日工の技術雑誌

プラスチックス 2013年3月号 PDF版
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S1303

プラスチックス 2013年3月号 PDF版

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■特集:進化するプラスチックフィルム・シートと製造技術
○プラスチックフィルム製造の最新動向
/プラスチック工学研究所/辰巳昌典
本稿では、プラスチックフィルム製造のトレンドについて述べる。本業界においては、設備および配合、成形条件の最適化をいかにスピードアップするかが、勝ち残りのカギとなっている。

○ナノ構造転写技術による機能性フィルム
/東京理科大学/谷口 淳
グラッシーカーボンに酸素イオンビームを照射することによって、ナノオーダーの反射防止構造が作製できる。この構造を金型としてナノインプリント技術により、樹脂への転写と金属への転写を行った。両方とも反射防止機能を有することがわかった。

○紫外線硬化樹脂による相分離制御を利用した
耐熱性フレキシブル低誘電率膜の開発/京都大学/瀧 健太郎
携帯電話やスマートフォンなどの高速大容量通信が可能な携帯情報端末は、インターネットの普及に伴い音声だけでなく、高画質画像、高画質動画、大容量データファイルなど様々なデータを送受信できるように進化している。本稿では、これらの端末への応用を目指したフレキシブルな多孔型低誘電率膜の作成プロセスと多孔ポリイミド膜の比誘電率と誘電正接の空隙率依存性について説明する。

○粘土コーティングによるフィルムの高機能化
/(独)産業技術総合研究所/蛯名武雄
筆者らは、これまでスメクタイトと呼ばれる粘土を用いた耐熱性ガスバリアフィルムを開発してきた。最近、フィルム形態だけでなく、原料の粘土や、塗工用ペーストなどを開発し、幅広い用途に応じられるよう取り組んでいる。ここではその概要と、特にフィルムを対象としたコーティング事例を紹介する。

○バイオマスプラスチックフィルムの包装材への展開
/凸版印刷(株)/中川善博
サステナブルで再生可能な資源であるバイオマスを原料とするバイオマスプラスチックを使用した軟包装材開発の経緯、およびバイオマスポリエチレンを使用した詰替え用スタンディングパウチと軽包装用軟包装材の開発内容について紹介する。

○アイオノマーのフィルム用途への展開
/三井・デュポン・ポリケミカル(株)/柴山知大
ポリエチレン(PE)主鎖とメタアクリル酸の共重合体中のカルボン酸部位に、Na+やZn2+のような金属イオンを配位・架橋させた構造体であるエチレン系アイオノマーは強靭性や高透明性等の特長を持つ。本稿では、当社のアイオノマー樹脂、ハイミランの構造、フィルムにおける特長、用途等を中心に紹介する。

○二軸押出機を使用したシート・フィルムの直接成形
/東芝機械(株)/水沼巧治
二軸混練押出機をシート・フィルム成形に使用することにより、単軸押出機では実現できなかった成形が可能となる。二軸押出機のラインナップに超深溝型が追加されたことにより、そのメリットを生かした分野での応用も進んでいる。

○高精度カレンダーラインによる
プラスチックフィルム・シート成形/(株)IHI機械システム/前田宏和
高機能化フィルム業界においてカレンダー成形法が再び注目を浴びている。厚さ精度の向上を果たし、樹脂の滞留が生じないために高速生産や長時間連続運転可能であるためである。本稿ではカレンダー成形の特長を紹介している。

○高い要求品質に対応するフィルム製造設備
/東レエンジニアリング(株)/尾崎正行
当社のフィルム製造設備は、長年培った技術をベースに高品質な要求にも対応し高い評価を得ている。プラスチックフィルムを製膜する上でその品質面、生産性より多くの場合延伸工程を持っている。延伸工程に関わる技術はフィルムの品質を決定する重要な要素技術であり、用途により高い要求品質にも対応した設備を提案している。

○炭酸ガスレーザ超音速マルチ延伸法による
ナノファイバーシートの作製/山梨大学/鈴木章泰
炭酸ガスレーザ超音速マルチ延伸法は、超音速流中で炭酸ガスレーザを繊維に照射してナノファイバを作製し、得られたナノファイバをシート化する新しい方法である。本方法は、溶剤などを用いず、熱可塑性高分子に適用でき、安全性の高いナノファイバシートを作製できる。

○フィルムの常温接合/ランテクニカルサービス(株)/松本好家
フィルムの接合には素材が熱に弱いことから接着材による接合法の他に有力な方法がない。当社では、「Si膜を中間層としたFeナノ密着層による表面活性化接合のフィルムへの活用に取組み、フィルム同士の常温接合に成功した。

○フィルム製造用カーボンロールの特徴と適用事例
/三菱樹脂(株)/葭谷明彦/サンレイ工機/津覇浩一
アルミよりも軽く鉄よりも撓まないカーボンロールは、各種フィルム製品の薄肉化、高品質・高性能・高機能化、および生産性向上のためなくてはならないロールとして広く活躍している。カーボンロールの高性能発現の理由を解説し、適用事例とカーボンロール採用の効果を紹介する。

■一般原稿
〈展示会レポート〉エコプロダクツ2012
/安田ポリマーリサーチ研究所/安田武夫

■連載
○〈コラム〉私だってアイラブ・プラスチック第2回/当銀美奈子
○プラスチック成形における不安定流動の制御第第8回
/藤山ポリマーリサーチ/藤山光美
○高分子材料の測定・分析技術と評価 第29回
/一般財団法人化学物質評価機構/近藤武志/大武義人
○POM、PBT、PC、PA66の耐久性データを読む 第6回
/(元)アモコ・パフォーマンス・プロダクツ/安永茂樹

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