した光線情報を画像処理技術によって被写体近傍で適切に補間・リサンプリング処理し、以前より筆者らが提案している光線情報と波面の変換技術を利用したホログラム生成法に適用することで、空間分解能と被写界深度の両立が可能なホログラム生成技術の原理とその適用例を紹介する。

○プロジェクタ・カメラシステムを用いた環境適応型ディスプレイ
/東北大学/伊藤康一・青木孝文
プロジェクタ・カメラシステムは、カメラとプロジェクタを基本としたシステムであり、用途に応じてカメラやプロジェクタの台数を増やして構成することも可能である。現在までに、プロジェクタ・カメラシステムを用いた投影画像の補正手法として、投影面が単一平面の場合の幾何補正手法、投影面が任意形状の場合の幾何補正手法、投影面のテクスチャにより色調が変化する場合の光学的補正手法が報告されている。これらの中で、本稿では、投影画像の幾何補正に着目する。

○コンピュテーショナル カメラとその応用
/(株)東芝セミコンダクター&ストレージ社/小笠原隆行
近年、二次元の画像情報に奥行きなどの付加情報を加えた光学ハードウェア技術と高度な画像処理技術を組合せたコンピュテーショナルカメラの開発が進められており、3D(三次元)カメラや、リフォーカスカメラ、ジェスチャー認識など様々なアプリケーションが実現できる。当社は、この技術の応用製品として、複数のカメラモジュールと当社独自の信号処理技術を組み合わせて、撮影後にユーザーが任意の被写体にピントを合わせることができるリフォーカスカメラの技術開発を行っている。このリフォーカスカメラは、画像認識アルゴリズムを組み合わせて3Dの画像検出や顔認識など、監視カメラやセキュリティ機器の分野への応用が期待されている。

■解説
○酸化チタンを添加した高度撥水材料の開発
/(財)神奈川科学技術アカデミー/酒井宗寿
/東京工業大学/加藤智也・中島 章
高度撥水表面は生物模倣技術の代表例(蓮の葉表面)であるが、年単位での屋外耐久性の実現例は乏しかった。我々は、植物が有する“新陳代謝”と“自己修復機能”を材料設計に取り入れ、TiO2光触媒と共連続孔を有する多孔体を用いることから高耐久性を実現した。

○光MEMS技術の医療応用/九州大学/澤田廉士
BioMEMSは、これまで使用されていた部品や装置のコストの低減や小型化や、MEMS技術を使用することにより新しい応用が可能になり、小型化の要求が出て来たことは利点がある。今後多くの分野でますます展開していくことが予測されるがここでは、医療応用として、マイクロ走査型顕微鏡、マイクロOCT、ファイバ血圧計、血流量センサ、レーザ変位センサ応用せん断力センサについて記述する。

○光誘起力と揺らぎによるナノ粒子の分離抽出
/大阪府立大学/田村 守・飯田琢也
本稿では、「光誘起力」と「熱揺らぎ」を利用したナノ物質の輸送原理や特性選別技術の可能性を解明した我々の最近の理論研究を中心に紹介し、生体機能を模倣した新しいタイプの光マニピュレーションの展望について述べる。

○形状制御型ブルッカイト酸化チタン粒子の開発
/九州工業大学/横野照尚
本稿では、近年その単相合成を容易に行えるようになったこと
から俄に研究が進展しつつあるブルッカイト型酸化チタンにおいて、形状制御したナノ粒子のアスペクト比露出結晶面を制御することによって紫外光活性の改善を行い、さらにFe3+を結晶面選択的に修飾することによって高い性能を有する可視光応答型酸化チタンの開発を行った成果について解説する。

○レンズ機能拡散板の照明シミュレーション
/光機能製品開発支援機構/関英夫
LED光源の照明ムラ、色ムラ、黄変を解決するホログラム技術を応用したレンズ機能拡散板の照明シミュレーション例として「レンズ使用時の最適化事例」「リフレクター使用時の最適化事例」「RGB各色の混色事例」「4個LEDによるグレアの低減事例」を述べる。

■製品紹介
○スーパーコンティニューム発生を用いた高出力・超広帯域光源
/スペクトロニクス(株)/多久島裕一
Grinding Technology Japan 2025 SiC,GaN加工技術展 2025
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