日工の技術雑誌

検査技術 2013年7月号 PDF版
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P1307

検査技術 2013年7月号 PDF版

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■解説
○MIセンサを用いた残留漏えい磁束探傷法による
き裂評価の基礎的検討/横浜国立大学/笠井尚哉
高感度なMIセンサを用いて残留漏洩磁界測定システムを構築し、きずの定量的評価を試みた事例について報告する。残留漏洩磁界の測定では、ノイズが多数存在したが、これらを除去することできずに起因する残留漏えい磁束密度の測定が可能であること及び本手法によりきずの定量的評価が可能であることを示した。

○超音波による非破壊・非接触温度プロファイリング
/長岡技術科学大学/井原郁夫・松谷巌/仙台高等専門学校/高橋学
/綜合警備保障/友松拓也
既存の温度計測法(熱電対や赤外線など)の問題点を補うべく新しい計測手法の創出が望まれている。本稿では、超音波による物体内部および表面の温度プロファイリングについて、その実用性を検証すべく、著者らによる最近の実験結果を紹介する。

○4探針法による円管の肉厚測定/富山大学/山下正人
4探針法によればプラントを運転しながら肉厚を計測することができる。肉厚の測定値と実測値との差は0.6mm以内であるが、肉厚が電流探針の間隔に較べて薄いほど高精度になる。オリフィス下流域における肉厚測定への適用性について考察する。

○東日本大震災での火力発電設備の被害と復旧
/(一社)火力原子力発電技術協会/堀江嘉彦
東北地方太平洋沖地震により、東北地方および北関東の太平洋側にある火力発電所も、甚大な被害を受け、電力供給力の約30%にあたる3,000万kWを喪失した。大きな被害は津波によるものであったが、地震動などによる発電設備の被害も発生した。火力発電所の被害状況と復旧の調査結果および今後の対策について報告する。

○応力改善工法のSCC予防効果の長期持続性
/(一財)発電設備技術検査協会/西川聡
原子力発電所の安全性向上に向けた取組みの一つに重要機器の応力腐食割れ予防策があり、ピーニング法を用いて圧縮残留応力を付与している。本稿では、実機運転環境下に長期間曝されたときの圧縮残留応力の持続性について、最近の知見と今後の課題を解説する。

■技術トピックス:材料
○実用化に向けて進歩する高温超電導技術/(株)東芝/戸坂泰造
機器応用を目指した高温超電導磁石開発における課題と現況を解説。第一世代のBi系線材では、高温超電導コイルが優れた性能を発揮できることを証明したが、線材コストが課題として残る。第二世代と呼ばれるY系線材では、機械強度に関する課題解決に目処が立ち、これから本格的なアプリケーション開発が始まる。

■検査機器
○配管厚さ測定装置/富士電機(株)/東泰彦
当社は配管の保温材の外から測定ができ、かつプラント稼働中においても測定が可能という特徴を持つ。さらに当社が持つ配管測定技術を生かした3ビーム演算方式を採用することにより、配管の片側厚さが測定できる配管厚さ測定装置を開発し、さらに改良を加えて実用化を図った。

■技術エッセイ
○非破壊試験の誕生と発展(後編)/サイテック アソシエーツ/柳千秋
我が国では放射線以外の方法には戦中の歴史がなく、戦後の経済復興の中で各探傷法が急速に普及発展したが、それらにつきおよその軌跡を追ってみる。またNDTを専門に扱う検査会社や協会がどのように育まれ展開したのかにつき、アメリカと日本の経緯から探る。

■特集:放射線をはかる
○放射線計測技術と測定器の概要
/(独)産業技術総合研究所/柚木彰
放射線の測定が広く行われるようになった。放射性壊変の頻度や放射性物質の量を表すのが放射能、放射線から吸収したエネルギーを様々な観点で評価したのが線量である。放射線の測定に際し、適切な測定器と測定法が選択できるよう、それらを概説する。

○放射線測定のトレーサビリティ
/(独)産業技術総合研究所/黒澤忠弘
放射線測定において重要な要因の一つに測定のトレーサビリティがある。そこで線量、放射能のトレーサビリティ、また校正の概要について解説したい。

○γ線用放射線測定器の校正と不確かさ
/(財)日本品質保証機構/高島誠
福島第一原子力発電所の事故の影響から、放射線計測に対する関心は依然として高い。信頼性の高い放射線量の測定には、校正を行った放射線測定器が不可欠である。そこで、本稿ではγ線用放射線測定器の種類と校正方法、その不確かさについて紹介する。

○超小型放射線線量計の開発とその応用
/(独)産業技術総合研究所/鈴木良一
東日本大震災による福島第一原子力発電所で飛散した放射性物質からの放射線被ばくを低減するために、一般の住民が携帯して必要に応じて記録を見ることができ、装着負担が少なく1年以上電池交換せずに使用できる超小型放射線線量計を開発した。

○CdTe小型放射線線量計の開発と特徴/静岡大学/青木徹
福島事故を受けて誰でも簡単に正確な放射線線量を計測することのできるCdTeを用いた小型の放射線線量計を開発した。室温動作でガンマ線のエネルギースペクトル
を計測可能であることが最大の特徴である。

○ガンマカメラ/(株)日立製作所/田所孝広
除染作業における被曝低減、及び、作業により発生する汚染物低減を目的に、ガンマ線強度分布を可視化可能なガンマカメラを開発した。1μSv/h以下から数10mSv/hまでの広い線量率環境下での可視化が可能であり、原子力発電所内外での適用を進めている。

○スマートフォンに接続できる小型スペクトルサーベイメータ
/(株)リガク/丘維礼・尾形潔
小型放射線検出器の高機能化・携帯化のために、検出した微小な電気信号をAD変換を経て内蔵マイコンで信号処理するシステムを開発した。屋外使用に必要な温度補償機能、γ線源の各種同定機能やスマートフォンとの接続による遠隔制御・クラウドへの測定データ伝送を実現した。

■製品ガイド
○超音波探傷器・システム

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